駿河台大学心理カウンセリングセンター・メンタルヘルス提供ブログ

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最近の記事

心のケアまとめ

だんだんと日常生活が回復してきましたが、コロナ疲れと言われるように、気づかないうちに疲労がたまっているものです。大人も子どもも自分の疲れに耳を傾けてみることも大事ですね。 さて、今回は、日本心理臨床学会が支援に関するさまざまな情報をまとめてくださったので、そのページを紹介したいと思います。 コミュニティの危機とこころのケア 児童生徒、保護者、教職員、すべての方、専門家へ、と対象者別にまとめてくれてあるので、とても見やすいと思います。 ご参考になさってください。

    • 保護者・先生に知ってほしい!~学校再開にむけた不登校予防~

      緊急事態宣言もいよいよ解除されました。 仕事や学校も再開しますね。 しかしおそらく普段の環境とは違ってくることは明らかです。 イレギュラーなことは大人にも子どもにも大きなストレスになるかと思います。 その反応のひとつとして、子どもには不登校・登校しぶりといったことが起こるかもしれません。 おそらくことれは一過性の反応かと思われますが、その際に大人がどういった声かけや眼差しをするかによって、場合によってはこじらせてしまうかもしれません。 今回は日本ストレスマネジメント

      • 学校再開にむけたいじめ防止

        緊急事態宣言も徐々に解除され、学校再開も行われつつあります。 しかしいつもと違う環境で、誰もが戸惑い、ストレスを抱えていると思います。 子どもたちも、いつもとは違う新年度を迎えることとなります。 せめて不要ないじめなどはあらかじめ少しでも防げるよう、大人たちが工夫しておきたいところです。 本日は、日本ストレスマネジメント学会が提供してくださっている動画をご紹介したいと思います。 保護者・先生に知ってほしい!~学校再開にむけたいじめ予防~ ご参考になさってください。

        • こころの健康電話相談

          新型コロナウイルスにともなって、いろいろな不安が重なっていると思います。 そんなときは誰かに話を聞いてもらうことが大事です。 ただ、相手を間違えると、気持ちを受け止めてもらえなかったり、逆に責められるような気持ちを感じてしまうようなことが起こるかもしれません。 このようなときは、やはり資格をもった方に相談する方が安心だと思います。 日本公認心理師協会が現在無料の電話相談を受け付けています。 ご参考になさってください。

          ぷちヨーガの勧め⑦

          ぷちヨーガの勧め第7回は「手当の活用」です。 ステイホーム、リモートワークにともなって、パソコンやスマホの画面に向き合う時間も多くなったかと思います。 そうなると、いままでより目が疲れたり、肩が凝ったり、腰が痛くなったりすることも増えますよね。 運動で発散できればよいですが、そうもいかないこともありますよね。 そんなときは手軽にできる「手当て」を活用してみてはいかがでしょうか?? 手は不思議とあてられるだけで気持ちがほっこりしますよね。 どうぞ試してみてください。

          こころの耳

          今回は厚生労働省委託事業である「こころの耳」のページを紹介させていただきます。 こころの耳でも「新型コロナウイルス感染症対策(こころのケア)」として、以下の内容が特集されています。 専門家からのアドバイス(こころのケア) 在宅勤務お役立ちコンテンツ こころの相談窓口 新型コロナウイルス感染症に関連した各種相談窓口 新型コロナウイルス感染症に関連した生活関連情報 その他の関連情報 こころのケアとともに、各種相談窓口など、知りたい情報が充実して

          ぷちヨーガの勧め⑥

          ぷちヨーガの勧め第6回は「お休みネコさんのポーズ」です。 身体をほぐすときには、身体をそらしたり、胸を広げたりするポーズが定番ですが、身体をゆっくり丸めてみるのも興奮を収めたり、ほっと一息つくには大切とのこと。 ぜひ試してみてください。

          ドクター本間の「ラッタッタ体操」

          先日、本間生夫先生(東京有明医療大学、NPO安らぎ呼吸プロジェクト)が開発された呼吸筋ストレッチ体操の動画を紹介させていただきました。 今回は第2段として、同じく本間先生が開発された「ラッタッタ体操」をご紹介したいと思います。 ※「ラッタッタ体操」 この体操は、東日本大震災の被災地の子どもと一緒に作ったもので、この体操により不安が減ったという実績があるとのことです。 動画の前半部分では、本間先生による不安と呼吸の関係についての解説もあります。 なお、今回の体操には注

