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小さな会社の経営をして8年。 何も成し遂げられず今に至る。 何かを変えたくて、負けたく…

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小さな会社の経営をして8年。 何も成し遂げられず今に至る。 何かを変えたくて、負けたくなくてもがく日々。 でも、少しだけ逃げ場が欲しいと思ったんだ

最近の記事

先に得る

ここ数週間体調を崩していた。 子供から風邪をもらったり、原因不明の不調があったりと複数回寝込んでしまった。 この期間、ある意味時間を自分のために使うという概念を持って休んでみた。 何かを得るために何かを犠牲にしないといけないという概念があるが、これは果たして本当にそうなのか?という個人的な疑問に対して答えを導き出すいいタイミングだったので試してみようと思ったのだ。 例えばこの期間、会社のトップである私が寝込んでしまえば仕事が出来なくなり、日々の仕事の組み立てや指示などが

    • ないならないなりに

      ある程度の基準を満たしてしまうと、それを失った時に元になかなか戻れないことがある。 失う怖さをなんとなくだが肌で感じるのだろう。 失わないように必死になってそれを守ろうとする。 でもそれは逆効果だったりする。 守ろうとすればするほど、本当に大切なものが見えなくなり、そしてその大切なものはどんどん遠のいていく。 気づいた時はもうそれは手の届かないところに行ってしまっていて後で後悔したとしてももう手遅れなのだ。 個人的な感覚だが、一人一人その大切なものの基準や価値は異なる

      • 見て見ぬふり

        引っ越しをしてきて最初の年はできたけど、そこから約10何できなかってことがある。 使わなくなってしまった畑の草刈りだ。 初年度は野菜も作ったり、耕すこともしていたが翌年から忙しさにかまけて放置したままになっていた。 2年目、とりあえず一回やっておけばいいか。 3年目、ちょっと忙しいし、あとでやろう。 以後、やらないまま。 草丈がどんどん大きくなってきて少し焦るが、もう畑も出来ないから使わないし、ちょっも放置するかという、もっともらしい都合の良い言い訳を自分にしてやらな

        • 笑うということ

          大声で笑うこと最近ありましたか? そう聞かれてどのくらいの人がハイと答えるのだろう。 かくいう自分もここ数年、いや10数年まともにバカ笑いした記憶などないに等しいかもしれない。 笑うということの重要さというよりも、まずは楽しいと思えることがないのか? そういうわけではない。 楽しいことや、面白いことはそれなりにそう感じているが、これが反射的に笑うという行動にならないのだ。 逆にどうやったら笑えるのかを忘れてしまっている感覚があるくらい、それをすることに違和感を覚えてしまう

        先に得る

          いつのまにか

          眠くなってくる。 何をしていても何をしていなくても眠い。 疲れが蓄積しているのもあるだろろうが、なんせすぐに目を閉じたくなる。 睡魔は強い。 人間が睡魔と繰り広げてきた歴戦の中での勝率はどのくらいだろうか。 多分1割もあるかないか程度だろう。 勝てる要素が見当たらない。 途中まで粘ってどうにかこうにか耐えていたとしても、ふとしたほんの一瞬で記憶が無くなる。 そしてはっとして目を開けるとほんの一瞬の出来事のはずがずいぶん時間が経っていたりする。 いつのまにか勝敗は決しているの

          いつのまにか

          ボーっと

          ボーっとしたい時がある。 何も考えたくない。 何もしたくない。 そういう時、ボーっとする。 時間は有限という観点から見ればその時間はすごくもったいなくて無駄なように思えるかもしれない。 しかし、一方では生産性という言葉がある。 効率を重視する場合、割と休憩を入れた方がその後の生産性が高まったりする。 でも、それは動くということを前提にした休憩のため、動かないことを前提とした場合には真剣にボーっとすることがとても重要になる。 真剣にぼーっとする。 どんな状況なのだろうか。

