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電車の中で他人から学べる事は、自分を成長させるきっかけになる。
毎日電車に乗っているとたくさんの人と巡り合い、他人同士だからこそ学べることがたくさんある。
少し神経質なところがあることは自他共に認めている私だが、そうでなくとも、出社時間まで皆制限がある中で共有する場所では、その人の本質が見え隠れするものだ。そして必ず学ぶことがある。
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品川駅までの車両は毎朝ぎゅうぎゅうのすし詰め状態だ。
□ 体がぶつかり合い荷物が交差してしまう中で、舌打ちをしてくる人はザラにいる。体で反発してくる人も多くいる。そういう人と出逢ってしまった時、最初は怒られている気がしてとても悲しかったが、今では「自分はこの人のように態度で圧をかけないようにしよう」と学んでいる。
□ 松葉杖をついた人、お年寄り、妊婦の方、ヘルプマークをつけている人が席の前に来た途端に、目を瞑り眠るふりをする人をよく見る。本当にこれに関しては性格がよろしくないなと嫌な気持ちになるくせに、臆病な私は叱る勇気がない。だから「自分がその状況になった時はそんなセコいことはせず、気持ちよく席を立とう」と決めている。
□ 階段を登る時、降りる時、人を押し退けていく人のことは言うまでもなく良くない事だが、足音が異常に大きいのも気になってしまう。せっかくきれいなヒール・ブーツなのに、やたらカツカツでなくガツガツ鳴らすのは品がない。きれいな足音を鳴らすのにも技術が必要なようだ。
□ 電車の中で化粧をすることはよく問題として取り上げられる。「みっともない・マナーが悪い」という事は大前提だ。それに加え、私は「周囲に対しての気配りがない」と一番考えている。周囲からの視線を無視し化粧を続ける行為そのものが、自らの気の使えなさを露呈しているようなものだ。
とまぁ、たった5分ほどで日頃の教訓を洗い出すことができるほど、人は学び続けることが出来るという事だ。
その学びを、自分がその瞬間からどのように活かすか。その選択で、その人の品が養われていくのではないか。
日頃、学んで考えて
その繰り返しが成長なのだな、と思う最近です。
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