理系のススメ: ・就職強いって本当?・どんな業界で活躍するの? +αのあとがき

お疲れ様です。上郡健斗です。

理系のススメも今回で最終回です。
私がもっとうまく言葉を操る事ができ表現力も高ければ皆様により魅力的に映る世界として紹介できたと思います。しかし、現状では難しい話かもしれません。私は現状として、それ程文章はうまくありません。それでも、少しでも興味を持って頂けたら幸いです。

後、こいつ結構道楽してない?って思われるのも嫌なのでお伝えしますが、国立大学に行ってた時代は授業料免除の状態でした。そこそこ頑張りました。ただ、私立大学(編入学して国立大学に進学しました。)時代に奨学金を借りてしまったのでそれが今の足枷になっています。また、大学時代の生活費は全て自分のバイト代で賄っていました。家賃も食費も全てです。すごく大変でした。多分そんなに寝てなかったと思います。しかし、夢を食って、腹一杯に、安らぎを得ていました。こんなの誰も聞いて無いのでそれでは行ってみましょう。

就職強いって本当?

ズバリ強いです
前提として、技術系に就職を考えているとして話を進めます。
就職関連の話題になると必ず聞かれる理系は就職強いでしょ?
はい、強いです。ただ、絶対ではありません。絶対ではないとは、行きたい企業に行けるかと言われると寧ろ行けない事の方が多いと思います。いわゆる、学歴フィルターがあるからです。これは、理系の方が明確にあるかもしれません。割と露骨に弾かれる事も多々あります。そこら辺をしっかりと理解した上で内定を貰える準備をして就職活動に挑む事が大切だと思います。
余談ですが、そこら辺の事情をよく理解して行動する人も多く意外と理系でも営業系や企画系に就職して活躍する人も多いです。就職活動していると自分を強く持ちがちですが、柔和に状況を判断して行動していく事も大切です。自分の知らない自分がそこに待っている可能性だって十分にあり得ます。

推薦枠もあり
これが研究室のおいしいところでもありますが、教員や研究室自体が民間企業にコネを持ってる事もあります。これは、研究職・開発職と言われる職種です。私の所属していた研究室にも推薦枠はありました。これも各大学によると思うので自分なりに調べてみてください。ただ、意外に思われるかもしれませんが使う人は殆どいません。一概には言えませんが、こだわりが強い人も多かったのかもしれません。しかしながら、社会人を経験した今だからこそ持った見解ですが、自分のやりたい事に直結はしていなくてもほんの少しでも自分のやりたい事に関連していればどんどん利用すべきだと思います。物事は大局的に見た方が良いです。世の中に絶対はない今だからこそ言えます。

どんな業界で活躍するの?

メーカー全般で活躍
理系就職と言えば、メーカー中心かと思います。実際、殆どの人がメーカー中心で就職活動をしていました。私は就職活動中に色々な大学の人と出会いました。この中でもやはり理系だとメーカー志望が多かったです。受験の段階で将来はメーカーで働きたいという方は理系は有利かもしれません。もちろん、業界・職種によるのでそこら辺はしっかりと調べた上で挑んでください。(ただ、正直に申し上げますが、私の場合は就職活動を我流で進めていたのであまり方法論的な示唆はできません。申し訳ございません。)
ひとつ、私からお伝え出来ることは、社会人を経験した今だからこそ自分の能力の高さを語るよりも集団の中でどれだけコミュニケーションを図りどれだけ自分が普通であったかを伝える方が大切と思います。それにより、行きたい企業に行ける確率は少し上がります。新卒の場合は、能力よりも素直であるかの方が大切だと思います。

最近の流行りのIT・外資系企業は不明
近年取り沙汰されている、IT・外資の動向は残念ですがあまり詳しくはありません。すみません。私の知り合いでは1人か2人、ITエンジニアに就職した人は知っています。しかし、そこまで深く就職について話した事は無かったので語れる程ではありません。ただ、自分こそはという方はトライしてみては如何でしょうか。

あとがき

日本の未来を支える人の手紙になれば良いと言った手前書くべきか悩みましたが、書きます。それを書いたからこそ、書くべきです。日本のポストドクター問題です。(詳しくは自分で調べてください。よろしくお願いします。)

ポストドクターとは博士課程を修得後に就く職種の事です。はっきりと申し上げますが、ポストドクターは研究者にはほぼなれません。そもそも、博士課程卒業後に就職出来る人も殆どいません。民間企業からすると30歳手前のアカデミア出身を大切にしようとは思わない現実もあります。博士課程卒業後にポストドクターになれる人自体がまだ幸せかもしれません。寧ろ、ポストドクターという『社会人経験』が足を引っ張る可能性も十分にあります。民間企業からすると中途採用枠になります。必然的に仕事は知ってる事が前提になります。アカデミア出身で社会人の時間をアカデミアで過ごした人は民間企業からすると未知の存在ですからね。アカデミアで生きていくとは、後で自分に絶対に言い訳をしない人が向いていると思います。

夢とは、叶えるものでもあり、見るものでもある。
その『見る』が実像なのか虚像なのかしっかりと判断すべきだと私は思います。


それでは、一言

『困難は分割せよ』
by ルネ・デカルト(1596-1650)


これで一通り自分の人生の武器も無くなりました。いよいよ、真っ向勝負。自分がどれだけ新たな仕事に挑戦出来る人なのかを見せなければいけません。この人に本当に仕事を任せても良いのか?大切ですね。

上郡健斗

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