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僕は君たちに武器を配りたい 瀧本哲史

はじめに

 自分の頭で考える力を養う力

 が最も大事だと述べている。その為に、何が必要か述べていく。

❶自ら経験し、得た知識意外に価値はない

  社会に出てから本当に意味を持つのは、インターネットにも書いていない、紙の本にも書いていない、自らが動いて夢中になりがなら手にした知識だけだ。自分の力でやったことだけが、本物の自分の武器になる。

 ほとんどの起業家は、企業のために何か猛烈に努力したか?というとほとんどのケースはそうではない。では一体何をして起業をして成功しているのか?自分が長年興味と感心を惹かれていた何かに、心から打ち込んでいるうちに、たまたま現在の状況に、繋がったというケースがほとんどである。

 つまりは、何か大きな目標に向かって努力をするより、今もっとも情熱を燃やせることに心から取り組み、そこでの経験や知識を増やすことが大事である。

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❷リベラルアーツ

 リベラルとは”自由”という意味である。つまりは自由になるための学問である。リベラル・アーツでは、人類が歩んできた歴史や、過去の叡智の結晶である哲学、芸術や文化、自然科学全般について勉強することである。

 横断的に幅広い分野の勉強をすることで、「物事をさまざまな角度から批判的に考える能力」「問題を発見し解決する能力」「コミュニケーション能力」「深い人格と身体能力」などの力を身につけることができる。

 高学歴な優秀な人はコモディ化している。だから、勉強(勉強のための勉強)する力であるリベラル・アーツこそ今の時代にこそ求められる能力である。

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❸コモディティー化

 全産業でコモディティー化が進んでいる。その中で生き残る方法は、『差異』である。差異とは、デザインや会社やブランドが持つ『ストーリー』と言い換えてもいい。

 僅かな差異がとてつもない違いを生む時代になった。差異=ストーリーを生み出して、もっとも適切な市場を選んで、商品を売る戦略がこの時代に生き残れる人材である。

 つまりは、商品や企業で差異を生むのは難しい。差をつけるには、ターゲットとなった顧客が共感できるストーリーを作ること。

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さいごに

 この本は、山口周さんの本をもっと深いところまで説明している印象である。自分の経験だけで語るような変な自己啓発本とは一線を画するような本である。色々な角度から物事を語っていて、一次情報に近い印象である。今はネットの台頭により、誰かのフィルターを通した二次情報が多い。成功するにはこうすべきとか。こういう人が成功するとか。誰かの成功を真似て成功する人は限りなく少ないと思う。だから、体型的に述べられているこの本はオススメである。



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