見出し画像

ミニマリストになって、モノを捨てたら「お金」と「時間」が増えた! 【ミニマリストの入門書】

こんな人におすすめの本。
・モノを少なく、もっと身軽に気持ちよく生活したい。
・モノを減らして、心も充実させたい。
・節約のためにもミニマリストになりたい。

ミニマリストに未実践者、初心者向けの内容。
実践者、中級者には物足りないかも。

著者はバッグ1つに収まる程度のモノしかもっていない生活。

<第1章 「あるエピソード」>

「貧乏人の部屋」
お金持ちの部屋
→物が少なくシンプルな生活。

貧乏人の部屋
→統一感がなく、物が散乱。

泥棒に入られやすい部屋
→掃除されていない汚い部屋。
 特にトイレが汚い部屋。

メンタルが病むと部屋は汚くなる。
メンタルが回復すると部屋は綺麗になる。

私見)
汚い部屋が狙われるのは「割れ窓理論」のため?

「選ぶ」
選ぶためのエネルギー。
服が多い。
毎朝、コーディネートで悩む。
脳のエネルギーを消費。
→時間と集中力がなくなる。

服が少ない。
毎朝に余裕ができる。
→時間、集中力がある状態で出勤。

「買う」
モノを買う心理。
→買うことで不安を埋めている。

モノが捨てられない。
→モノを所有することで安心している。
=必要がなくても捨てられない。

例)
旅行。
不安が大きい人ほど荷物が多い。
あれも必要、これももっていこう。
なかったらどうしよう・・・。

<第2章 「片付けのやり方」>

「準備と片づけ方」
3つのジャンル
1.「使うモノ」
2.「使わないモノ」
3.「使うかどうかわからないモノ」

迷ったモノはどんどん3に仕分けする。

仕分け後。
使わないモノ→捨てる。

わからないモノ
→なるべく使わずに生活してみる。
数ヶ月使わなかったら捨てる。

仕分けは数ヶ月ごとに繰り返す。
減っていくモノの中での生活
→自分が本当に使うものが厳選される。
=無理なくモノが減らせていく。

※使うかどうかわからないモノは大体いらないモノ。
仕分けて暮らしてみると無くても問題ないことがわかる。

捨てた後に必要になった。
→また買えばいいの精神。

私見)
再購入をためらう。
例)
やらなくなった楽器を捨てた。
またやりたくなった。
→再購入を「ためらう」
=楽器(音楽)自体が自分にとってそれほど価値がない。

自分にとっての価値が高い。
→ためらわずに再購入できる。

「片付け後」
使わなくなったモノ。
→リサイクル。

ヤフオク、メルカリ、ネットオフ・・・。
モノが減る。
→多少の収入になる。
=一石二鳥

※NPO法人などに寄付という手段もある。
自分の要らなくなったものが必要な困窮者に届く。
=社会貢献。

リサイクル出来ないモノは思い切って捨てる。
捨てることに慣れると気持ちよくなる。

自己経験)
大掃除で部屋の3分の2のモノを捨てた。
ゴミの収集日にソワソワ。
「まだ捨てられるものないかな?」
「せっかくの収集日、捨てなきゃもったいない!」

片付け後のルール。
持つ数を決める。
例)
服→各季節、1週間分しか持たない。
新しく買う→今持っているモノを1つ捨てる。

欲しいから、お得だから、ストックとして・・・。
=際限なくモノが増える原因。

モノが増える=掃除が大変。

ルールを決める=シンプルな部屋の維持。

「できるところから」
片付け→朝がおすすめ。
脳の「決断力」がある朝のうちに片付ける。

部屋全体ではなく、一箇所に集中。
目標箇所を細かくわけて設定。
一箇所一箇所を短時間で確実に終わらせる。
→達成感が得られる。
=片付け意欲が持続する。

思い出があるモノ。
買い直しができないモノ。
→後回し。

古いもの。
ダブっているもの。
→捨てやすいモノから始める。

基準は「今、必要かどうか」
迷い→「いつか使うかも・・・」

※「いつか」は来ない。
迷う=必要のないもの。

本当に必要=迷わない。
「捨てる」という選択肢すら出ないモノ。

※1つ片付ける=心のゆとりが1つ増える。

<第3章 「モノが少ない暮らし」>

「生活費」
著者→月11万円で悠々自適の生活。

著者の生活費内訳
家賃:50,000円。
通信費:3,750円
保険費:0円
電気代:7,000円
水道費:2,250円
ガス代:4,000円
食費:18,000円
交際費:10,000円
被服費:2,000円
娯楽費:2.000円
趣味、自己投資の費用:7,000円
日用品費:2,000円
合計 108,000円

