まゆみ.T

「学ぶことは変わること」  わくわくした学びで自分をつくる場づくりを探求中。 子どもに…

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「学ぶことは変わること」  わくわくした学びで自分をつくる場づくりを探求中。 子どもに生きた学びを。学び続ける大人のひとを応援します。

最近の記事

学校にかかるモノとコト

『隠れ教育費 公立小中学校でかかるお金を徹底検証』 柳澤靖明・福嶋尚子 太郎次郎エディタス 当たり前と思っていた学校のモノとコトにかかる費用。 それに対して、「それって本当に当たり前?」という視点で学校を見直すことができました。 ○そもそもなぜ、モノやコトが必要となったのか。(歴史) →○今、どのようになっているのか。(実態) を踏まえて ○本来どのような費用負担のあり方が望ましいか(理念) を知ることで ○具体的にどのように対応していったらいいのか? を考えることができ

    • 面談で尋ねるのは

      今日から生徒との面談を開始しました。 冬休みに向けて、今の状況や勉強の具合、進路の希望などのあれこれ。 ↑これは、教員としての私の尋ねたいこと。 で、生徒は何を腹に持ってるのか。 面談で聞きたいことは生徒が何を考えているか、です。 これは、たくさん相手に質問すれば出てくるものでもありません。 うまく尋ねるといいのか。 うまい質問をすればいいのか。 相手が喋りたいことを聞くのが、1番スムーズに出てくるような気がします。 目の前に座った生徒に向かって 「何を聞かれると思う

      • 「どうして怒らないんですか?」

        「どうして怒らないんですか?」と言った問いに対して 「あなたは怒られたいのですか?」という逆質問で返してしまいました。 怒られたいのではない、 でも、普通 怒りそうな場面ですよね。 という生徒。 怒られたい人なんていない。 でも、怒られることに慣れてしまうと 怒られるかどうかで行動を判断するようになるんじゃないのか。  怒られることに慣れると 怒られ方が上手になるだけで何のために話されるのか、まで思い当たらずに反省も何もなく 嵐がすぎるようにじっとすることばかりが訓練され

        • 「先生、もめごとが起きそうです!」

          朝イチの 「先生、もめごとが起きそうです!」の生徒からの呼び出しはすでに解決が見えている。 今回も「もめごとになってるの?」と尋ねると 「いや、揉めてない」という生徒の返事。 「どうなってるの?」と尋ねると 学校行事でリボンをクラス全員で付けたいけど 「みんなと同じリボンをつけたくない」という2人がいる、とのこと。 でも、ルールにリボン着用という規定はない。 「リボンは全員分用意するけど、付けたい子は持っていってね、って形にしようと思うけど どう思う?」 「いいんじゃ

        学校にかかるモノとコト

          書くこと=手放すこと

          書くことで「物」を整理する 書くことで「自分の気持ち」を整理する 筆子著『書いて、捨てる!』(大和出版)では 捨てることで“よりよく生きる”コツが書かれています。 捨てるとはよりよく生きること。 毎日を過ごすとやらねばならぬこと、やりたいこと、やったほうが良いような気がするものが なんなとく堆積していって気ばかり急くような、忙しい気持ちになってしまうことがある。 そんなときに 頭の中にあるものを一度全部取り出すと やらねばならぬものがあまりなかったり やった方が良いような

          書くこと=手放すこと

          背中をなでるだけ

          人間ドックに行ってきました。 胃カメラ、飲む前は憂鬱なんですよね。 胃の泡を止める薬を飲んで 麻酔薬を飲んで 胃の動きを止める筋肉注射をして 準備を進めながら 「あー、大丈夫かな、」という漠然とした不安も大きくなって 診察台に上がる頃には顔面蒼白で まな板の鯉みたいになってるのだけれど 背中さすってくれます。 胃カメラ飲んで お医者さんが胃カメラを進めている間 ずっと背中さすってくれます。 相手の顔は見えません。 でも、さすってくれる手が支えとなって 検査の間、がんば

          背中をなでるだけ

          女将の働き方

          新しいものばかりに気を取られて 古き良き働き方を忘れてはいないだろうか。 そんな問いにヒントを。 人生の先輩をゲストに迎え、 働き方をゆっくりと考えるひとときを。 というメッセージに誘われて、行ってきました。 R Office 「昭和の社長のひとりごと」へ。 今は社長を退いているという女性。 梅の花のような色無地の着物に花の名前が書かれた帯を締めたマダム。 鈴のように明るく笑う姿とリアリストな思考。 「結局は人の心を掴まないと」という発言通り、 聴衆であるわたしも心を

          女将の働き方

          快晴の先にあるもの

          絶景+絶品 徳島県鳴⾨市島⽥島の頂上に位置する絶景ポイント四⽅⾒展望台は快晴だったためか ツーリングの方や家族連れで賑わってました。 以前通ったときは展望台だけでしたが、 現在は展望台のとなりに菓子工房があります。 菓⼦⼯房「フレンチモンスター瀬⼾内フードアート」 ⽬の前には、釣りのイカダが浮かぶウチノ海 太陽に照らされた海がキラキラと光を受けています お菓子工房2階からの景色は なにも邪魔されることなく、海を眺望することができました。 『徳島のこの絶景ポイントを

