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マスクに関する特許が気になって…

はじめに:

中国生産に集中していたマスクについて、シャープやアイリスオーヤマなどの大手日本企業が新規に補助金を活用した国内生産に乗り出している。それ以外にも複数社が補助金を申請し、国内生産に乗り出すという。
国内回帰が叫ばれ、国内生産がブーム化しているマスクについて、特許がどうなっているのか気になったので少しだけ調べてみました。

マスクに関する特許出願概況 :

経産省、マスク生産設備補助採択企業発表:

結論:

緊急事態宣言が発令されたさ中、マスクに関する特許侵害の係争や特許紛争に発展する事案の発生は少ないと思われるが、新型コロナウィルス感染症の一定水準のレベルに抑え込まれ始め、事態が鎮静化の様相を見せ始めると、それによる状況変化があるかもしれないと思いました。

大企業から個人まで様々なレベルでマスクの製造に関係していく中で、ちょっとした工夫やニーズの解決が特許に抵触する可能性も否定できないと少なからず感じました。

思った。願わくば、特許侵害の係争や特許紛争に発展して欲しくないというのが個人的な意見ではありますが…(^_-)-☆

わかったこと:

1.  マスクはすでに研究開発しつくされた枯れた技術とも思っていたが、年間90件近く出願されており、年々改善や新たな工夫を加え続けているらしい。
2.  発明の目的として、マスクの本来の機能である「吸着・分離」と共に「顔面との密着性の向上」「作業性の改善」等のユーザの使い勝手や使いやすさの向上も同じくらい重要視されてるらしい。
3.  発明の目的の中に、使い捨てマスクと長時間使用や長寿命化、一見矛盾する2つの目的が見てとれるらしい。

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