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「現実を変え、成長していくために」パラダイムを増やし、獲得していく冒険に出ませんか?

現実についてはこれまでも
ちょこちょこと書いてきました。

僕たちの現実は「思い込み(解釈)」と「事実」でできていて、
「事実」によって「思い込み(解釈)」は影響を受け、
「思い込み(解釈)」によって「事実」を歪ませ、
現実を作り出します。

現実は主に「思い込み(解釈)」なので、
僕たちが見ている現実は「幻想」だとか、
「仮想現実」だとか言われたりします。

僕たちが見ている現実は
実は「幻」なんです。

現実は「思い込み(解釈)」によって
変幻自在ですから。


で、この「思い込み(解釈)」というのは、
「物事の見方」という事もできます。

そして、「物事の見方」は
「パラダイム」と言い換えることもできます。

「パラダイム」という言葉は
元々はトマス・クーンという科学哲学者が提唱したものですが、
そのパラダイムとは意味合いが異なり、
「物事の見方や考え方の枠組み」という意味で、
今は使われています。

そして、今の使われ方をしている「パラダイム」という言葉は
優れた名著とも言える「7つの習慣」によって広がっていきました。


なぜ物事の見方や考え方の枠組みを
「パラダイム」と表現するのか?

なんかかっこいいじゃないですか!(ぉぃ

という個人的な意見もあるのですが、
単純に「物事の見方」とか「考え方の枠組み」と言うよりも
言いやすいんですよね。

で、「パラダイムシフト(パラダイム転換)」という言葉もあり、
「物事の見方を変えよう」とか
「考え方の枠組みを変えよう」と伝えるよりも個人的には言いやすいので、
よく「パラダイム」という言葉を使っています。


「思い込み」や「解釈」は
「パラダイム」の一部と言えます。

パラダイムは
「個人や集団の世界観、価値観、信念、思考・感情パターン、
行動の基盤を形成する枠組み」

とも言えるので、かなり広い意味合いを持ちます。

パラダイムを変えることができれば、
観ている世界や価値観、信念、思考パターン、行動なども
変わっていきます。

「自分を変えたい!」と思っているのであれば、
「では、パラダイムを変えていきませんか?」
とも言えるわけです。

パラダイムを変えれば、
観ている世界や価値観、信念、思考パターン、行動も変わっていくため、
確実に変わることができますから。

そして、当然現実も変わります。

パラダイムが変われば、
観ている現実もガラッと変わりますから。

「海外は怖い」というパラダイムから
「海外は楽しい」というパラダイムに変われば、
観ている現実は全く違う現実だというのは
想像できますよね?


ちなみにですが、
「海外は怖い」というパラダイムと
「海外は楽しい」というパラダイムであれば、
どちらがチャンスが多いと思いますか?

「海外は楽しい」と思っている人ですよね?

「海外は怖い」というパラダイムであれば、
海外から出ようとは思いません。

ですが、「海外は楽しい」というパラダイムであれば、
むしろ海外に行きたいと思うため、
チャンスが日本だけでなく、海外にも広がります。

「自分には能力がない…」と悩んでいる場合も、
「日本語」ができているので、
その日本語能力を海外で発揮すれば、
たちまち実力者となり、欠かせない存在となるでしょう。

そのように、
「どんなパラダイムを持っているか?」
チャンスを掴み取れる可能性にも
大きく関わってくるんです。


で、パラダイムというのは1つではなく、
たくさん持っておくといいです。

というのも、
パラダイムが一つしかないと、
相手を理解するのはかなり難しい、どころか
相手を理解することは不可能だからです。

パラダイムが一つだけだと、
そのパラダイムだけで判断しないといけないけれど、
相手はそのパラダイムの外にいるのですから、
理解なんてできませんよね?

さきほどの例で言うと、
「海外は怖い」というパラダイムしかなければ、
「海外は楽しい」というパラダイムの人を理解できません。

理解できないため、もしかしたら、
「海外は楽しい」という人を
否定してしまうかもしれません。

そうすると、良い関係はできませんよね?

それよりも、
もし「海外は怖い」というパラダイムをメインに持っていても、
「海外は楽しい」というパラダイムもある程度理解できる、となれば、
否定せずに楽しく話をすることができるはずです。

相手に合わせて会話をすることができますから。

そのように、パラダイムは一つではなく、
複数持つことで、人とのコミュニケーションが楽になります。

だからこそ、
色んな人と出会い、色んなパラダイムを獲得すること。

それが自分を成長させることに繋がるのです。

そして、色んなパラダイムを獲得し、
「自分はこのパラダイムが素敵だと思うな」と思えば、
そのパラダイムを採用してみたらいいと思うんですよ。

複数のパラダイムを獲得すれば、
自分自身でどのパラダイムを採用するか決められるのですから。


「自分探し≒成長」という記事を書きましたが、
色んな人と出会い、色んなパラダイムを獲得することは、
自分に合ったパラダイム、状況にあったパラダイム、
役割に合ったパラダイムなど、
自分自身をより知っていくことに繋がります。

なので、色んなパラダイムを獲得することは、
「自分探し」とも言えるし、
「成長」とも言えるんです。


色んなパラダイムを獲得することができれば、
現実の解像度が高まり、
現実がより鮮明に見えてきます。

「あの人の考えていることがわからない」
と思っていたはずなのに、パラダイムを増やしたら
「なるほど!あの人はこのような視点で考えていたのか!」
とわかり、これまで靄がかかっていたはずのものが
鮮明に見えてきますから。

だからこそ、多くのことを経験をし、
多くの人と出会い、多くのパラダイムに触れて
そのパラダイムを獲得していくこと。

そして、状況や役割、自分に合ったパラダイムを
自分自身で選んで採用できるようにすること。

それができれば、
人間関係に困ることは少なくなるし、
現実に苦しむことも少なくなるのではないかと思うのです。

だからこそ、
「パラダイムを増やし、素敵なパラダイムを採用していく」
という意識を常に持っておいた方が良いのではないかと。


パラダイムを増やすことは
自分以外の人を理解することにも繋がるので
結構楽しいものです。

また、マンガやアニメなどでも、
パラダイムの獲得に繋がります。

「このキャラはなぜこんなことをしているのだろうか?」
「このキャラは一体どういう世界観を持っているのだろうか?」
と疑問になったら、
それは新しいパラダイムを手に入れるチャンスですから!

だからこそ、マンガやアニメも
パラダイムを獲得する学びの場として考えてみることを
僕はオススメしています。

楽しみながら
色んなパラダイムを獲得しちゃいましょう!


それでは、ありがとうございました!


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