食事は野菜中心。
食料は業務スーパーや地元の八百屋。
大手スーパーよりも安い。

地元の八百屋と顔なじみ。
→たまに「おまけ」がもらえる。

洋服→ユニクロ、GU、メルカリの新古品。
下着類、靴下など→1000~2000円のモノ。

黒のスーツ上下ワンセットで十分。
・コーディネートに悩まない。
・洗濯など維持管理が楽。
・流行りやTPOも気にしなくて済む。

選ぶという精神的コスト。
揃えるという金銭的コスト。
→どちらも低く抑えられる。

※Appleのスティーブ・ジョブズもいつも同じ服だった。
アインシュタインも「何を着るのか決めるのは時間の無駄」

何かを「決める」「選択する」
=エネルギー消費が激しい。

物が少ない→選択肢が少ない。
=エネルギー消費が少ない。

私見)
自分の生活も似たりよったりで問題は感じていない。
生活費の内訳もだいたい同じ。

決め手になるのは娯楽だと思う。
低出費で済む趣味だと生活満足度が維持しやすい。
自分は読書とネットサーフィン。
AmazonのKindleUnlimitedで料金以上に読み放題。

服は季節ごとに一揃えあれば十分。

「モノがない豊かさ」
1つ1つのモノが輝いて見える。

身の回りにあるモノ。
=本当に必要で大切なモノ。

自然とモノを大切に扱うようになる。
→なくしたり雑に扱ったりしなくなる。
=物持ちが良くなる。

※モノに対する感謝の気持ちが湧いてくる。

大切なものに囲まれる生活。
→気持ちがいい。
=日々の生活に充実感がもてる。

<第4章 「節約術」>

モノだけでなく、金銭面でもミニマム志向。

節約≠食費。
体調を崩す元。
おすすめできない。

おすすめ。
節約=固定費。

例)
週のコンビニお菓子を500円節約。
=1月2000円の節約

家賃を5000下げるほうが楽。

おすすめ節約固定費。
1.住居費
住居探し=ネットより足。
地元密着型の不動産屋を回る。
ネットに載っていな掘り出し物あり。

「土地売買専門の不動産屋」が狙い目。
電話で賃貸物件の取り扱いがあるか確認。
競争率が少なく、掘り出し物が見つかりやすい。
10件くらい回るほうが良い。

面倒でも他人がやらないことをやる。
=いいものが見つけられる。

住居は購入より賃貸。
購入→ローンが怖い。
いつまでも同じ収入とは限らない。
収入減少時のローン返済圧力。
→生活への激しい負荷。

ローン破綻で家売却。
競売価格で返済額より低い値段。
賃貸生活で家賃と返済のダブルパンチ。

2.通信費
「格安SIM」「ポケットWi-Fi」がおすすめ。
格安SIMへの乗り換えはマスト。
月5000円は安くできる。

電波が悪くなる?
→大手キャリアと回線は同じ。

著者おすすめSIM。
「povo2.0」
使わない月=0円
1GB=390円(税込)
0円0GB時128kbps
動画視聴しなければ十分な速度。

おすすめポケットWi-Fi
通信費の大幅カットに必要。
・クラウドWi-Fi
・MugenWi-Fi

3.保険費
結論。
医療保険は必要なし。
国民保険、社会保険で十分。

医療保険に使うお金。
→貯金、投資に回す。

理由)
「高額療養費制度」
医療機関や薬局の窓口での支払い。
1ヶ月の上限額を超えた場合支給される。
→年齢、年収により上限額以上は手元に戻ってくる。
=一月の医療費が10万円を超えいることがなくなる。

事故などでの入院時も10万円以下で済む。

自身の上限額は厚生労働省のHPで確認。

ほとんどの場合
入院は平均で1ヶ月未満。
医療費も100万円未満。
→高額療養費制度の適用範囲内。

高額療養費制度の適用外
・正常分娩
・美容整形
・歯列矯正
・妊娠中絶
・労災に該当するもの
(労災は労災保険で支給)
・差額ベッド代
・先進医療費用
・食費
・居住費

高額療養費制度の申請方法
会社での公的医療保険。
申請書を取り寄せる。
→記入し、郵送。

公的医療保険。
→保険証に記載あり。

高額療養費制度の審査。
申請から受給まで3ヶ月程度

申請自体は簡単。
受給までは時間がかかる。

※受給までの貯蓄があれば十分。
民間保険加入より節約、貯蓄のほうが合理的。

高額療養費制度
→過去のものも請求できる。
(過去2年以内)

