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【品川区ラグビー協会主催セミナー】「年代にあったキックの身につけ方~VOL③=小学3~6年生編 」 学び007-①(実践編)

★お知らせ★
色んなテーマでセミナーを開催しているSRU。気になる方は、SRUホームページの確認をしてみてください!
ちなみに次回は、パパ・ママさん悩みどころの『食』について管理栄養士の『金子香織』さん(2015年エディージャパンの選手を食で支えられた方)に来ていただく予定です!!!
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SRU(品川区ラグビーフットボール協会)


「ラガールってキックして良いのかな?」
「小学生の間ってキックはダメなのかな?」

先日行われた、全国女子ラグビーフットボール選手権の決勝(東京山九フェニックス 対 PEARLS)の大黒田裕芽選手、松村美咲選手、西村蒼空選手のキックの正確さ、タイミングも見ていてワクワクしました!

またHEROES CUPでもキック戦術をしっかりと使ってくるチームや選手もいたりとキック戦術の重要性は高まってきています!
また、『前々回の記事でも書きましたが、君島さんが毎回大切にされている事がこの2点。
①『コーチが教えすぎない』
②『子供達の意欲が湧いてくるような練習』
その時に必要な情報以外はあえて伝えない。
情報よりも実践の(蹴る)回数を重視。
ストップの合図がかかるまで子供達が蹴りまくる。
指定された残り回数を超えても蹴りたい!蹴っても良いんだ!と言うような環境を作るための声掛けなど。
技術を教えるだけがコーチではない。
『環境・気持ち』を作る事もコーチ・保護者には大切だと教えてもらったセミナーでした。


■練習内容

中学~高校生とほぼ同様『パントキックの基礎』でした。
(※軽く上・斜め前方に蹴り上げて、コントロールを重視するキック)
ツイスト(体を旋回)して蹴る様な難しいキックではなく、ストレートキックと呼ばれる部類のキックだと思います。
アタック中にディフェンスの頭を越えて裏へ落としたり、タッチキックで正確に蹴りたい時などに使われるようなキックです。

今回の実践編で最初に君島さんが伝えたのは、
『足の甲(靴ひもの辺り)でボールを蹴ろう』
『ボールの持ち方は地面に垂直(真っすぐ立てる方向)で持とう』
『ボールの頂点を蹴ろう』
(※おまけ
:キックにはパワーと優しさも大事(笑)

今回の練習には『スピードのプレッシャー』と言う大切な要素も含まれていました!

■練習メニュー

①顔くらいまで蹴り上げる(左足・右足) ⇨ キャッチ
②身長の2倍、3倍、と蹴り上げる(左足・右足) ⇨ キャッチ
③出来る限り上に蹴り上げる ⇨ キャッチ
④ランしながら前方にキック(5mラン →5m / 10m / 20m) ⇨ キャッチ
⑤ランしながら前方にキック ⇨ 相方に対面に立ってもらってキャッチ
メニューはこのような感じでした。

各説明が1~2分。
※細かい説明ではなく、『キーファクター』を伝える。そして『実践』。
実践が各5分~10分程度
※今回はランからのキックがメイン。③まではあくまで基礎練習。

■練習風景の写真

身体の回旋を使っても、ボールコントロールが上手い!すごい!
今回のベストショット📷
GOOD!
今回はラガールも数人参加!
終始ニコニコ!
将来の名キッカーを目指して!
遠方からも参加されていました
見守る君島さん
SRU理事の成見さん ビブスは「Solid Sports」製
ナイスキック!
ナイスラン!
SRUの部活でラグビーを始めた子も参加!
ナイスキャッチ!
ナイスキャッチ2!

■キックに正解は無い 正解は『プレーヤーが作る』

キックフォームのクセが強いキッカーと聞いて誰を思い浮かべますか???
僕は『ダン・カーター』や『ヘイデン・パーカー』が浮かんできます。
ダン・カーターは言わずもがなABのレジェンド。
ヘイデン・パーカーもサンウルブズでゴールキック38本連続成功と言う記録を打ち立てたミスターパーフェクト。
個性的過ぎて、真似るのも大変。真似ても上手くいかない。
じゃ、それはキックフォームとして不正解なのか!?
オーソドックスなフォームが正解か!?
答えは・・・
・・・
・・

「個人に合うフォーム・個人が求める理想形が正解」
「型にハメる」のではなく、正解というゴールに導くのがコーチの役割と君島さんは捉えています。その為のコーチング手法・理論・流行り・戦術をいつも勉強されています。
「学ぶ事を辞めたら、指導者を辞めなくてはいけない」
選手にとって、コーチは無限の引き出し・道しるべとなる事が大切で、プレーヤーが悩み・考え・実践をしていく事で、「正解」と言う形を作りだしていくのが『正解』なのかもしれないです!

■大切なのは『習慣化』

前々から言うように僕はラグビーの競技経験は全くありません。
息子がキックが好きだからなるべく正しい理論を知りたい!という理由で、JEK(Japan Elite Kicking)コーチングセミナーを受講しました。
その中で様々な蹴り方・戦術を学びました。
セミナーでは『コーチングフィロソフィー』と言う項目から始まり、子供達の意欲を掻き立てるにはと言う話もありました。
(※僕がここで全部を書いてしまうと、君島さんの仕事の邪魔になるので多くは書きませんが・・・(笑))

「意欲」が湧かなければ「習慣化」もない。
じゃあ、親やコーチが強制で「習慣付け」をするのか?!
きっかけがそれであったとしても、継続するのは本人。親やコーチではありません。
何かを目標に、これをやりたい!続けたい!と思わなければ続くこともないと思います。
やってみて、楽しい!失敗しても良い!ここまで出来た!じゃ次は・・・!
と言うループが大切になってきます。
そこでどんな言葉をかけるのか?
「ここ出来てないじゃん!」「そうじゃなくて、こうするんだよ!」
なのか。
「すごい!ここまで出来たじゃん!」「ここはどうやってやるの?」
なのか。正解は言わなくても分かりますよね。

いかに子供達が意欲を燃やして取り組むか。何故それが大切なのか。
そうするためには親・コーチとしてどういった言葉をかけ、接していくか。
また、先にも書いた正解とは何か。
意欲のループが出来る先に、正解が待っていると僕は感じました。

■ 後記(足のケガが治りかけてきて・・・)

2回目のセッションは足が痛くて歩くのもキツかったのですが、ようやく治ってきまして(笑) 年齢ですかね・・・(´;ω;`)。
でも、今回のセミナーで久しぶりにキックが出来ました!
セミナー中、小学生に交じってキックしてたんですが、これが楽しい!!!
難しい!!!でも楽しい!!!
こんな思いを子供達が出来るような練習を組める、選手の気持ちに寄り添えるようなコーチングを目指します!
これからもご教示ください!君島さん!
そして、次回はゴールキックで勝負してください!(笑)

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