志々田丸夫

ふわっとした話題をふわっと提供していく。 疲れて眠くても読み切れる文章を目指します。 …

志々田丸夫

ふわっとした話題をふわっと提供していく。 疲れて眠くても読み切れる文章を目指します。 誰かにとって何かしらのきっかけになったら幸いです。

最近の記事

人間関係のおいしいところだけを味わおう

人生の問題というのは基本的に人間関係から生まれることが多いと考えている。 わかりやすく根拠のない割合を示せば、9割はそうだろう。残り1割は災害である。 人間関係さえうまくやっていくことができれば、9割の問題は起こり得ないということになる。 では、人間関係をうまくやるにはどうすれば良いのか、ということだが、これはありきたりだが、距離感である。 相手と適切な距離を保つこと。これに尽きる。 例えば、Aさんとは会えば楽しく話をすることができる。ただ、どうも一点気になることがある

    • 充実感はどこにあるのか?

      私は最近ゲーミングPCを購入した。 自分の財布事情やスペースの問題、PCの性能など、さまざまな観点から吟味。 実際にPC専門店に足を運び、店員に相談しながら、PCのパーツやケースを決定。 家に届いて段ボール箱を開封する瞬間。 PCの起動。 そのいずれもとても楽しかった。ワクワクが止まらなかった。 こんな書きっぷりだと既に後悔しているのではないか、と思われるかもしれないが、もちろん今でもゲーミングPCを購入して後悔はしていない。 ゲームだけではもったいないと思い、動画作成

      • 「なまはげ」というシステムの効能について

        小さい頃からニュースでたまに見かけることのあった「なまはげ」について、私は「どうしてそんな怖がらせるのか」と疑問に思っていた。 泣かせる相手はいつも子供で、特に悪いこともしていなさそうなのに(もしかしたら悪いことをしている子もいるのかもしれないが)「悪い子はいねぇが」と脅している。 その質問の仕方で既に怖く、仮に何も悪いことをしていなくたって泣いてしまうだろう。 正直なところ、私は理不尽極まりないと思っていた。 まずは、本当に悪いことをした子を選別して、「なまはげ」の前に立

        • 精神のバッテリーについて

          辛いことはもちろんだが、楽しいことでも習慣から逸脱した行為であれば精神を摩耗させる場合があると思っている。 例えば、久しく会っていない友人と会い、どこか行ったことのない場所へ出かけるとしよう。それはまさに非日常で、ワクワクしてとても楽しいはずだ。きっと思い出にも残るだろう。 しかし、私は翌日には精神的に疲れているのだ。なぜなら、毎日のルーティンとは異なるから。 人間は毎日同じことをしていると飽きがきて、ついつい非日常を求めたくなる。確かにそれは自分の可能性を広げるために

        人間関係のおいしいところだけを味わおう

          『チェンソーマン』の第一部について、ネタバレを含みつつふわっと語る

          ※この文章には『チェンソーマン』の第一部のネタバレを含みますのでご注意ください。 __________________________________ 少し前。マキシマム ザ ホルモンがエンディングを担当していると知って、その曲があまりにもかっこよく、『チェンソーマン』を見始めた。 アニメを見ていると先が気になりすぎて、つい漫画を買ってしまうことがある。『チェンソーマン』もそのひとつだった。 『チェンソーマン』は今も連載が続いているが、1巻から11巻までが第一部。現在は

          『チェンソーマン』の第一部について、ネタバレを含みつつふわっと語る

          久しぶりの出社でモニターに映る彼の姿に同情した

          先日久しぶりに出社をした時のこと、前方に座っている男性の大きなモニターがたまたま目に入った。 Teamsで会議。おそらくこれからチームに参画する人なのだろう。その人がカメラで半身を映して、一生懸命話していた。 音は聞こえないけれども、手にイヤホン型のマイクを持ってしっかり声が通るように話している姿が見えた。 それを見る人は、モニターとは別の画面で作業しながら見ていた。そしてまだ話している途中で、マウスカーソルをTeamsの拍手ボタンに合わせて待機し、最後のお辞儀に合わせて

          久しぶりの出社でモニターに映る彼の姿に同情した

          定期的に意識してマス的なものから離れる

          マス的なものとは、大きな勢力を持っている言説のことだ。 最初は「これが良いですよ」という形で受け取っていて、発信者もそのつもりで発信していたはずなのに、同じことを繰り返し聞いていると段々とそれ以外の選択肢が見えなくなってきて、それしかないというような感覚に陥る。 これを防ぐためにそういった発信を定期的にシャットアウト(ツールからその発信を受け取っているのであればそのツールを使用しない、など)することが大事。そしてまた他の考えに触れることも重要だ。 例えば、歌やドラマなどで

          定期的に意識してマス的なものから離れる

          仕事・残業の苦しさを軽減するには、やりたいことを減らせば良いという極端な考えのすすめ

          正直に言うと私は仕事が好きではない。残業もできればしたくない。 それは苦しいからだ。 なぜ苦しいのか。 私はそれなりに長いこと考えてきた。どうにかしてこの苦しさを改善したい。 そこで一つ答えを見つけた。 仕事・残業が苦しいのは、やりたいことをやる時間を奪うからである。 ならば、やりたいことを減らせば良い。 少々極端かもしれない。自分で考えておきながら、最初は私もおかしな考えだと思った。 しかし、実践してみると気が楽になった。やりたいことが少なければ必要な時間も少なくなり

