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なぜ、トレーナーは「動作」を指導してはいけないのか?

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こんにちは!

日本で唯一の運動・栄養・休養による「正しい身体管理」の総合的な知識と考え方の本質が学べる

日本身体管理学協会事務局の新美です。

本日は

さて、昨日は『群盲象を評す』についてお伝えしました。

同じような意味では『木を見て森を見ず』です。

改めて考えてみても、このことは重要で

トレーナーや治療家、インストラクターの方々が

常に心の中に留めておかなくてはならない考えだと思っております。

ここ20年くらいのトレーナー治療家系の間では、

「ファンクショナル」という言葉が使われるようになって久しいですが

特に「動作」に着目してトレーニング指導すると言う傾向が強まっています。

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これ自体は非常に重要なパラダイム転換であり、

それまでの筋収縮にフォーカスした「筋力の強化」ではなく、

運動器の機能解剖学的な構造やメカニズムを改善、向上させることにフォーカスするようになったことで、

見た目としてだけでなく、

機能的な体作りがより効率的に可能となりました。

それによってスポーツパフォーマンスの向上や

痛みの改善にも大きく寄与したと言えます。

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そのため、多くのトレーナーや治療家、特にアスレティックトレーナーや理学療法士の方々は

これらについて大変深く学ばれてらっしゃると認識しております。

そしてもちろん、今挙げたような目的を達成するためには

「動作」に着目して、それを改善していくことは非常に重要ではありますが、

かといってトレーナーや治療家の方々の持つべきスキルが

「それだけ」にフォーカスしてしまうのも非常にもったいないと私は思っています。

また、それによってそれらに従事されている方々の仕事が

それに限定されて一般の方々から見られてしまうことにも

私は少なからず危惧しています。

危惧というと何か評論家目線な伝わり方をするのであれば

「もったいない」という言い方でも良いかもしれません。

「動作」の評価や改善はトレーナーや理学療法士、治療家が得意とする専門的な分野の一つではありますが

それが全てというわけではありません。

身体をより良くするアプローチや観点というのは

他にもさまざまにあります。

また、運動器だけでなく内科系についても同じです。

「群盲象を評す」

常に一つのアプローチは全体の一部であるということを認識し、

さまざまな選択肢を持っている方が

お客さまにとっても、皆さんにとっても

より良い選択ができる可能性があるのかもしれません。

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次回、第三期(6月を予定)の身体管理指導士養成講座の募集を4月1日から行いますのでお楽しみに!

(整形外科系機能解剖、内科系機能解剖、整形外科系疾患学、内科系疾患学、トレーニング理論、栄養学、休養学、テーピングで人の身体をより良くするための知識を包括的に学べます。)

詳しくはこちら

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一般社団法人日本身体管理学協会
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