Noriko Shioi

企画制作会社、編集プロダクションを経てフリーのライターに。 8歳の娘と11歳の息子がい…

Noriko Shioi

企画制作会社、編集プロダクションを経てフリーのライターに。 8歳の娘と11歳の息子がいます。 心理学を勉強中。

マガジン

  • 子育て

    子育てしながら思うこと

  • 日々思うこと

  • 聞くこと

  • 書くこと

  • 暮らしの中で見つけた、小さな書く種

    • 18本

    仕事だけでなく、日々料理をしたり、掃除をしたり、子供と向き合ったり……。そんな中での「小さな発見」に、水をやって芽を出してみませんか?種のまま地中に眠らせておくのではなく、それを拾い上げ、書いてみることで、今までと同じ毎日なのに、何かが変わってくるかもしれません。そして、みなさんとのコメントのやりとりで、種に花が咲き、実ってどこか他の町に飛んでいくといいですね。

最近の記事

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40代フリーランス、これからの走り方

今年で39歳になります。 ライターとして働き始めて、ブランクを挟みながらも計10年くらい。フリーランスになってから約3年。 40を目前にして、最近これからの働き方について考えるようになりました。 20代、30代前半の働き方 憧れていた書く仕事になんとか携わることができて、とにかく必死に働いていたのが、20代だったと思います。 失敗したり、怒られたり、徹夜したり。 仕事がほとんど日々の中心で、がむしゃらに頑張っていた。 遅くまで働くことも当たり前だと思っていたし、「仕事

    • 小学生になると子育ては落ち着くのか?

      子どもが小さいうちは無理をせず、小学校に入って子育てが落ち着いたら、バリバリ働く。 こんな言葉が、よく見られる。 私も子どもが小学校に入るまでは、上記のように思っていた。 赤ちゃん時代(0~3歳くらい)は、確かに物理的に大変だった。 夜泣きはあったし、離れると泣くし、「ちょっと待っててね」は通じない。 ご飯は食べさせなきゃいけない。お風呂も一人で入れない。 幼稚園時代は、預けられる日中は動けるものの、 預かってもらえる時間が短かったり、 送り迎えが必要だったり、 よく発

      • 働かないのは甘えなのか

        フリーランスに限界を感じ、ライター業以外の仕事に興味を持って、今は心理学の勉強をしています。 仕事はほとんどしていないと言っていい状態です。 締め切りに追われない穏やかな日々の中で、完全に心安らかに過ごせないのは、どこかに「自分は怠けているのではないか?」「働かなくていいのだろうか?」という気持ちがあるからです。 今は資格取得のために、とりあえず勉強を頑張る!と言い聞かせつつ、 求人サイトをたまに覗いています。 正社員の募集があると、つい目が止まります。 正社員になって

        • 登りたくない山は、登らなくていい

          フリーランスになって、恐らく5年近くキャリアを積んできて、ここ最近少し行き詰まっていました。 ライター業以外のことをやってみよう。 そう決めてからは、驚くほど気持ちが軽くなりました。 思えば私は「フリーライターはこうあるべき」の枠に、プレッシャーを感じていたのかもしれません。 常に新しい仕事に挑戦し、基本は即レス。 自分をブランディングして、他者との差別化を図る。 フリーライターになりたい人が増え、そのためのアドバイスを目にする機会が多くなり、知らず知らずのうちに追い詰

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          18本
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        • お仕事報告
          7本
          ¥10,000

        記事

          臨床心理士の資格を取るかどうか。その前にひとまず、心理学の入門編を学んでみることにした。心理学がどういうものか、もっとちゃんと把握してから、次のステップに進むべきかを考えたい。 焦らないよう、一歩ずつ一歩ずつ。 長い目で人生を歩もう。

          臨床心理士の資格を取るかどうか。その前にひとまず、心理学の入門編を学んでみることにした。心理学がどういうものか、もっとちゃんと把握してから、次のステップに進むべきかを考えたい。 焦らないよう、一歩ずつ一歩ずつ。 長い目で人生を歩もう。

          心理学を学びたい

          ライター業以外のことをやってみたい。 その理由は、こちらの記事に書きました。 具体的に、何をやるか。 心理学を学び、資格を取りたいと思っています。 なぜ心理学を学びたいのか。 自分の気持ちを整理するためにも、書いてみます。 (まだ専門的なことは学べていないので、認識が間違っている部分もあるかもしれません。) 身近な人が心の病に。 心の病気とは何なのか。 聞いたことはあっても、今までは自分に引き寄せて考えることはありませんでした。 数年前、身近にいた人が心の病にかかり

          心理学を学びたい

          方向を変えるために、少し立ち止まりたい

          こちらの記事に書いたように、ずっと続けてきたライター業以外のことを、探そうとしています。 昨年の10月頃から、立て続けに取材と執筆を行ってきて、 充実しながらも追い立てられるような日々を過ごしていました。 ひと息つく暇がないというか。 他にできることがないだろうか、というモヤモヤを抱えながら、 忙しさにかまけて、しっかりと向き合わずに来ました。 一連の取材がひと段落したので、ここで次の予定を入れず、少し立ち止まりたい、と思っています。 立ち止まるだけでは何も生まれないの

