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《YouTube感想文》3浪で医学部に入るも5年間通って退学→Fランに編入したお嬢様(Suzie)【しくじり医大生】

最近よく観るYouTubeチャンネルの一つに『トマホークTomahawk』があります。このチャンネルでは、多浪・多留・多退・仮面浪人生がたくさん出演されています。

ちなみに、お笑い芸人の『鬼越トマホーク』とは無関係です。

今回は、
『3浪で医学部に入るも5年間通って退学→Fランに編入したお嬢様(Suzie)【しくじり医大生】』
です。

幼い頃から
「大学生は遊んでいる」
って言ってる大人が、なんとなく嫌いでした。

実際、大学に入学してみると、それは確信に変わりつつありました。

どんなにレベルが低い大学だろうが、単位認定や進級が緩い大学だろうが
「結局は本人次第じゃない?」
と思いました。

それに、実際、人一人が体験している大学は、せいぜい1~2大学くらいで、たまたま入学した大学のレベルが低かったり、単位認定が緩かったりしただけで
「日本のすべての大学をわかった気になるな!」
とも思いました。

また、通った大学には、医学部も薬学部もなかったのですが、それらの学部が入学するだけでなく、卒業するのも大変だと風の噂で聞いていました。

今回、この回を観て、
「大学生は遊んでいる」
「日本の大学は入るのは難しいけれど、出るのは簡単」
だとか決めつけている人は間違っていると確信しました。

Suzieさんの通った私立医学部は単位認定が厳しかったので、なかなか単位が取れず、さらに、学年毎の必修単位や進級単位が細かく決められていたそうです。

いちばん驚いたのは、進級するのに1単位でも単位が足りないと留年するだけでなく、また同じ学年をやり直したときに、合格していた単位が引き継がれるだけでなく、0単位に戻されて、全部やり直しになるのです。

(例)大学3年生の1年間で、例えば、最低でも40単位必修なのに、
39単位しか取れずに、もう1回、大学3年生をやるときに、
あと1単位取れればいいんじゃなくて、
また40単位以上を取り直さなければならない。

『井の中の蛙大海を知らず』
って、ことわざを実感しました。

Suzieさんは、医学部を退学されて、今はFラン大学に通われています。以前通っていた医学部の復学制度を利用する気持ちはまったくないそうです。彼女の充実した笑顔を見ていると、あらためて、どんな大学に通おうが
「結局は本人次第じゃない?」
と感じました。

挫折を知っているSuzieさんは、きっと他人にも優しくなれて、素敵な人生が待っていると思います。


【用語解説】

『多浪』:一般的には、大学2浪以上を指しますが、こちらのYouTubeでは3浪~10浪の方々が主に出演されています

『多留』:高校・大学・就活・国試を2年以上留年

『多退』: 2回以上中退

『仮面浪人生』:大学に在籍しながら、密かに別の大学の受験勉強をしている学生

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