背中をなでるだけ
人間ドックに行ってきました。
胃カメラ、飲む前は憂鬱なんですよね。
胃の泡を止める薬を飲んで
麻酔薬を飲んで
胃の動きを止める筋肉注射をして
準備を進めながら
「あー、大丈夫かな、」という漠然とした不安も大きくなって
診察台に上がる頃には顔面蒼白で
まな板の鯉みたいになってるのだけれど
背中さすってくれます。
胃カメラ飲んで
お医者さんが胃カメラを進めている間
ずっと背中さすってくれます。
相手の顔は見えません。
でも、さすってくれる手が支えとなって
検査の間、がんばることができます。
大人になって
ただ背中をささってもらうこともない中で
人間ドックでのこの瞬間が 実は幸せを感じます。
背中をさすってもらう
背中に感じる温かみが安心感を呼ぶのだと思います。
普段、背中を押すことが多く
叱咤激励が相手のためになるように思ってるけれど
ただ背中をなでる
その人の状況を見て、思いを送ることも励ましの形。
動作として、撫でるが適切な場面でないときは
まなざしを送る
笑顔を返す
うなづく
相手を見てるというメッセージを送って
その人への応援の思いを伝えていく
それが誰かの支えになって もうちょっと頑張ろうの原動力になったら幸いで
少なくとも、先生と呼ばれているうちは
目の前の子どもたちにまなざしを送って
「あなたの取り組みを見てるよ」と伝えていこうと思います。
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