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【嘘つきへの憧れ】嘘が苦手なボクは小説を書けない件。

「作家というものは嘘つきである。」

昨日ですね、敬愛する岡田斗司夫さんの動画を観ておりました。
今回取りあげてくれたのが、あのレジェンドムービー「Stand By Me」でした。

動画のURLを貼りたいと思っておりましたが、どうやらメンバーシップ限定動画らしく今は見れないようです(汗)
メンバーシップではないボクがなぜ見れたのか謎でございます(笑)

その動画では、幼き頃の青春を描いた「Stand By Me」の裏に描かれている監督の意図を解説していたんですよね。
ボクは「Stand By Me」に対しては、子どもの頃を思い出すようなセンチメンタルになる「名作映画」と捉えておりました。

ですが、そんなことはなくてですね、
「ピュアな子ども時代」「大人になってしまった自分」を対比させてはいるのですが、解説を聞いた上で「ゾッ」とするような感覚に襲われました(笑)

限定公開になっている動画のネタバレはあまり良くないと思うので、この言葉だけ紹介させてください。

「作家というものは嘘つきである。」

この言葉がですね、ボクの心に対して「ドーーーーンッ!!!」と喪黒黒蔵並みに突き刺さった言葉だったんですよね。

「あぁxあxaあッ!!めっちゃ分かりみが凄いーーーッ!!!」と思いつつ、ある思い出が蘇ってきたんです。

ボクはですね、自他ともに認める「飽き性」でございます(笑)
そんなボクがこんなに継続していることに驚きではあるのですが、飽きないようにもっと物書きの表現手法を広げようと思った時期があったんですよ。
ということで「短編小説」にチャレンジしようと思ったんです。

でも、なかなか筆が進まないんです(笑)

設定・登場人物・構成まで考えてみても、どうにも進まない。
頭の中にこんなイメージと映像は浮かんでいても、文章を構築する気が一切起きないんです。
なんかですね、白けてしまうんですよね。

「なにやってんだろう?」と。

そこである思いつきが湧いてました。
ボクにはですね、作家をしている友人がいるんですよ。

ボクがnoteで日々の気づきをひたすら書く「ジャンクエッセイ」を始めてから、ちょこちょこ遊びに行っていたんですよね。
文章を書くコツだったり、時々ボクの記事の感想を伝えてくれたりしているんです。

折角ですね、小説やコラムなどの物書きを生業にしている友人がいるので、小説を書く際のアドバイスをもらおうと思ったんですよね。

それで聞いてみたんですよね。
「どうしたら小説とか書けるの?」と。

するとですね、不思議なことになかなか要点がわからないんです。

ある日聞いてみたときは「なんとなくできていたんだよね」。
ある日聞いてみたときは「設定を考えたりしたらできるよ」。
ある日聞いてみたときは「登場人物を考えたら動き出すよ」。

会う毎に意見が変わっていくので、ボクにはよくわからなかったんですよね。
そのときはボクに小説を書く能力が無いんだな〜と思い、短編小説は一旦保留にすることにしました。

で、ですね、今回の岡田斗司夫さんの動画を見て、パズルのバラバラのピースが一気にハマった感覚がありました。

「あッ!だから友人はボクに対して、小説を書く際の明確なアドバイスができなかったんだッ!!」と。

つまりですね、
「作家というものは嘘つきである。」
この言葉にすべてが集約しているんですよ。

ボクは数年前から「自分に素直に。嘘はなるべく言わない。」という姿勢を徐々に展開していきました。
周りの人や友人にもその旨を伝えておりましたし、そう振る舞ってきました。

もともと嘘をつくのが下手くそであり、苦手だったというのもあります。
ですが、人の世で過ごすためには、気遣いからの「多少の嘘」が必要な瞬間がありました。
その「多少の嘘」がボクの心を少しずつ蝕んでいきました。

嘘を塗り重ねるほど、心の淀みが増えていったんです。

だから、ボクは「嘘」をつかないことを決めました。
もちろん、人を傷つけることと嘘をつかないことは全くの別なので、言い方はなるべくオブラートに包んでおりました。

いま、振り返るとですね、
この「嘘」との決別が、ボクの「作家」としての能力との決別だったんだと思います。

そう考えると今のボクが「ジャンクエッセイ」「ジャンクラジオ」をなぜか継続できてしまうことも全て説明がつきます。

いま、ボクが行なっている様々な創作活動がありますが、精力的にアウトプットしているので身近な人からは「作品」をいっぱい創っていて凄いねと言われます。

もちろん、ボク自身も大量のアウトプットをしているので、たくさん「作品」を創っているな〜と捉えてはおりました。

ですが、心のどこかで「作品」ではないんだよな〜という感覚があったんですよね。
どちらかというと、「日記」とかに近いんですよ。

今日はこんな学びがあった。
今日はこんな気づきがあった。
今日はこんな言葉を考えた。
今日はこんな視点を思いついた。
今日はこんなイラストを描いた。

ボクはずーーーーっと「ボクという存在」を垂れ流しているだけなんです。
嘘を一切付かずにアウトプットしているからこそ継続できているんです。

もちろん、文章を構成したり、つぶやきポエムを思いついたり、イラストを綺麗に書いたりもしますよ。
でも、「作品」を創っていた訳ではなかったんですよね。
あくまで、「ボクの存在」を皆に伝わりやすいように「整理」していただけなんです。

この記事で言いたいことはですね、
作品とは「嘘」の演出かもしれないということです。

小説・娯楽映画・アニメとかって、ある意味では「嘘の塊」なんですよね。
そんなストーリーもキャラも現実には存在していないんです。

つまり、作家とは「虚構」を構築・演出しているんですよね。

昨日、思いついたことなので、自分なりに考えきれていないところがあります。
ですが、そこまで大きく捉え間違えていない気がします。

だからこそ、作家の友人はボクにアドバイスができなかったんだと思うんです。
「嘘」を手放してしまったボクは、「作品」を創る能力と決別していたからです。

小説用の文章を書くことにどうしても「白けてしまう」のも、無意識に「嘘」を書いても面白くないという拒否反応だったんです。

ちなみに面白いな〜と思ったのが、
ボクはエッセイを大量に書いておりますが、
作家である友人はエッセイをあまり書きたがらないんですよね(笑)

エッセイを書こうと思えば書けるんですよ?
ですが、本人としては「嫌」らしいんです。

不思議ですよね(笑)

嘘をつかないことを糧に、エッセイやラジオを発信しまくるボク。
嘘をつくことを糧に、小説や楽曲などを発信しまくる友人。

この対比というのも不思議なものです。
さらに、両極端な二人が友人として交流していることも不思議です(笑)

今日は、そんなことを考えたこの頃でしたッ!!mm

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ありがとうございました!!!

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それでは、
皆様が朗らな日々を謳歌することを、
心の底から祈っております!!

Thank you for reading!!
Have a nice day!!

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