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栗の季節になりました
食欲の秋ですね。
先日、心のこもった贈り物をいただきました。
お手紙とともに、とても素敵なお菓子。
めっきり、お菓子の撮影をしなくなっていたのですが、心だけではなくnoteにも記録しておきたくなりました。
栗好きさん、お菓子好きさん、お付き合いいただけると嬉しいです。
食べた事がない、知らないお菓子に出会うとワクワクします。
パッケージや包装紙や薄紙、紙物が大好きです。
簡易包装、資源を大切に。そんなことを言われる世ですが、やっぱり丁寧な包装に心を思いやりを感じます。
老舗のお店、新しいお店、異国のお店、いつものお店、それぞれに美味しさを伝える工夫、楽しませてくれる仕掛けやお菓子に対する思い入れがあります。お菓子はそんなところも大好きです。
今回いただいたのは、岐阜県のお菓子。
岐阜県。
東北の地に住む私は、実は訪れたことがなく、あまり縁のない土地です。
学生の頃、唯一、岐阜県出身の方がいらっしゃいました。
人生初、岐阜県の方との遭遇でしたが、この方が中々の個性の持ち主でした。岐阜県というと、そのkさんのことを思い出します。
kさんのお話を少し、お付き合いください。
お菓子だけ知りたい!の方はすっ飛ばしてくださいね。
kさんの話
東北とはちょっと違った関西弁に近いイントネーション(私には、そんな風に聞こえていた)で話されていて、「岐阜県も、こんな話し方なんだなー」関西弁に憧れていた私は、関西弁に少し触れられたようで嬉しかった。
何というか、率直で気さくな温かみのある話し方だなーと思った。
群れずに自由、はっきりとした自己主張、ちょっと?かなり?適当、飄々とした方で、学校にも来たり来なかったり。友人はいるけど、深い付き合いではないのかなー、いつも何しているのだろう?素性が知れない。
kさんは、そんな感じの人だった。
学生時代に特に仲が良かったわけではないけれども、何だか気になる存在だった。
卒業後のある時、久しぶりに街中で出会った。
その日はお祭りの日で、街中のアーケードは人でごった返していた。祭囃子に合わせて踊る人たち。チャンチャカチャンチャカチャンチャカと軽快な笛や太鼓の音が響いている。「そーれ!そーれ!それそれそれそれ!」踊り出したくなるような掛け声も聞こえてきた。その中で、法被を着て、頭には鉢巻、鼻筋に白、目尻に赤を引いて、草履を履いて、完璧なお祭りの出で立ちで横笛を吹いている人が目についた。
「あ!kさん!?」それはkさんだった。
すれ違いざまに気がついて目が合うと、「よっ!」っと言って片手を上げて、そのまま去っていった。
私は、呆気に取られてしまった。
「え!kさん!それだけ?・・・えー?・・・うん。kさん、らしいな」
お祭りに参加して横笛を吹いていた経緯、最近の近況などなど、気になる事や聞きたい事があったのに!
それっきり、私はkさんにさんに会ったことはない。
kさんには色々な逸話があった。
kさんと同じ職場で働いていた友人が盛っていた話なのかもしれないが、面白い話がいくつかあった。
ヤカンでカレーを作った。
「鍋がないからって、ヤカンでカレーを作ったらしい」
「具はどうしたのかな?ヤカンから出せるの?ジャガイモとか」
「具なし、じゃない?ジャガイモ注げないし」
kさん、面白すぎる。
急に連休を取って帰ってきたと思ったら、皆の机の上にピータンが並べられていた。
「お土産にピータンってだけでも、かなりだね」
「ピータンは好き嫌いがあるからね。そして嫌いな人が多いよね」
「あえてピータンを選ぶ。強いね」
「あの藁のようなおがくずのようなものに包まれた卵みたいなものが(卵なんだけど)職場の机に、一個ずつ並んで置いてある姿を考えると、シュールで面白すぎる」
「朝来てピータン、困惑するね」
kさんの話を聞くのが好きだった。
ちょっと変わり者、そんな風だったのだけれども、何にも動じない、自由奔放な姿、発想や行動が斜め上を行っていて、面白すぎる。
嫌いじゃないんです、私は。って思って聞いていた。
「面白い?勘弁してよー。確かに、一緒に働いてなければ面白いかも」と友人は言っていたが。
岐阜県というと思い出してしまうkさん。
しかし、いただいたのは、kさんとは似ても似つかない?
