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コツコツと

インフルエンザも解禁ととなり出社してみた。
スタッフが一生懸命動いていてくれている。
社長がいなくても会社が回るという長年の理想は今年ようやく70%くらいまでは叶っただろうか。
ありがたい。

毎日毎日、1から10までのことを聞かれ答えていたころに比べれば随分マシになってきたし、自分の時間が取れていることを実感している。

次の改善としては外をどうするか。
仕入先や販売先との付き合い方を最近よく考える。
ビジネスパートナーという響きでいえば聞こえは綺麗だが、一種の依存にもなりうる関係性が続き、パワーバランスがおかしくなってきた人たちもいる。
別に難しく考えずに、ただお金の為という関係性でいられればいいのだろうけど、今後そういった関係性では通用しないのではないかと個人的には思う。
正直、コロナショックの影響が尾を引いている現在において完全復活した企業などほぼない中で、どこも同じように生き死にの狭間で戦っている。
この中で、自分のところさえ良ければという考えを持っているところも一定数あるのも感じている。
それでも利益を共有できる関係ならまだいいが、利用価値という基準で付き合いをするのは、結局搾り取ったら終わりという事で長くは続かなくなってしまい、結果自分も短命に終わるという事になってしまう気がする。

そうなりたいと思う企業などどこもないはずなのに、それが強く出てしまって微妙な感じの関係性となってしまっている気がする。
これは自分も含めてそう感じる時がある。

だから思い切る必要があるのかもしれない。
違う事業を考える。
そうすることにより違う視野で違う環境になり、違う人間関係を構築していける。
するとなあなあにはならないし、今の苦境を乗り切れる可能性も見えてくる気がする。
仕事へのモチベーションもアップして自分的にもいいかもしれない。

結局、しがみつく時はしがみつくが、それだけでは根本的解決にはならないのだ。
いろいろ考えると、成熟しているものをコツコツ続けるというのは、実は惰性感が強まることになり、成長が止まっていくことになってしまうのではないだろうか。
コツコツの本質は、積み上げるという意味だと思う。
それは、できないことを出来るようにする、どうやったら出来るかを考えるといった何か新しいアクションに対して成功達成を目指す上でとっていく行動だと思う。

人間関係も同じように信頼関係を築いていたとしても、それがなあなで良い理由にはならない。
親しき仲にも礼儀ありという言葉がそれだ。

今の現状を変えなければまずいと思っているならば、ゼロに戻り、もう一度いろんなものをコツコツと積み重ねていく方が、惰性的な今を続けるよりも速く明るい未来に近づけるのではないかと思う。

だからこそ、しがらみや自分に合わないものに関して大きく切ることが「大切」で
色々な想いはあれどそれを断ち切り「思いきる」ことで進むことでが出来る。

そう考えれば考えるほど、コツコツやっていくしか他に道は無いのだ。



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