定期的に意識してマス的なものから離れる

マス的なものとは、大きな勢力を持っている言説のことだ。

最初は「これが良いですよ」という形で受け取っていて、発信者もそのつもりで発信していたはずなのに、同じことを繰り返し聞いていると段々とそれ以外の選択肢が見えなくなってきて、それしかないというような感覚に陥る。
これを防ぐためにそういった発信を定期的にシャットアウト(ツールからその発信を受け取っているのであればそのツールを使用しない、など)することが大事。そしてまた他の考えに触れることも重要だ。

例えば、歌やドラマなどで「孤独は悪いもの」といった前提で話が進むことがあるが、最近読んだ森博嗣さんの『諦めの価値』の中に「孤独は本当に悪いものなのか?」といった記述があった。
確かにそうだ。一人で考え事をしたい時や一人でゆっくりと自分の時間を過ごしたい時は誰にもあるはず。

自然と生活の中で私はマス的なものを取り込んでいた。
定期的に自分の中のマス的なものを見直していきたい。

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