マガジンのカバー画像

新型コロナ禍

14
運営しているクリエイター

2020年5月の記事一覧

スタートアップやベンチャー企業の資金は大丈夫…

スタートアップやベンチャー企業の資金は大丈夫…

新型コロナ禍の影響を受け、スタートアップ/ベンチャー企業の約4割が半年以内で運転資金不足に陥る恐れがあることが、スタートアップ支援を手掛けるデロイト トーマツ ベンチャーサポート(DTVS、東京・千代田)の調査で分かったとのこと。

スタートアップとベンチャー企業の違い
そもそも”ベンチャー企業”という単語は日本人が作った和製英語で、通常英語で”Venture”と言うとVenture Capita

もっとみる
アフターコロナでオフィス需要はどうなる?

アフターコロナでオフィス需要はどうなる?

コロナ禍で急拡大しているテレワークがオフィス需要にどのような影響を与えるのか考えてみたい。

これまでは、企業内の制度の未整備などを理由にテレワークの利用が進まなかったが、外出自粛要請を受けて企業が環境整備を進めたり、限定的ではあるが在宅勤務に移行した結果、足もとでは新規のテレワーカーが急増している。

テレワークは定着するのか?
東京都を対象にした調査では、2020年4月のテレワーク実施率は5割

もっとみる
集団免疫は本当に獲得できるのか?

集団免疫は本当に獲得できるのか?

十分な割合の人が感染して回復し、その病原体に対抗する抗体を持つようになると、その集団は「集団免疫」を獲得したことになるという。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の場合、人口の70%は感染する必要があるというのが専門家の見解らしい。

西欧の状況イタリア、スペイン、フランスなど新型コロナウイルス感染症で大きな被害を受けた国々では、最近の調査結果によると、集団免疫の獲得は難しい状況になってい

もっとみる
『武漢日記』と『武漢封城日記』。武漢における籠城生活の記録が話題になっている…

『武漢日記』と『武漢封城日記』。武漢における籠城生活の記録が話題になっている…

4月8日、新型コロナウイルス最初の感染者が出た武漢市で、2カ月半にわたるロックダウン(封城)がようやく解除(解城)された。2カ月間の新型コロナ感染の状況や籠城生活を綴った記録の公開と出版の賛否をめぐって話題になっているらしい。

方方さん『武漢日記』
封鎖開始の2日後の1月25日から3月24日までの60日間、毎日綴られた方方(Fang Fang:ファンファン/本名:汪芳)の日記。方方は作家で、元湖

もっとみる
【 中国のアフターコロナ 】 電子消費券とは?

【 中国のアフターコロナ 】 電子消費券とは?

中国では、新型コロナウイルス感染症の収束後の経済回復を狙って各地方政府が特定の消費活動に使用できる「消費券」を市民に支給する動きが出ているらしい。

ちなみに、中国では日本や米国及び欧州各国で実施している所得補償の施策は一切やっておらず、いままでは住民に対する保障や施策はほとんどなかったとのこと。

中国経済の状況中国国家統計局の発表によると、2020年1~3月期の国内総生産(GDP)は前年同期比

もっとみる
【 中国のアフターコロナ 】 運用され始めた『ヘルスコード』とは何か?

【 中国のアフターコロナ 】 運用され始めた『ヘルスコード』とは何か?

昨日にオンラインやTVにて拡散された内容ですが、中国では「ヘルスコード」と呼ばれる取組みが広がっているとのこと。

「ヘルスコード」なるものが何なのか? ちょっと気になってので調べてみました!

「ヘルスコード」とはAlipay(支付宝)が開発した「健康コード格付けシステム:健康碼 (China’s national health code rating system)」のことで、起点は杭州市での

もっとみる
マスクに関する特許が気になって…

マスクに関する特許が気になって…

はじめに:中国生産に集中していたマスクについて、シャープやアイリスオーヤマなどの大手日本企業が新規に補助金を活用した国内生産に乗り出している。それ以外にも複数社が補助金を申請し、国内生産に乗り出すという。
国内回帰が叫ばれ、国内生産がブーム化しているマスクについて、特許がどうなっているのか気になったので少しだけ調べてみました。

マスクに関する特許出願概況 :
経産省、マスク生産設備補助採択企業発

もっとみる