          快晴の先にあるもの

          はなしの真ん中にあるもの

          世界で初めて宇宙飛行士になったガガーリン。 優秀な宇宙飛行士候補の中で、彼はなぜ選ばれたのでしょうか。 彼が優秀であったから? 彼には特殊な才能があったから? 彼が努力家であったから? たぶん、彼は優秀であったろうし、夢に向けって努力をすることができる人物であったことだと思います。 しかし、彼が選ばれた理由は ガガーリンはどんな活動においても自然とリーダーとなって人々をまとめ、そして、気持ちの浮き沈みが少なくて精神的に非常に安定した人物であったからだそうです。 成績がト

          はなしの真ん中にあるもの

          不甲斐なさとの付き合い方

          元旦、新学期、月はじめ 暮らしの区切りになるときに目標や夢を書きます。 あれがしたい、これがしたい。 あれができるようになりたい、これに挑戦したい。 夢も希望も膨らんで、手をめいいっぱい広げようとする そんな希望を描いたときに尋ねられた質問は 「あなたが手放せるものはなにですか」 手を広げ、何にでも積極的に挑戦する自分を思い描いたときに わたしの手はどうなっているのだろうか。 思いがけなく手に入ったものや頑張って手に入れたもの 癖になってやめられないもの どれもこ

          不甲斐なさとの付き合い方

          目の前のものを味わう

          教員志望の大学生と話す機会がありました。 来年、教育実習を控えた彼女に 「今からどんな準備ができますか?」 という質問をもらいました。 子どもたちにわかりやすい授業をしたい そのために、専門的な知識を身につけないといけない。 そのために、ITCをつかいこなさないといけない。 そのために、思春期の子どもたちの心理を理解しないといけない。 たぶん、しないといけない事柄はたくさんあるのかもしれません。 授業をするにおいて、専門的な知識があることは前提でしょうし、対象とする子ども

          目の前のものを味わう

          「楽しみ」をつくる

          一日のはじめに、ノートをつける習慣を続けてます。 ○今日のタスク やるべきことを書き出したり 連絡する人を上げたり ○どんな一日にしたいか 夢や達成したいことに向けて  仕事で、生活のなかで何ができるかを書いたり ○今日の楽しみはなにか 項目のなかで1番気に入ってるのは 「今日の楽しみはなにか」です。 「楽しみ」は「ご褒美」ではありません。 一日の終わりに頑張った自分に「ご褒美」をあげることはありました。 頑張ったという成果に対する「ご褒美」 つまり、頑張らな

          「楽しみ」をつくる

          やりたいようにするだけ

          ひたすらに指編み。 あ、わたしではなくてムスメが。 編んで編んで編んで、編むだけ。 ただ、長い棒のような紐。 つい、なにかを作ったほうがいいんじゃないか。 棒じゃなくて、役に立つもの。 使えるものとして編んだほうがいいんじゃないか。 と、アドバイスするものの 「編みたいから編む」 と応えられ、 編み物の本や編み物YouTubeで誘うも興味をひけず 別の編み方を指南しようとして拒絶され 「編みたいように編む」 「やりたいようにやる」 って、なかなか難しいです。

          やりたいようにするだけ

          『楽しいほう』へ

          本日は誕生日 パンツスーツで出勤すると、 「掃除するんですか」と朗らかに話しかけられ ムスコに「誕生日ランチを作りなよ」と勧められ 言われるがままにオムライスを作る。 気軽に話すことのできる職場と ごはんを一緒にたべる家族がいる日常に感謝して 今歳をどうするか。 気がつけば、遠くにきたぐらいの年齢になっても 子どもの頃の大人、終着点にはまだ着いてなくて、 子どもの頃は大人になれば、何者にも変化しないと思っていたから まだまだ 自分が更新できるのだと 大人になっても 

          『楽しいほう』へ

          学ぶ姿勢への気づき

          学びたいと思っていることを学ぶ機会を得て 楽しみに参加したオンライン講座。 探求学習塾 a.shool主催の 『探求PLAYers!入門講座』を受講しました。 「探求とはなんだと思いますか?」 という漠然とした質問に戸惑いながら 参加者同士での対話を通じて自分たちなりに定義づけ発表し、 講師によるコメントや他グループの意見を聞きながら 疑問や納得を重ねて わかったつもりで腑に落ちない もやもやしたものをなんとか言葉に変えようとする姿勢のなかに学びがあるのだと 改めて気づ

          学ぶ姿勢への気づき

          湯気の向こう側

          蒸籠が好きです。 蒸してる間のコトコトした音や竹の甘い匂い。 できあがって蓋を開けた瞬間の玉手箱の煙かと思うぐらいの湯気。 湯気の向こう側にいる食卓を囲む家族。 蒸籠のころんとしたフォルムと 調理して食卓に載せたプロセスが愛おしい。 市販の肉まんはひとつしか入らない小さな蒸籠ですが サイズ感ともども気に入って 2度の引越しを経ても手放せないもののひとつです。 月に一度も出番がないこともあるのですが それでも断捨離対象にならないのは 片づけコンサルタントの近藤麻理恵さん

          湯気の向こう側