働かないのは甘えなのか
フリーランスに限界を感じ、ライター業以外の仕事に興味を持って、今は心理学の勉強をしています。
仕事はほとんどしていないと言っていい状態です。
締め切りに追われない穏やかな日々の中で、完全に心安らかに過ごせないのは、どこかに「自分は怠けているのではないか?」「働かなくていいのだろうか?」という気持ちがあるからです。
今は資格取得のために、とりあえず勉強を頑張る!と言い聞かせつつ、
求人サイトをたまに覗いています。
正社員の募集があると、つい目が止まります。
正社員になって働くこと。
その響きに、憧れている自分がいます。
もう一度組織の一員になって、バリバリ働いてみたい。
胸を張って「会社で働いています」と言ってみたい。
毎月安定したお給料をもらい、ボーナスももらいたい。
でもそれは本当に、自分のやりたいことだろうか。
働かないのは甘えじゃないか。
そう思う自分がいるから、無理に「働く」状態になろうとしているのかもしれません。
心理士の資格を取りたいという目標はあるのに、
その目標が遠くにありすぎて、まだ現実味を帯びていないというか。
まだ覚悟が足らないのだと思います。
もやもやしていたとき、ほぼ日手帳に書かれた言葉が、ふと目に留まりました。
そうか、足元ばかり見てもいけないし、遠くばかり見てもいけないんだと。
遠く感じる目標へ目を向け、それから足元を見てみる。
今やるべきことを考えてみる。
世間から「甘え」だと思われるのが嫌だから働くのでは、
たぶんまた方向を見失ってしまいます。
やりたいことを見つけたのだから、今はそれに向かって頑張るしかないのだと、気持ちを切り替えました。
全く見知らぬ道に進むのは、正直言って怖いです。
でも行けるところまで行ってみたい。
他人にどう思われるかではなくて、
自分の気持ちに正直に生きようと思います。
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