私見)
金銭面でおすすめ

<第5章 「ライフスタイル」>

「シェア」
買うのではなく貸してもらう。

例)
カーシェア。
シェアハウス。
余った食品の定額シェア。
使わないモノの交換サービス。

「家具」
テレビを持たない。
→時間が空く。

テレビ→ダラダラ見てしまう
=時間の無駄。

必要な情報はネットで十分。

洋服ダンス→服を減らせば必要ない。
壁掛けで十分。

家具をなくす→仕舞うものを買わなくなる。
=節約になる。

家具を置く→部屋が狭くなる。

家具をなくす。
→開放的。掃除も楽。

「食事」
1日3食より1食か2食。
→健康的。

オートファジー=自食作用
食べない時間を16時間つくる。
→細胞が若返る。

例)
前日の20~21時に夕食。
翌日12~13時に昼食。
午前中は頭も心もスッキリ。

食べない時間をつくる。
→食べる量が減る。
=食費が減る。

私見)
運動、活動量で食事量は判断したほう良い。
栄養面も要考慮。
体調管理でおすすめ

<第6章 「ミニマリストは人生を豊かにする」>

「消費は飽きる。お金を使うことで幸せを感じる人は一生幸せになれないし、奴隷的な人生から抜け出せない」

2ちゃんねんる創設者、ひろゆき氏の言葉

消費→飽きる
→ずっと繰り返し続ける。

消費=喜び
→お金を浪費し続ける。

「生産」
自分から生み出す喜び。
作る楽しさ、面白さ。

何もない状況。
→自分で楽しみを作るしかない状況。

例)
食べる→料理する。
本をよむ→SNS、ブログを書く。
絵を描く、花を育てる、写真を撮る・・・。

生み出す→収入にもつながる。
副業→プログラマー、WEBライターなど。

「選択肢」
選択肢が多いと不幸を感じやすい。

選択肢が多い≠自由
5つ以上の選択肢はストレスになる。
悩む、考えるが原因。

例)
24種類の商品と6種類の商品。
個別に試食場を設ける。

24種→試食者の3%が購入。
6種→試食者の30%が購入。

選択肢が少ない。
ストレス無く決断しやすい。

選択肢を3つに絞る。
「松竹梅理論」
真ん中を選びやすい。
選択肢が4つを超える。
→何も選ばなくなる。

日常生活的には。
・服の種類を3種類に限定。
・色使いを3種類に絞る。

選択肢が少ない。
→悩む時間が少なくなる。
=ノンストレスな生活。

時間が増える。
→趣味など楽しめる時間が増える。

自由な時間で勉強や家族との会話を増やす。
=人生が豊かになる。

「価値観」
モノを減らす。
最後に残るモノは本当に大切なモノ。
=価値観

大切なモノ→個性で厳選されていく。

ミニマリスト→価値観を知る。
自分にとって何が大切なのか。
これから何を大切にしていきたいのか。

<第7章 「充実したライフスタイル」>

ミニマリストになる。
→生活費が下がる。
=労働時間を減らせる。

※自分を削ってまで働く必要がなくなる。
月10数万程度の収入で十分。
無理して働く必要はない。

生活のハードルが下がる。
→自分に余裕が生まれる。

働きたいなら働く。
趣味に没頭したいなら、それに時間を使う。

お金に余裕のある暮らし。
収入を増やすは難しい。
まずは出費を抑えることから。

必要なお金を抑える。
→お金の余裕。生活の余裕。

ミニマリスト→自然と出費が減る。

ミニマリスト。
モノ消費よりコト消費。
モノより知識、経験にお金が使える。

モノには格差がある。
→他人と比較してしまう。
劣化したり盗まれる可能性もある。

「コト」→「体験」→「経験」
モノは飽きるが、経験は思い出になる。
いつまでも比較できない価値がある。
→満足度が持続する。
=幸福が続く。

本当に大切なモノを見極められる。
→仕事にも応用。

作業の効率化。
目的だけに的を絞った仕事ができる。

デスク、PC内の整理整頓。
余計なものは置かなくなる。
現行タスクに必要なモノを一目でわかるようにできる。

必要ないことに時間を使わない。
必要なことに時間を使う。

ミニマリストの大きなメリット
自分にとって何が大切かがわかる。

※自分の判断基準ができる。

知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分ではない、実行しないといけない。

ゲーテの言葉

合わせて読むのにおすすめの本


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?