【骨盤のキューイングのコツ】「骨盤前傾をさせたい時」に「骨盤前傾させる」キューイングをしたらダメな理由!
今回は、キューイングのコツについて。
キューイングについて事細かく書いてる参考書や文献は見たことがないため、臨床をやりながらより正確に伝わる方法を模索していく必要があります。
そんなキューイングとして…
「骨盤を起こすキューイング」をどうやって入れたらスムーズに働いて欲しい筋肉が適切に働いてくれるか。そんな内容のコラムにしてます。
この画像の人に、、
「骨盤前傾位を取らせたい」
そんな時に、どんなキューイングしますか??
骨盤起こして下さいってキューイングする人がほとんどだと思いますし、それば間違っていると言いたいわけではないですが、、
自分の経験上では、、
骨盤が後傾してる人に、骨盤を起こさせるキューイングをすると、ほぼほぼ「脊柱起立筋」「広背筋」を使った骨盤前傾位を取ります。
脊柱起立筋だったり、、
広背筋だったり、、
背面に付着する筋肉を働かすことで、もちろん骨盤を起こすことは出来るかもしれないですが、骨盤前傾を作るための主働筋ではなく、補助的な作用の筋肉になります。
この「脊柱起立筋」「広背筋」を過度に使う姿勢になっていることで、「腰背部痛」に繋がることも仮説できると思います。
じゃあどうやってキューイングするかって部分を紹介していきます。
骨盤前傾させる主動作筋
骨盤を前傾位〜中間位に保つために働いて欲しい筋肉としては…
・多裂筋
・腸腰筋
この2つの筋肉が協調的に働くことで、骨盤を起こす動きを作ることが出来ます。
ですが…
ほとんどの方は、おそらく骨盤を前傾させる時に、「腸腰筋」や「多裂筋」を使う様な感覚は全くなく、上記でも記載した様な「脊柱起立筋」「広背筋」を使った骨盤前傾を作ります。
脊柱起立筋&広背筋を使う特徴
骨盤を起こす動きに対して…
広背筋や脊柱起立筋を使っている方の典型的な特徴として…
ここから先は
848字
/
6画像
「セミナーに行きたい」「参考書を買いたい」でも、「お金も時間もない」勉強したくても勉強できない理由を全て取っ払ったオンラインで学べる学校。「現場でしっかり結果を出したい」セラピスト・トレーナー・インストラクターに必要なスキル習得ができる環境が臨床ガチ大学(月4~6本配信)
臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】
¥500 / 月
業界最大規模の購読者数700名以上●「現場でしっかり結果を出したい」セラピスト・トレーナー・インストラクターのためのマガジン●"臨床で本当…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?