          仕事・残業の苦しさを軽減するには、やりたいことを減らせば良いという極端な考えのすすめ

          フルリモートでは思い出ができない(毎日を思い出せない人間の誕生)

          以下は2022年9月頃に書いた文章だ。 今になってこの文章を見直すと7ヶ月くらいで状況が変わったように思える。 マスクを着用しなくても良い場面が増えた。 そのような状況で過去を振り返っているので感覚が当時とは異なるのかもしれないが、果たしてフルリモートで本当に思い出ができないのだろうか、と疑ってしまう。 去年は自分なりに趣味の資格に挑戦したり、新しいことを始めたりと、確かに他者との思い出はないものの、自分についての思い出はしっかりと存在している。 フルリモートの影響は少な

          フルリモートでは思い出ができない(毎日を思い出せない人間の誕生)

          子供の可能性は無限大。では大人は?

          いろいろなことをやってきて自分の得意不得意、趣味趣向がわかってきている。子供の時よりも。 したがって、当然可能性は絞られてくるし、それは悪いことではなく、それだけこれまでに様々なことに手を出し、そして判断した結果なのだ。 子供の可能性が無限大なのは当たり前である。まだ何もしていないのだから。 人生には、自分の特性を確認する作業がつきまとう。 大人になったら可能性がないように感じて嘆いていたが、何一つ嘆かわしい状況ではないのだ。 そう考えるようになって少し気が楽になった

          子供の可能性は無限大。では大人は?

          肩肘張らない語りと文章

          数年前に中学の同窓会に行った時のこと。 小学校から中学校まで同じだったAさんが「小学生の頃、志々田とBさんが『薬剤師は安定している』という話をしていて、それがあって今薬剤師なんだよね」と話してくれた。 Bさんの両親は薬剤師で、それで当時そんな話をしたんだろう。なんとなくBさんと「薬剤師は安定している」といった内容の話をしたことを覚えている。 確かに覚えてはいるが、当時それほど気合を入れて話していたことではない。むしろ軽い雑談だ。 そんな話が実はAさんに影響を与えていたとは

          肩肘張らない語りと文章

          やることや考えごとが多くて頭がパンクしそうな時はひたすらメモをする

          仕事をしていると複数依頼されて、いろいろなタスクが並行して進んでいくということがある。 ・〇〇さんに確認 ・明日までにリスト作成 ・〇〇について調査 ・○○する際に○○に注意 上記は例だが、どんな書き方でも良いので、頭にあることをすべてメモをすると頭がかなり軽くになるということに最近気がついた。 ・速度重視 ・「これを書く意味はあるのかどうか」と悩まない メモをする際に守るのはこの2つ。 1つ目の速度重視というのは、最速でアウトプットできる方法を選ぶべきということ。

          やることや考えごとが多くて頭がパンクしそうな時はひたすらメモをする

          YouTube Premiumを解約して18日目

          私は長いことYoutube Premiumに入っていた。きっかけは「広告が鬱陶しい」と感じた時にYouTube側からPremiumを勧められたこと。 最初の1ヶ月は無料だったためお試しで入ってみたら、広告が出ないのが快適すぎて戻れなくなってしまった。しかも音楽も聴き放題。それからはしばらくYouTube漬けだった。 入った頃は見たい動画を見るためにYouTubeを開いていたが、次第に目につく動画の多くが気になってしまい、ダラダラと動画を見続けるようになってしまった。最後ま

          YouTube Premiumを解約して18日目

          他の世界を知ることの効能

          小中学、あるいは高校も。 当時はそこしかないという感覚。今となってはとても狭い社会がすべてであった。 だからこそ窮屈である。 何かその社会で辛いことがあれば逃げ場のない感覚。 働くようになる頃には他にもいろいろな世界があることをそれなりに知っている。 しかし、これまたビジネスパーソンとしての社会は今いる会社だけに限定されるような感覚を覚えることがある。 他の会社を知ること、いやもっと広い目で見て、海外にも目を向けることで、いろいろな生活スタイルがあることを知る。 こ

          他の世界を知ることの効能

          ゲームで効率を求めるということ

          悪いことではない。 仕事や家事などで時間がない。他にもたくさんやりたいことがある(早く終わらせたことによる勲章が欲しいなんてことも)。 早く終わらせたいと思ってしまうのもすごくわかる。 しかし、スピードを求めるばかりで、コンテンツが味気ない壁のように感じて苦痛を覚えるラインまで行っているのだとしたら、相当メンタルにきている。 動画を見てできるだけ効率の良いルートを通ってクリアしていく。 それは自分にとってのそのゲームの寿命を縮めることになる。 ゲームの醍醐味の一つはク

          ゲームで効率を求めるということ

          脳内実況が流れなくなった話

          私はかつて大事な試験や面接の前になると、途端に実況が頭の中で流れてくることが多々あった。 その実況スタイルというのは、 「さあ始まりました!! ◯◯大学◯◯学部◯◯学科入学試験、科目は英語です! 志々田はここで高得点を取ることができるのか!?」 上記のようなテンション高めの実況ではなく、 「◯◯大学◯◯学部◯◯学科入学試験が始まる。科目は英語。果たして、志々田はここで高得点を取ることができるのか」 という淡々とした雰囲気の実況だ。 こうした脳内実況が最近めっきりなくなった

          脳内実況が流れなくなった話