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例えバレなかったとしても、嘘は嘘。

9月17日から2泊3日で約1年半振りに札幌へ行きます。最後の札幌ドームでの試合観戦をしに。初めて札幌ドームに行ったのはまだ高校生の時でした。あの時の私と今の私を考えると、失敗と成長をあまりに多く繰り返してきて得た変化が感慨深いです。多分最後、球場での時間を過ごしたら、泣いてしまいそう。とにかくラスト、楽しみたいです。


旅行に行くとき美容室に行く事以外、なんとなく自分で決めている事があって、「誰と何処へ何日間旅行に行ってくるね」と家族や大切な人に伝える事です。旅行が大好きで特に飛行機に乗る旅行が大好きだけど、でもどうしたって人は死ぬときは死ぬと思っています。例えば事故にあった時、事件に巻き込まれた時、身体変化が急に起きた時、土地勘のない場所、ありとあらゆる可能性があります。だから何かあった時のために、状況が把握できるように必ず「人・場所・期間」を伝えるのですが。

思うのです。それを伝える事なく出かけて帰ってこなくなってしまったら、それは絶対間違った判断だと後悔する事すらできないだろうな、と。旅行についてだけの話ではなくて、浮気とか不倫とか、とにかく人に伝えるべきことを伝えないこと、そして嘘を簡単につくこと、安易な行動をしてしまうことはいっときの誤魔化しと自己防衛でしかなく、大事な人を最大に傷つけるリスクある行動だということを。そしてそのリスクを冒し、何事もなければバレていないことをいいことに、自分が裏切った相手に普通の顔をして擦り寄ることは自己中心的思考でしかないということを。

できれば人に嘘はつかないで生きていきたいですね。私はきっと嘘をついたとしてバレなくても、相手に何事もなく接する自分に気分が悪くなりそうです。それを墓場まで私は持っていこうと思ったとしても、墓場までこの人を騙し続けないといけないのかと、罪悪感と申し訳なさが強く残ると思うのです。そしてまた相手の優しさに近づこうとする自分の狡さに幻滅しそうです。相手が気がついていないなら言わない方が優しさというのならば、それ以上の優しさは悲しむことをしない事です。自分が騙した相手と元の関係に戻れるのか、考えただけでモヤモヤですね。

バレてないから良い、っていう人とは多分分かり合えない。真っ直ぐじゃない人とは仲良くなれなさそう。だから、今回の旅行のことも家族と大切な人に正直に話しました。やっぱり私は「なりたくない自分」にはなりたくないな、と思ったから。


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