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夫婦間で共有しておけばよかったと思ったお金の話

現在、転勤族の夫と結婚し、新卒から勤めた会社を退職後、専業主婦をしています。
その中で、自分の人生を見つめ直し、自分に何が出来るのか、自分の強みは何なのか、世の中に価値提供出来ることはどんなことかを日々考えながら模索する毎日です。

今日は、久しぶりに夫婦間の話をしてみようと思います。
結婚して思うのですが、付き合っているころには分からないことが結婚してみて初めて分かるなんてことたくさんありますよね。

なかなか付き合っている時には聞きづらいこともあるし、結婚を考えている状態でないと聞けないこともたくさんあると思います。
その最たるものがお金の話!!!

そもそもわたしは結婚願望が全然と言っていいほどなかったので、付き合っている人に対してお金の話などしたことがありませんでした。
もちろん今の夫もその一人。

今考えると、ちょっとぞっとするし、結婚すると決める前にその辺はしっかり聞いておけばよかったなと後悔する点でもあります。

そんな中で、結婚してみて思う聞いておけばよかったお金の話と、現在お金に関してやっていること・考えていることなどを書いてみようかと思います。


結婚前に聞いておけばよかったお金の話


皆さん、付き合っている人の年収って知っていますか??
わたしは、直接聞いたこともなかったし、あまり気になったこともありませんでした(笑)
まあ、会社名や役職・ポジションを聞けばなんとなく自分より多いのか少ないのかくらいは分かるのかもしれませんが、具体的に今の夫がいくら稼いでいるのか全く知りませんでした。

結婚してから初めて、夫の給料を知ったのですが、本当にびっくり!!!
わたしの給料の倍以上!!(笑)

え???同い年だよね???え???となりました。

まあ、大手だし全国転勤もあるし、それなりに残業もしているみたいなのでそういうもんか。とその時は思ったのですが、それだけ稼いでいるのであれば相当貯金できてるよね。という頭でいました。

夫もわたしも、結婚前は1人暮らしをしていたのですが、わたしは住宅手当がなかったので、家賃の全額を払っていました。夫は会社の手当が手厚かったので、ほとんど会社が負担している状態でした。

そして、ミニマリストくらい物がない家に住んでいたし、ほとんど物欲もないし、そんなに散財するタイプでもないので、強いて言えば使うのは旅行くらいかなと思っていました。

だから、安心しきっていたと言えば安心しきっていたのですが。

現在は、わたしの収入が0になるので夫の収入から日々の生活費を賄ってもらっています。
そこで、夫の銀行口座から生活費をおろした際に、残高を見てまたびっくり!!
わたしの貯金とほぼ変わらんやないかい!!!

普通という言葉をあまり使いたくないですが、収入が倍以上あれば貯金も普通は倍以上あるよね。って勝手に思っていましたが、今考えてみれば、入ってくるお金が多くなればなるほど、使えるお金も大きくなるわけで、単純に貯金が倍以上あるであろうというのは、わたしの浅はかな考えでした。

そして勝手に自分の貯金額が自分の中で平均だと思っていたことに対しても、わたしの貯金額が一般的と言えるのかというと、別にそうでもないよなと思います。
やはりお金の使い方は人それぞれですよね。

わたしも新卒のころのお給料と、退職するときのお給料では当たり前だけど全然違います。
わたし自身も、使うお金の幅が増えているのは確か。

夫が今まで何にお金を使っていたのかは不明ですが、独身の時と同じように使われては困るので、ここは価値観の擦り合わせだなと思っています。

なかなか、お金の話ってしづらいし、今はわたしが養ってもらっている状態なので、なんでこんなに貯金が少ないの??と詰められる立場にないのが悔しいところです(笑)

