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休職するタイミング

休職したら迷惑かかる

 これ、私が適応障害の診断が初めて出て思ったことです。
 それでも診断が欲しくて、薬での治療を望んで病院にかかりました。
 症状に悩まされていました。
 診断が出て、約1年間、無理して出社を続けて休職しました。
 そんな私が、休職するタイミングをお伝えします。
 では、いきましょう!


休職するタイミング

 後述しますが休職にはデメリットがあります。
 デメリットを加味した上で、休職する意思が固まれば、診断書をもらってください。
 もらったら即、翌日には提出してください。
 私はですが、思いかえせば、もっと早く休んでいればよかったと思います。
 1年間無理して出社を続けましたが、最終的に早く休まなかったことで、職場にも家族にも迷惑をかけました。

診断書の貰い方

 医師の考えにより異なりますが、基本的には次の点を抑え、通院の時に伝えるといいと思います。

  • ストレスの原因が会社にあること

  • 体や心に出ている症状について

  • どんな治療方法を望むか

 症状についてきちんと洗い出しを行ってください。
 うまく説明出来ない人は、紙やスマホのメモ帳にまとめて見ながら話すといいでしょう。
 初回に用意出来なくてもいいので、毎日記録を行います。
 睡眠時間が短い人は、毎日の睡眠時間、感情の起伏が大きい人は高い日低い日の記録などです。
 私はスケジュール帳を使って毎日記録したものを通院時に見せたら薬が変更になりました。
 あとは、ストレスの原因である会社から距離をとりたいのか、それとも薬での治療を望んで会社は休みたくないのか、はっきりと伝えた方がいいです。

職場に休職申請する

 必ず診断書を持っていってください。
 内容は会社により異なりますが次のことをきかれます。

  • 病気になった原因は何か

  • どんな症状が出ているか

  • 服薬状況

 原因については人それぞれですが、自分の非を認めた上で、相手方とのトラブルを客観的に伝えられたら良かったのかなと思っています。
 症状については、体の症状に重点を置くと理解が得やすいです。

休職中にも会社とのやりとりがある

 休職中にも会社とやりとりがあります。
 会社によって異なりますが、主な流れはこんな感じです。

  1.  月1回、通院結果を上司に電話報告

  2.  産業医との復職面談

  3.  復職審査会

  4.  復職手続き

 復職が近くなると上司との電話の回数が増えます。
 ずる休みしていると思われないか心配で、毎回プレッシャーでした。
 上司との電話についても、文章を作成して報告していました。
 話した内容は職場の環境調整のために情報共有されるので、内容にかなり気を遣いました。
 また、復職審査会では、復職、延長の判断をします。
 自分が復帰したくても延長になってしまうことがあるリスクも考えておきましょう。

休職のデメリット

 病気になったなら即休めというネット記事ばかり見ますが、休んで少し後悔している部分もあります。
 会社によって異なりますが、私の場合次のことです。

  • 異動にのりにくくなる

  • 元の職場に復職するため、苦手な業務を続けなければならない

  • 変わり者として見られる

  • 転職で不利

 適応出来なかったのに、異動も出来ず、苦手な業務を続け、メンバーもほぼ変わらずな環境で働いています。
 配慮されていますが、気を遣われています。
 休職は今後の人生をよく考えて慎重に行ってください。
 あまり詳しくないですが、将来受給する年金にも関わってくるし、転職するときにクローズだとバレる可能性があるとか、もろもろのリスクがあります。

休職の手段を取る前に

 とりあえず、直属の上司に相談です。
 どうせ休職しても環境調整として職場に共有されるなら、恥ずかしがらずに相談してください。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。
 休職するタイミングについて書いていきました。
 いい点悪い点ありますが、病気の治療に専念できる点で休職して良かった、どうせ休むならもっと早く休めば良かったと思います。
 しかし一方で、休む前に休職のリスクを知っておきたかった、休まずになんとかできたかもしれないとも思います。
 人生にかかわる大きなことですから、真剣に悩んで決めてください。
 ご拝読ありがとうございました。

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