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読書記録 2023年5~7月(エッセイ多め)

この時期に読んだ本で印象的だったもののまとめ。
熱くなってきたため小説を読む気力が落ち、コミックエッセイが多め。

・ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記(ズラータ・イヴァシコワ)
・NO.6 ナンバーシックス(あさのあつこ)
・マカン・マラン シリーズ(古内一絵)
・対岸の家事(朱野帰子)
・食べる力を落とさない!新しい「歯」のトリセツ(照山裕子)
・疲れた人に夜食を届ける出前店(中山 有香里)
・大家さんと僕(矢部太郎)
・北欧こじらせ日記 移住決定編(週末北欧部chika)
・山とハワイ(鈴木ともこ)

「みなさん、明日は戦争になります」――。
もし、学校の先生から突然こう言われたら?
マンガの世界だけだとおもっていた戦争が起きたとき、
人見知りだった16歳の少女は、たった一つの夢にすべてをかけて祖国から脱出することを決意した。

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戦争が始まったウクライナから、たった一人で日本へ逃げてきた少女の日記。平和な日常が突然奪われることの恐ろしさが、等身大の言葉で書かれています。挿絵も彼女が描いたものだそう。
とても読みやすいので、小学校高学年からでも読めるのではないかな。たくさんの人にお勧めしたい一冊です。
2023/8/2現在、amazon Kindle Unlimitedで読めます。

ジャンル的には近未来SF?私の場合、面白い小説を読んでいる間は、その情景が頭の中にくっきりと浮かんでくるのですが、この小説はまさにそれ。
1冊のページ数はかなり少ないため、9冊ほぼ一気読み。
「バッテリー」もそうですが、あさのあつこさんは、少年を描くのが本当に上手だと思います。

疲れた心にやさしくしみるコミックエッセイです。
家で読んだら号泣してしまうかも~。会社のPCでこっそり読んでいたので、涙をこらえるのに必死でした(笑)
コックのクマさんが作る料理が全部美味しそう…。従業員の鮭さんや、心優しい魔王も、いい味出してます。

ずっと読みたかったマカン・マランシリーズ。
元エリートサラリーマン、今はドラァグクイーンのシャールが、夜だけ開店する不思議なお店。料理が出てくる小説が好みなのですが、この本も美味しそうな料理がたくさん出てきます。
ドラマ化されたら良いのにな。

朱野帰子さんの本は読むのは初めて。amazon kindleで口コミが良かったため手に取りました。良い意味で予想を裏切られた小説。
専業主婦の女性が主人公なのですが、よくあるお仕事ものの話とは、ひと味違いました。みんな違ってみんないいよね。

歯のケアについて、とてもわかりやすくまとめてある本でした。
イラストも豊富。手元に置いて時々読み返したい。

大家さんのおばあちゃんが、とってもキュート。
品が良くて可愛らしい大家さんと、矢部さんのやりとりがとても微笑ましい。矢部さんの人柄の良さもにじみ出ています。

フィンランド好きが高じて、とうとう移住してしまった作者のコミックエッセイ。移住するために寿司職人になるとは!
夢をかなえるために、ひたむきに努力する姿に心を打たれました。
昨年、ドラマ化されていたんですね。見てみればよかったな。

ハワイ=海というイメージが、すっかり変わりました。
作者の登山エッセイが好きで、新作を心待ちにしていましたが、この本は、とにかく情報量がすごいです!ほんわかしたイラストにつられて読むと、中身の濃さにびっくりするかも。
ハワイの山のことだけでなく、ハワイの歴史についても詳しく書かれています。食わず嫌いで、今まで「ハワイなんて」と思っていた自分、ホント損してたなと思いました。

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