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現実は選択の結果?適切な思い込みは偉大な力となる

「今の現実は自分が選択したものである」

この言葉を聞いてどう思いますか?

「そのとおりだ!」と思う人もいれば、
「それはない!」と思う人もいるでしょう。

どっちが正しいのかというと、
どちらも正しいです。

なぜなら、
「今の現実は自分が選択したものである」
という現実を見ているか、

「今の現実は自分が選択したものであるとは必ずしも言えない」
という現実を見ているかの違いなのですから。

なので、どちらも正しいです。


以前に
『現実をより良くするための「現実の公式」』
という記事を書きました。

ここで書いた現実の公式というのは
現実=思い込み(解釈)×事実
というものです。

「今の現実は自分が選択したものである」
「今の現実は自分が選択したものであるとは必ずしも言えない」

この2つの現実はどちらも正しい現実です。

ただ、より正確に言うと、
「今の現実は自分が選択したものである」
というのは「思い込み」が強い現実であり、

「今の現実は自分が選択したものであるとは必ずしも言えない」
というのは、「事実」が強い現実と言えるのではないでしょうか?


少なくとも、
生まれた環境や国、生まれた家庭の家族構成や経済状況、
身体的特徴や自然災害といったものは、
自分が選択したものとは言えません。

それらは全て「事実」として存在します。

だからといって、
「国のせいだ!」とか
「生まれた家庭のせいだ!」とか
そういうもののせいにしたところで、
人生は良くなりません。

批判することに時間とエネルギーを浪費することで、
周りから「あまり関わりたくない人」と見られますし、
どんどん感情的になっていって、
適切な判断ができなくなってしまいます。

それにより、
人生の質がより良くなるどころか、
どんどん低下してしまいます。


そのように、
「今の現実は自分が選択したものであるとは必ずしも言えない」
という風に現実を見ていると、

「自分が選択できないことに振り回されている」
と感じやすくなり、

「批判したい」と思う心が
強くなっていくのではないでしょうか?


逆に、
「今の現実は自分が選択したものである」
と考えていたとしたら、

生まれた環境や国、生まれた家庭の家族構成や経済状況、
身体的特徴や自然災害といったものですら、
「自分が選択したもの」と考えることもできます。

「神様に伝えて、自分が親を選んだんだ」
みたいな考え方ですね。

正直このような考え方は
「心に余裕があるからこそ、できる考え方だ」
ということもできます。

虐待されている子供にこんなことを言えるかというと、
言えるはずがありませんから。

子供からすると、
自分で選択したくても選択できないことが多すぎます。

それこそ、赤ちゃんの時に
ご飯を与えてもらえなかったら
生きていくことすらできませんから。

なので、子供の時に
「今の現実は自分が選択したものである」
という考え方を提示することはかなり酷なことです。


ですが、ある程度成長してくれば
選択できることが多くなってきます。

生まれた環境や国、生まれた家庭などを見た時に、
「自分はこれを学ぶためにここに生まれてきたんだな」
と「思い込む(解釈する)」こともできるわけです。

言い方を変えると、
「意味付けを変える」ってことですね。

「経済状況が悪い家庭に生まれた」
ということに対して、ずっと嘆いていても
人生は良くなっていきません。

それよりも、
「経済状況が悪い家庭に生まれたのは、
向上心を手に入れるためだったのではないか?」

と意味付けを変えた方が力が湧いてきますよね?


現実は「思い込み(解釈)」と「事実」で作られていますが、
事実だけに目を向けても、現実は良くなりません。

それよりも、
「自分には無限の可能性がある」と思い込んでいれば、
人生は楽しくなりそうじゃないですか?

また、
「自分には無限の可能性がある」といった思い込みを持って行動するのと、
その思い込みを持たないで行動するのとでは、
確実に結果が変わってきます。

そして、その結果が事実に反映されます。

適切な思い込みをするだけで
楽しく幸せな気分になって現実は良くなるし、
その適切な思い込みが事実にも良い影響を与え、
さらに現実が良くなるというポジティブループが発生するんです。

「思い込みの力」というのは偉大な力なんです。

「潜在意識」「セルフイメージ」「人生脚本」
「自分は人生の主人公」「プラシーボ効果」「アファメーション」

こういったものは全て思い込みが関係しています。

思い込みをうまく利用すれば、
より良い現実を手に入れるための強力な味方になってくれるのです。


「事実が現実に直結している」

これは疑問の余地を挟む必要はないかと思います。

ですが、だからといって、
事実だけに目を向けても、
人生は良くなりません。

事実ではなく、思い込みに目を向けた方が
人生をより良くしやすくなります。

「今の現実は自分が選択したものである」

この思い込みを採用し、
「自分が選択したのだから、自分の責任」
と考え、どんな結果になろうとも、
人生がより良くなっていくような意味付け(良い思い込み)を行う。


このように言うのは簡単ですが、
実際にやるとなるとなかなか難しいです。

ですが、やる価値はありますよね?

「自分が選択したのだから、自分の責任」
という思い込みを採用し、
自分の人生は自分で舵を取り
より良い人生を自分の手で掴み取っていく。

そう考えることができれば、
人生はどんどん好転していくのではないかと思います。


まとめ

事実はあくまで事実です。

事実にばかり目を向けても現実は良くなりません。

事実よりも適切な思い込みに目を向けていきませんか?

適切な思い込みをすることが良い結果(=事実)に繋がり、
その結果がさらに現実に影響を与えていきます。

「現実を変えるには思い込みから」

そう考えても良いのではないかと思います。


「自分は今どんな思い込みをしているか?」

そのようなことを考えたことがありますか?

もしこれまで考えたことがないのでしたら、
一度自分自身の思い込みを見つめ直してみると、
気づきが生まれるかもしれません。

そして、それが適切な思い込みなのかどうかも
考えてみると良いかもしれませんね。


もしご自身で適切思い込みかどうか判断できない場合は、
僕と一緒に判断していきませんか?

ご連絡をいただければ、
一緒に考えていくことも可能ですので。

もしよろしければ、一度ご連絡ください。


それでは、
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!


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