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「どう稼ぐか?」にこだわっている。

 

 私は自分自身のことを「商いをする人」、つまり商売人であると位置づけています。したがって「モノやサービスを提供して利益をあげる。」ことが私の生き方であり信念です。

 そんな私は稼ぎにこだわります。いや、徹底的にこだわらなければなりません。稼げる社長でないと、仲間も取引先様もお客様も幸せにすることはできません。「鮪のシマハラ」でとんでもなく稼ごうと考えています。

 稼いだ金額が、商売人である私の偏差値です。その額の多さが、信念の強さ・仲間と共有した時間・お客様に届けた笑顔の量を表します。はい。それはもう、稼ぎたいのです。

 しかし、それ以上に私がこだわっていることがあります。それは「どう稼ぐか」です。世の中には、稼いでいる人や稼げる商売は星の数ほどあります。どれでもよい訳ではありなせん。私なりの美学があります。

 それは「物語で稼ぐ。」ということです。


 「大好きなマグロの魅力をひろめたい。」「マグロで飲食業界を変えていく。」そんな私の爆発的な想いからスタートした「鮪のシマハラ」。「鮪のシマハラ」が生み出す物語で稼ぎたいのです。

 たった一人で始めた1号店、去って行った仲間たち、お客様からの叱咤激励、これらすべてが物語になります。これから何度も訪れるであろう経営危機が、物語をより魅力的にします。仲間たちと「鮪のシマハラ」で稼がなければ意味がないのです。

 おっさんが45歳から始めた挑戦が、多くの人を巻き込み物語として独り歩きをしていく。提供するマグロ以上に私たちの物語がお客様を魅了する。そんな未来を私は想像しています。

 ただ単に料理やサービスを提供するだけでは、この競争激しい飲食業界で生き残ることはできません。私がお客様に伝えたいことは、マグロの種類や味だけではありません。この事業に対する想い、そこで働く人間がどんな気持ちでつながっているのか、想いだけが大きな企業を創り上げる、その物語を伝えたいのです。

 繁盛店が創りたいわけではありません。繁盛する物語が創りたいのです。もちろんノンフィクションでなければなりません。ウソのない事実だけが人を感動させます。そうです。私は飲食経営者ではなくプロデューサーを目指しています。

 お店に行ったことはない。でも「鮪のシマハラ」の物語は知っている。そこで働く人間の生き様や想いも知っている。そんなファンを増やします。その結果、店舗所在地すら知らないファンの数が来店者数を上回る。近い将来必ずそうなります。そういう物語を育てているところです。

 飲食従事者ではありません。物語を創っていく俳優です。稼ぐ名優になるべく、私たちがやるべきことはあまりにも明確なのです。


みんなへ。欲張りな自分は、もちろんプロデューサー兼主役だぜ。

 

 

 

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