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読みやすくて静かな感動がある詩集 レイモンド・カーヴァー『水と水とが出会うところ』

 短篇小説の名手であるレイモンド・カーヴァーが、詩集も出していると知って読んでみました。

『水と水とが出会うところ』(村上春樹翻訳ライブラリー)

 意外と読みやすい作品が多かったので、普段は詩をあまり読まない人にも親しみやすいのではないかと思いました。

 私は今回、冒頭からじっくり読み進めるのではなく、ぱっと開いたページにある作品を読んだり、ぱらぱらとめくってふと気になったものを読んだり。そんな気楽な読み方をしました。それでも時々、はっとさせられる言葉に出合い、静かな感動を味わうことができました。

 表題作「水と水とが出会うところ」と「ハッピネス」が好きでした。
 きっと、そのときの自分の心境によって、胸に響いてくる作品も変わるのでしょうね。

◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから
sinoayakouriさんの作品を使わせていただきました。
ありがとうございます。

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