本当に結婚前に、この辺の収入と貯金の話をお互いフラットな状態でしておければよかったなと、今になって思います。

理想の家族から考えるお金の話


先日、夫と喧嘩になった時に、夫の考える理想の家族像がものすごく思考に影響しているということが分かりました。
その記事はこちら。

夫はとにかく昔から、理想の家族というのが頭の中にあって、きっとわたしと結婚したのも、その理想の家族像の条件を叶えてくれるだろうと思ったからだと思います。

別にそれに対しては特に嫌な気持ちになったり、悪いことだとは思いません。みんな結婚するとなると人生を共にするわけだから、それなりに条件があると思うし、わたしだって条件はあります。

ただ、その理想の家族像にものすごく思考が引っ張られすぎていて、わたしからすると現実的な話ではないなと感じます。

この話は長くなりそうなので、また別の記事で書きますね。

夫の思う理想の家族像には具体的な2人の世帯年収があります。
自分と同じくらいの年齢の人で、夫ほどの給料をもらっている人を見たことがないし、夫の職場の人を見ていても、やっぱり奥様たちは専業主婦かパート等をしている人が多いです。

でも、夫が理想としているのは夫婦共働き(正社員)。

自分が働きたいか働きたくないかは少し置いておいて、これにわたしは結構振り回されているんですよね。

たしかに具体的な世帯年収を聞くと、共働きの方が早く達成できるなと思うのは確かなのですが、夫によると自分一人でも40歳くらいで管理職になれば達成できるとのこと。

え????じゃあ、わたしの収入いらなくない???
と思ってしまいましたが、これはお金の本当に怖いところで、あればあるだけいいよねという発想が出てきてしまいます。

確かにあればもちろんいいけど、そのために生活を犠牲にしたり、やりたくもないことをやるのはちょっと違うな~と思ってしまいます。

夫は理想の世帯年収を1人で突破できたとしても、きっとわたしが働いていない状況だと理想の家族像にはならないのかなと思っています。
本人は世帯年収という割と分かりやすい指標でわたしに条件を提示しているますが、根本にあるのは正社員で働いていてほしいなのかなと。

それか、フリーランスでも正社員と同等の稼ぎを取れることをやってほしいんだなというのが、日々の生活ですごく見えてきています。

この話はなかなかすぐには決着しない話なので、これからも話し合っていかないといけない問題になっています。

これから話し合わないといけないお金の話


色々と書いてきましたが、夫婦にはそれぞれの生活スタイルがあって、入ってくるお金も出ていくお金も、それぞれの使い方があります。

そして、結婚して家族になったということは、今使う分だけではなく将来出ていくであろうお金についても共有していかなくてはいけません。

わたしたちには、そこが足りなかったなあと思います。

お金の価値観って合わせるのは凄く難しいと思います。
全く違うお金の価値観を持っている人と、さすがに結婚するということは少ないかもしれませんが、わたしも夫もそこまでモノに対しての執着心がないし、ドーンと使うのは旅行に行くときくらい。

大きな買い物をするにも衝動的には買わないし、外食よりも家でのご飯を好む。

ここまでお金の価値観が似ているなと思っていても、やっぱり実際結婚してみて、一緒に生活をしてみないと分からないことはたくさんあります。

わたしたちの問題は今までどんな事にお金を使ってきたかということよりも、今後何にお金を使っていくのか。
そして、お互いがお互いに尊敬しあえる天職を持っておくこと

正社員か正社員じゃないかよりも、2人がお互いの収入に依存しきっていない関係が、お金の面においては上手くいくんじゃないかなと思います。

お金ってみんなが同じ価値(100円はみんな100円)だから、ある意味わかりやすくて、ある意味怖いですよね。

価値観は人それぞれなことはたくさんあるけど、お金の価値は人によって変わっていかないですし。

だからみんなお金で揉めるんでしょうね。

お金はあくまでもツールですからね。何か価値のあるものと交換するためのツール。
その、交換すべき価値のあるものを何に定めるか!これがわたしたちが話し合わないといけない問題だなと思います。


お金を上手く操れるようになって人生を豊かにしたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

シンバ🦁




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