お上品なお菓子でした。
食べた時の個人の感想になります。美味しいは個々あると思います。shimaikuはそんな風に味わっているのか。そんな程度で、気になる方は、お付き合いください。
栗きんとん
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そんな包装紙
開ける前から
美味しそう
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栗よせ
何ともお上品
丁寧に可愛らしく包まれています
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素敵です!
着物を着ているような
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ヒヨコのようでもあり
可愛らしい!
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達筆すぎて読めなかった
稲豊園と読むらしいです
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美しい!
茶巾絞り
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可愛らしい
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厳選した新栗の実を蒸しつぶし、ぼろぼろになるまで練り上げると栗特有の香ばしさが漂います。
それを一つ一つまるめ茶巾でしぼった、素材の中にも味わい深い、風雅な秋の銘菓と申せましょう。
キュッとしぼられた茶巾が可愛らしい。しっとりなめらか!なめらかさの中にほくほくとした歯応えのある小さな粒々の栗が入っている。これがアクセントになって、ほくほくなめらか粒々とホクホクなめらか粒々と、と何度も何度も味わいたくなる。そして、口の中には栗のホクホクとした美味しさが広がってしまう、幸せ。原材料は国産栗と砂糖とトレハロースのみ。甘さ控えめ、素材の味が生きている!栗菓子ご案内のおっしゃる通り!素材の中にも味わい深い、風雅な秋の銘菓と申せます。
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栗よせ
![](https://assets.st-note.com/img/1664077931747-jgfhhRAVsp.jpg?width=1200)
渋いです
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ドキドキ
ワクワク
たまらないです
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こういう添付物も好きです
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くり!クリ!!栗!!!
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切りました
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いただきます!
秋、山都の人々がこぞって賞味するのが、このお菓子。
風味よく練り上げられた小豆あんに無雑作に切った新栗をふんだんに加えて蒸し上げた、野趣に富んだお菓子です。
栗菓子ご案内が素晴らしい。山都、素敵な言葉だなー。
固すぎず柔らかすぎず歯応え残してかためられた、もっちり柔らかなめらかな食感の小豆の中にコリコリほっくほくの栗がゴロゴロと入っています。甘すぎずとても食べやすい。栗の風味を生かした繊細なお上品な小豆。栗の旨味がどどーんときて後から小豆がふわりと香る。もっちり食感コリコリっと栗、栗の風味が後を引き、こちらも歯応えや味を何度も何度も繰り返たくなる上品な優しい美味しさです。
原材料は小豆、国産栗、砂糖、小麦粉、小麦でんぷん、水飴、食塩、トレハロース。この時期栗蒸し羊羹は色々なお店でも販売されていますが、寒天は入っていないのですね。知らなかった!賞味期限が短いので、食べ切れるか心配?でしたが、心配ご無用。甘さ控えめなので、「たくさん食べても大丈夫?これは栗だ、栗しか食べていない」そんな錯覚の元、危うく一本食べてしまう美味しさでした。
ちなみにこちらは、ウィキペディアによる栗蒸し羊羹と羊羹の違いです。
栗蒸し羊羹は小麦粉や葛と餡を合わせて蒸し上げたもので、砂糖控えめの冷蔵・生ものの扱いのため日持ちがしない。一方、栗羊羹は餡と寒天を練りながら火に通し、冷めていくうちに寒天で固まったもので甘みが多い分日持ちがする。
あー美味しかった!
美味しいお菓子との出会いに感謝です。
ごちそうさまでした
ありがとうございました!
誰かに何かを贈る。
良いもんだよねー、と思い出しました。
贈った側は、意外と忘れていたりするのですが。
受け取った側の嬉しさ、楽しさ、感謝の気持ち、そんな幸せな時間も一緒にもらっているんだなー、届けているんだなーと改めて思いました。
稲豊園さんの猫子まんじゅう???気になる!
とっても可愛らしい!!!
秋の夜長、しあわせ時間をお届けしましょう!
大切な誰かに贈り物いかがですか?
またまた長文でした。
お付き合いいただき、ありがとうございます!
ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!