          ボーっと

          頭が働かない時

          久しぶりに飛び回った1日だった。 頭を使うと言うよりは体を動かすのがメインな日だったなと。 普段考え事をするのが仕事みたいになっているが、それが限界に達した時にひたすらおなじごとをする作業というのがなんとも心地よかったりする。 没頭出来るというのは意外と疲れないということに気づいた。 考え事というのは、最初は一つの事柄について考えはじめるのだが、気がつくといくつもの事柄を考えていることが多い。 そうするとあっちもこっちもと結局は中途半端になってしまい、集中できていないため答

          頭が働かない時

          夢現(ゆめうつつ)

          三連休の最終日。 結局仕事をしている自分。 世の中は賑わっているように見えるが、実はそんな事はないらしい。 昔のようにお金をかけて休日を楽しむという考えが現在においてはお金をできるだけかけないようにしながら楽しめる事を探すといった感じになっているらしい。 大人になると心から楽しめることとか、貴重な体験とかがどんどん減っていく。 子供は本当に些細なことでも喜びを感じるし、それこそ大人が当たり前にしている事を少しでも体感しようものなら心の底から歓喜するほどだ。 その体験はまるで

          夢現(ゆめうつつ)

          人間力を考える

          今日、多くの方の前でお話させて頂きました。 お話させて頂いた内容は食料難や農業のことについて。 正直、私は偉くもなんともないし、知識だって専門的かと言われたらどうなのだろうと自分では思っている。 そんな自分が何十人の前でお話をさせて頂くにあたり、何をどう伝えればいいのかという事をオファーを受けてから昨日までずっと考えていた。 ビジネスの観点でいえば講演的な感じなので順を追ってかみ砕いて分かりやすいように理解しやすいように・・・ などといったことを考えていたのだが、昨日ふとそう

          人間力を考える

          やる気のカラクリ

          ずっと思っていたことがある。 このままでいいのか。 もはや、気力がなくなってきているのを感じるしここから先に対して想いが入らなくなってきている。 誰かに言われたからかとか、何かキッカケがあったとかではないのだが、積み重なってきてものがいよいよコップにいっぱいになってしまって溢れてしまったのかもしれない。 やる気が出ない。 新しい事に挑戦したいと思いながらもあともう一歩が出ない。 今までこんな事はなかった。 思い立ったらすぐ行動できていたし、そのスピード感が自分の武器だと思

          やる気のカラクリ

          コツコツと

          インフルエンザも解禁ととなり出社してみた。 スタッフが一生懸命動いていてくれている。 社長がいなくても会社が回るという長年の理想は今年ようやく70%くらいまでは叶っただろうか。 ありがたい。 毎日毎日、1から10までのことを聞かれ答えていたころに比べれば随分マシになってきたし、自分の時間が取れていることを実感している。 次の改善としては外をどうするか。 仕入先や販売先との付き合い方を最近よく考える。 ビジネスパートナーという響きでいえば聞こえは綺麗だが、一種の依存にもなり

          コツコツと

          シンプルに生きる

          生まれてから今年で40年を迎えた。 昔でいう初老というやつだ。 何か変わるのかという大きすぎない程度の期待もあったが現実はそんなにロマンチックなものではなく、原因不明の体調不良になり、かと思えばインフルエンザにかかってダブルパンチで自由を奪われ、見えない力に拘束される日々を送っているところだったりする… そんな中、それでもと思い40歳を迎えて思うところを書きたいと思う。 少なからず大人として生きてきた過去はあれど、結局人間の本質は変わらずいまだに中途半端な考えで人生に迷い

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          パズル

          経営者になって良かったことありますか?って聞かれて今正直に「はい」とは言えない自分がいる。 立ち上げ当初から悩みながら悔やみながら本当に色々な経験をしてきた。 いや、全て自分が悪いのは分かっている。 スタッフの心も事業の行先も変えられなかったのは全て自分のせい。 分かっているからこそ自分の無力さと無能さを思い知らされる日々に少しだけ疲れてしまった。 でも、こういう時は何かを蓄える時。 ずっとある違和感の正体は『もどかしさ』 例えるなら全体像が見えていてもうあと少しで完成という

          パズル