パズル

経営者になって良かったことありますか?って聞かれて今正直に「はい」とは言えない自分がいる。
立ち上げ当初から悩みながら悔やみながら本当に色々な経験をしてきた。
いや、全て自分が悪いのは分かっている。
スタッフの心も事業の行先も変えられなかったのは全て自分のせい。
分かっているからこそ自分の無力さと無能さを思い知らされる日々に少しだけ疲れてしまった。
でも、こういう時は何かを蓄える時。
ずっとある違和感の正体は『もどかしさ』
例えるなら全体像が見えていてもうあと少しで完成というときに不意に感じる違和感。
…このまま続けても完成しない。
どこかが間違っていたんだ、だから最後まで行っても完成しないって分かる瞬間と似ている。
でもそんな時悩む。
いや意外といけるんじゃないかとか、ギリギリまで粘って考えて結局合わないと分かった時に何時間もかけて作ってきたパズルを壊す瞬間。
パズルが嫌いになるキッカケになるかもしれないような出来事。
でもやっぱり全体像が見えていただけに悔しいし気になる。
集中力も体力も切れたそんな時、ふと休憩したり気分転換すると力が抜けてその後は不思議なくらいに頭がクリアになってスタート時点で完成までの手順が見えたりする。

きっとそういうタイミング。
経営者ではなく個人に戻る時間も必要ってこと
個人に戻れる時間ができたことに感謝

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