257.人を騙す前に自分を騙せ
うまくいくまでうまくいってるフリをする
あなたは困難な状態になるとどんなポーズをとるだろうか?多くの人は弱気になり縮こまったポーズを取るのではないだろうか。しかし、面白いように自分の姿は心に大きな影響を及ぼす。つまり、力に溢れたポーズをするだけで心はできると勘違いしてしまう。
力強いポーズをするだけで強気になれる。逆に力の弱いポーズをすると弱気になる。つまり、体は心に影響するのだ。目の前のことに対して、できるかできないかを自分で判断するのではなく、とりあえず自分なら出来ると思いこむことが大事なのだ。無理にでもできるというオーラを出していたら人は一貫性を大事にするので、嫌でもできるようになるまで取り組み続ける。
人は話す内容ではなく、その人が話す態度に大きな影響が及ぼされる。どれだけ自信をもって、力強くいられるか。自信は態度や声色に現れる。話している内容が同じでも態度によって評価が変わるのなら、まずは、自信を持つことが一番大切なのではないだろうか。
できるまでフリをしてみる。フリをしていればいつかできる。それまでやり続ければいいだけだ。小さな変化が大きな変化へと繋がる。
「自分がどんな人間か言ってやろう。見せてやろう。」くらいのスタンスで面接に取り組んでみてもらいたい。そして、力のポーズをするだけでどれくらい変わるか試してほしい。
力が溢れている人は決断力があり、自信があり、ポジティブである傾向がある。彼らは運任せな場においてさえ、自分が勝てると信じている。自分に力を感じているかは、行動やメンタルだけではなく、ホルモンのバランスでも見ることが出来る。
2つのホルモンとは、
”テストステロン”と”コルチゾール”である。
・テストステロン
⇒代表的な男性ホルモン。社会性に影響をするので、“社会ホルモン”とも呼ばれている。数値が高いと縄張り意識が強く、自分を主張する人が多い。決断力にも影響する。男性的、リーダーシップのある人に高い傾向がある。
・コルチゾール:
⇒ストレスホルモン。糖やたんぱく質、骨の代謝など生命維持には必須。体をストレスから守る作用もあるが、高すぎると不眠や体のバランスを崩したりすることも。
力強いポーズを2分間行うだけで、テストステロンが上昇し、コルチゾールは減少する。たったの2分間のポーズだけで自分を騙すことができる。自分なら出来ると根拠のない自信を作るために、力強いポーズを毎日鏡の前でやってみてほしい。それだけで人生が好転するならば、やらない理由はないだろう。
日本人は他の国の人に比べて自信を持つことが苦手だ。だからこそ、力強いポーズを取り入れて、自信を持つだけで周りと差別化することができるだろう。自信が持てない人はこの記事を読み終わったらすぐに鏡の前に行き、力強いポーズを取ってほしい。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
【今日の格言】
本当の強さとはどんなことがあっても前を向けること
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