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Nikonプラザと令和のシティハンターの街・新宿で言葉の不思議を思う。

なお、不思議だ不思議だと思っているだけで、特に問題解決にはなっていません。

新宿西口のエルタワー28階にあるNikonプラザに初めて行ってきました。
理由はともあれ、行ってみたい場所に行けたことと、カメラに関してわからないことを聞けたり色々と刺激的だったのは良かったなぁ、と。

新宿といえばものすごくざっくり分けて、線路を挟んで東口が新宿伊勢丹や昔のスタジオアルタ(『 笑っていいとも! 』の収録地ですね)側、西口は小田急・京王や都庁側。

このエルタワーというのは西口から徒歩3分程度。
駅からの地下通路と直結しています。

28階でエレベーターを降りると、目の前は一面のガラス窓。
正直に言ってしまうと、窓の外に付着している汚れが相当目立つ。
高層階だからなかなか清掃できないのでしょう、なのでこれは仕方がない。

せっかくの景色だけど、写真撮るのも窓が汚れてるしどうなの?と思いながら新宿の街を見下ろしました。

と、


………おや?あれは?
わぁ~お!!(上の写真を拡大)


─── 鈴木亮平さんじゃないですか!


こちらの向かって右側ですね!  ↓


4月25日よりNetflixで配信の実写版『 シティハンター 』。
物語の舞台は新宿。
冴羽獠を演じる鈴木亮平さんが、最近めっちゃめちゃめちゃめちゃ宣伝しています。

予告動画のアクションがかっこよすぎて、この番組のためにわざわざNetflixに加入してしまったくらい楽しみにしています。

そして、亮平さんのTwitter、じゃないわ、Xのポストのとおりの広告が、ちょうどエルタワーから見えたというわけなのです………!

この広告のことは知っていましたが、新宿のどこにあるのかわかりませんでした。
Nikonプラザに行ったついでに通りかかったらうれしいなあ、くらいには思っていましたが………偶然とはいえ、この時期にNikonプラザに行くことになってよかった ♪


広告の場所は、西口のエルタワーから線路を超えた、東口のどこかですね。

窓の汚れどうなの?→とりあえず撮ってみるか、にシフトチェンジ。
その結果、拡大とかしたら駄目なんでしょうけど、よく見なければ(笑)それほどは気にならないことが判明!



ところで、不思議不思議だ、というのは。

『 シティハンター 』の冴羽獠といえば、あの平仮名四文字の決め台詞が有名ですよね。

本来、あの言葉はそれだけの意味じゃないはずなんですけど、アラフォー以上の方の大半が、あの言葉イコール冴羽獠を連想するくらい定着しているといっても過言じゃないと思います。


さっきから濁して書いてますが、わたしはあの平仮名四文字が『 シティハンター 』の連載時から控えめに言って大の苦手。
完全に大人になった今でも変わりはありません。

正確には、冴羽獠が原因でこの言葉が苦手になりました。

不思議ですね、根付いてしまったこの苦手意識、なかなか払拭できないんです。

いい歳をして「キャッ、恥ずかしい!」とか気色の悪いことを言うつもりはありませんし、自分の小説で微妙な表現を書けるくらいなので、性的表現に過剰な嫌悪反応をするつもりもないんですけど………

なんでしょうね、自分でもめんどうな感覚だなぁと思いますが、パブリックな場で露骨すぎる人体の性的反応や性的表現を不意打ちで見せられるのが苦手なんだと思います。
特に、ウケを取る目的なのが。

例えば男性と二人で飲んでいて相手が下ネタ的な話を披露するのを聞くのは平気ですし、世の中に官能小説が出回るのも不思議じゃないんですけど、男性の性的興奮状態で女性が迷惑するのを茶化した状態で用いられたり、それでわざわざ笑いを取ろうとするのが好きじゃない。
それの何が面白いの?と逆に心のシャッターを下ろしてしまう。

え、理由ですか?
なんでもかんでもHSPを原因とするつもりはないんです。
それでも、こういう感性がHSPなんです、としか結局言いようがありません。

大昔の社会人一年目の時も、同じ職場の方々がカラオケに連れて行ってくれた時も、歌いながら曲の合間に気色悪く腰を振るオジサン(といっても当時30代前半でしたが)を見て、イラッとしてました。

こうして文章で書くのもできますが(ちょっと嫌ですが)、ストレートに表現しているあの平仮名四文字がダメなんです、個人的に。
ここで書くのも嫌なんで、徹底的に避けています。
嫌なら書くなよ、むしろ平仮名四文字って言ってる方が自分でもどうなの?と思いますが、そこはこの投稿を書くことの根性が勝っているのでしょう。

ちなみに、冴羽獠のあの平仮名四文字。

ハードボイルド風の作風のためか連載当初人気が振るわなかったことから、明るいイメージにするため週刊少年ジャンプの編集担当者が作者の北条司先生に冗談で使用を提案し、二枚目の冴羽獠による三枚目下ネタキャラが結果的に広く読者に好意的に受け入れられた、らしいです。
ウィキペディアさんの受け売りですが。

昭和の子供だったわたしは、週刊少年ジャンプで『 シティハンター 』を読みながら、男子には好意的だった冴羽獠のあの平仮名四文字のシーンが不快でしかなく、できる限り視界に入れないようにしていました。

───── ところが。

………令和になったら、好きな俳優さんがあの言葉を連呼しているじゃありませんか。
作中で、そしてあらゆる宣伝で。
何ならイベントのタイトルに使用したり、アレをハッシュタグにして盛り上げようとなさっている。
彼のファンの女の子達も、末尾にハートマーク付きであの四文字を堂々と叫んでいる。

そんな令和の片隅で、好きな俳優さんの発信で苦手なあの言葉をくらってしまう、このわたし。

亮平さんがこだわりを持ってアレを使うのはよくわかるんです。
むしろ当然のことでしょう。
理解はできます。
もはやきっと、男の美学。
なお、民放の実写ドラマの冴羽獠役・上川隆也さんも、アレの言い方にはこだわりをもっていると仰っていました。

亮平さんなのでギリギリセーフというか、無理!とはならない。
それでも、亮平さんが口走るから面白かったり色めき立つかと言ったら、そういうわけでもないんです。言い方が可愛いとは思いますが……。
あの平仮名四文字部分に関しては、『 我慢 』という軽くストレスがかかった状態なんです。
亮平さんが言うから大丈夫になりました!という話ならnoterさんウケする話になるんでしょうけど、そこはわたしが正直者なんで、すいません、無理なものが我慢可能という状態になったとした言えません。



───── なんてことを、新宿の街を見下ろしながら考えていた昼下がりでした。


言葉の不思議というか、そんなおまえの感覚なんて知らんがなという話ですね、すいません。
ここまで時間を割いて読んでくださった方には、心の底からお礼と感謝を申し上げます。

それにしても。

わたしの苦手は明後日の方に置いておくとして、亮平さんはとにかくすごい!

一番感動したのは、声優・神谷明さんの冴羽獠の声と似たような声色、神谷さんを彷彿させる発声を時々しているところ!

作者の北条先生も神谷明さんも絶賛の令和のシティハンター。

苦手な言葉は苦手のままですが、それを越えて課金して視聴してしまうほど、楽しみです!
Get wild and tough!




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