          方向を変えるために、少し立ち止まりたい

          【ワーママ】もし私が、正社員だったら

          いいな、私もこんな風に働きたいと思った。 でも自分にとって必要な仕事量って、一体どのくらいなのだろう。 時間でいうと、一日5時間くらい。 子どもが帰ってくる時間には仕事を終えていたい。 できれば週4日。平日残り1日は、自分のための時間が欲しい。 金額でいうと、自分のために罪悪感なく使えるくらい。 洋服、化粧品、外食とか。 別に高級なものは望まない。 ただ少し、自由になるお金が欲しいだけ。 自分で稼いで、堂々と使えるお金が。 一方で、もう少し頑張れたらと思う自分がいる。

          【ワーママ】もし私が、正社員だったら

          【取材】流れに任せてみる

          取材後「失敗したな」と思うときがあります。 それが、自分で舵を取り過ぎたとき。 少し緊張や不安がある取材だと、事前に準備をし過ぎてしまいます。 知識を入れておくのは良いのですが、「この問いにこういう答えが返ってきて…」とシミュレーションしていると、大抵うまくいきません。 そこで最近「流れに任せてみよう」と思うようになりました。 進行はこちらなので、一応舵に手は添えておくけれど、 基本的には相手の話す流れに乗ってみる。 流れに乗っかりながら、どこにたどり着くかを探る感じです

          【取材】流れに任せてみる

          ライター業以外の軸を探す

          新卒からずっと、ライターの仕事だけを続けてきた。 書く仕事をしたいと思い続けていたから、夢が叶ったのだと言える。 だけど最初の会社を辞め、ハローワークで求人票を眺めていたとき、私にはライターの他にやれることがないのだと、少し愕然とした。 ライター業以外のことをやってみたい。 漠然とそう思い始めたのには、主に二つの理由がある。 第一に、収入の限界。 純粋にライター業だけで食べて行ける人は、どのくらい仕事をしているのだろう。よほど有名でない限り、かなり数をこなさなければいけ

          ライター業以外の軸を探す

          子育ての現実と正論

          正しいと分かっているけど、できない。 そんなモヤっとすることがあったので、愚痴っぽくなるかもしれませんが、書いてみます。 朝、小2の娘が防犯ブザーがないと言って騒ぎ出しました。 学校に置いてきたのかもしれないし、とりあえず今日はそのまま行けば?と言っても、収まりません。 こういうとき、娘は諦めるということができないのです。 泣き出したので「やばいな、このままだと行けなくなる」と思い、 咄嗟に兄(小5)の防犯ブザーを貸してもらって、なんとか送り出したのですが。 一部始終を

          子育ての現実と正論

          いつまで気を遣って生きる?

          小さい頃から、優等生だった。 長女だからだろうか。わがままを言ったことはほとんどないと思う。 公園で、すべり台のそばにじっと立って、みんなが滑り終わるのをずっと待っていた、と母は言った。 4歳のとき、2か月ほど入院した。 毎日点滴を打たなければいけなかったけど、私は泣かなかった。 「痛い」「嫌だ」と言ったこともなかった。 一度だけ、看護師さんたちに「泣かなくって偉いね」「強いね」と声を掛けられて、「私、嫌なことを我慢してるんだ!」と我に返り、猛烈に泣いたことがあった。 決

          いつまで気を遣って生きる?

          子どもが手を放すとき

          今朝、偶然目に入ったこちらの記事。 小学校に入り、手が離れてきた息子さんを前に、思うことが書かれています。 とても心に刺さる内容でした。 うちは、長男が今年11歳、長女が8歳になります。 子どもと一緒に過ごせる時間の短さに、はっとさせられたのは、長男が10歳になったとき。 仕事を少しセーブしようと思い始めたのも、このときだったと思います。 子育てがものすごく大変だった、1歳から3歳くらいまでの時期。 先輩のお母さん達が言う「今だけだよ」「あっという間に大きくなるよ」とい

          子どもが手を放すとき

          noteに支えられている

          noteをどういう場にするか、始めたときからずっと考えていました。 試行錯誤しながら、ライターとして思うこと、母として思うこと、フリーランスとして思うことなどを綴ってきました。 何か価値のあるものを書かなければ、と思ったり、 いやいや、ただの日記だっていいじゃないか、と思ったり。 初めて記事を書いたのが2020年で、なんともう4年目に突入します。 noteを始めてみて大きかったのは、ゆるく他の方との繋がりができたこと。 と言っても、実際にお会いしたり、何かコミュニティに参

          noteに支えられている

          【ライターのもやもや】構成を先に考える?

          いわゆるライターの教科書的な本には、必ず「書く前に構成を考えましょう」と文言があります。 私も、その意見には同意します。特に書きなれていない分野とか、初めて書く媒体なら、絶対構成を決めてから書き始めた方がいい。 ただ、たまに「構成に囚われていい文章が書けなくなっているのでは?」と感じることがあるのです。 例えば、ある会社の社員さんにインタビューし、仕事内容を紹介する記事を書く場合。 分かりやすい一つの構成としては、 ●入社したきっかけ ●今やっている仕事内容 ●やりがい

          【ライターのもやもや】構成を先に考える?

          40歳からのスタート

          昨年40歳になり、人生後半に差し掛かったと感じました。これからは現状維持で進んでいくような。もう新しいことなんてできないでしょ、と勝手に思い込んでいたのですが、noteで色んな人の投稿を読んでいると、40から新しい挑戦をする人がとても多いのだと気づきました。 40過ぎて転職する人もいるし、独立する人もいる。 40歳という節目は、別に下り坂の始まりというわけではなくて、むしろ第2のスタートを切るのにちょうどいい時期なのかもしれません。 今まで積み上げてきたものを生かして、新

          40歳からのスタート