          ウイルスの次にやってくるもの

          本日は、日本赤十字社が作成した動画「ウイルスの次にやってくるもの」です。いま話題になっていますね。 私たちはウイルス、震災、テロなど、さまざまな脅威と背中合わせに生きていることを改めて意識させられる昨今ですが、ひょっとしたらそれ以上に怖いものがあるかもしれません。 それは人の心です。 人の心は事実を事実以上にとらえたりすることもあります。 必要以上に恐怖を抱いたり、他者にたいして憎しみや疑念を抱いてしまうことがあります。 事実のみだったら破滅的なことが起きなかったか

          ぷちヨーガの勧め⑤

          ぷちヨーガ第5回は「ふれ合いながら体をほぐす」です。 ふれ合いって大事ですよね。 ふれ合うだけで子どもは落ち着くものです。 そして、それは大人も同じです。 といっても、大人にとっては毎日子どもとふれ合い続けるというのもストレスがたまる側面もありますが。。笑 今回紹介する「あのね、あのね体操」を私もやってみました。 コツとしては子どもと同じ目線になって、大人も子どもに甘えるように身体を揺らすことです。 いっしょにクニャクニャして心と身体をほぐしてみましょう。

          ドクター本間の呼吸筋ストレッチ体操

          本日は、本間生夫先生(東京有明医療大学、NPO安らぎ呼吸プロジェクト)が開発された呼吸筋ストレッチ体操の動画を紹介いたします。 『呼吸を変えるだけで心身が健康になる』 より「5分間シクソトロピーストレッチ」 この体操は、東日本大震災に被災した子供たちに対する心のケアを目的として開発されたものとのことです。 お家のなかでも簡単にできる体操となっております。 呼吸によって気持ちも身体も変化することは、普段から「深呼吸をして気持ちを落ち着かせたる」とか、「一息つく」などの言

          ぷちヨーガの勧め④

          ぷちヨーガ第4回目は「入眠前の身体ほぐし」です。 ※第4回「ぷるぷる体操」 風邪に負けないよう免疫力をあげるには質の良い睡眠は欠かせません。 しかし外出もままならない昨今、運動不足にもなりますし、室内でテレビやスマホなどをみる時間も多くなってしまいます。 すると、寝ようとしてもなかなか寝付けないこともしばしば。 そんなときは身体をしっかりほぐしてみるとよいです。 ぷるぷる体操で、足の方にたまった血液をもう一度身体全体にめぐらせてみてください。 きっと身体もポカポ

          身体からのメンタルヘルス

          さて、今回は本学准教授の中村先生より、記事を寄せていただきました。 「様々なことがメディアで取り上げられ、画面に釘付けになっている方々も多いかと思いますが、 まずは、時間の流れに沿った自然な生活を楽しんでみましょう。 ・太陽が昇ったら、朝から起きる。 ・窓際で構わないので、日の光を浴びる。 ・1回量は少なくても構わないので、三食を定時に食べてみる。 ・何らかの理由で外出した場合は、日が落ちる頃に帰宅する。 ・湯船につかって、ゆっくりとした入浴時間をとる。 ・スマホ画面を見

          ぷちヨーガの勧め③

          ぷちヨーガ第3回目は「ホットハンドです」。 ※第3回「ホッと ハンドで心をほぐす」 あたたかい手というのはそれだけで人の心を落ち着かせる効果がありますよね。 今回のコラムでは、クヨクヨしたとき、イライラしたとき、怖くてどうにもならないとき、のホットハンドの使い方が紹介されています。 ご自分で試されるのもいいですし、親子であたたかい手を当て合ってもよいのではないでしょうか??(その際、ちょっと悲しいですが、手洗い・消毒は欠かせませんね)。 まずはちょっとの時間でもいい

          ぷちヨーガの勧め①・②

          外出がままならい状況ですと、身体も心も元気をなくしがちですね。 在宅でもできる運動など、みなさまいろいろな工夫をされていると思います。 さて、当センターからも、お子さんと一緒にできる「ぷちヨーガ」をご紹介させていただきます。(全7回) ヨーガを通して気持ちを落ち着け、お子さんと、そして自分自身の心と体にコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか?? 今回は第1回と第2回をご紹介させていただきます。 ※第1 回 ヨーガをする際のお子さんへの言葉かけ ※第2 回

          子どもの安心・安全を高めるために。

          新型コロナウイルスに関連して、日常とは違うさまざまなストレスがかかってきます。 このようなときは、大人と同じく子どもにもストレスがかかっています。 いっけん元気でいるようでも、いつもより言うことを聞かなくなったり、赤ちゃん返りをしたり・・。 大人もストレスを抱えているなかで、そういったいつもと違う行動をされると、大人もよりストレスを抱えて子どもに上手に対応できないという悪循環も起こってしまうかもしれません。 そのようなとき、適切な知識があると救われる場合があります。