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一人旅行から得るもの
私が思う、「誰かと訪れる旅行」と「1人旅行」の最大の違いは、終えた時に強く残る気持ちだと思っている。
「誰かと訪れる旅行」は
訪問先から意見をすり合わせ、あーでもない・こーでもない、と楽しく(或いは面倒くさがり・その場で目的決定タイプの人との旅行だと、自分だけで)計画をすることがほとんどだ。そして、問題が起こっても2人で知恵を絞り合い、旅行後には「また行きたいね!」と約束し合う。
一方。「1人旅行」は
自分で目的を決め、ルートを考え調査する、それは時間を問わない。そして問題が起こっても1人きりだ。不満があったとしても親しく話す人はそばにいないし、自分から他人とコミニケーションをとって教わらなければいけない。
それは当然なのだけれど、一番大きく変わるのは
旅行後「また訪れるためには、普段私は何をしたら良いのか」と考えることだ。
口約束ではなく、実際に自分の中で強く燃える思考が生まれることだ。
〜〜〜
そこには必然的に金銭面が大きく関わる。その金銭面を支える仕事でレベルアップを果たす方法は?そのレベルアップは語学・語彙力で補えるものか、資格を取るものか、それとも対人関係を円滑に進めようと思う意志なのか。そこは人それぞれだが、次に繋げるための明確な方法を探すようになる。
私にとってそれは語学・語彙力と対人関係。
言葉の幅が広がれば、現地で人に頼ることを臆することがなくなる。顔馴染み・行きつけになれば店員さんと「次回はいつ来るか」なんて約束をしてしまうことも多々ある。道に迷った時に進むべき方向を教えてもらったり、地元で美味しいもの・おすすめの場所を聞けたりもする。
そして、語力をフルで使うのはホテルの従業員の方とも。今回チェックインが遅れると分かってすぐにホテルへ連絡をした。ダラダラ何を伝えたいのかわからない又は、連絡すらしないとなると信用問題にも関わってくる。
変な話、ホテルとお客の信用は絶対に構築するべきだ。それは誰かが同じホテルに泊まっていたとして、その情報を漏らしてしまう可能性がないことを示唆する。無言のアピールをすることが出来るからだ。
何事も信用だ。
旅も仕事も人間関係も。
今回は試合自体は2連敗だったが、雪の降る北海道は静かでとても美しく、ホテルでの自分へのご褒美タイムも成功し、心がクリーンな状態へ戻れた気がする。やっぱり私には1人旅行という趣味が必要なようだ。
自分を最大に甘やかすという反面、自分の責任で全てが失われてしまうであろう1人旅行。なかなかスリリングな旅となったが、無事に来られて本当に良かった。
さて、ここに再び戻ってこられるように、明日からも力一杯働こう。
あー、また来たい!!絶対来る!!
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