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ヘアドネーション・伸ばすことを決めた理由

髪の毛は1年間に約12cm伸びるらしい。私の髪は黒髪で今ミディアム、後ろが癖っ毛の毛量は多い。特にヘアアレンジすることないため、ずっと扱いやすく楽なボブからミディアムの間を行ったり来たりしてきた。

交流戦に行く前に髪切ろう、来週美容室を予約していて、バッサリきりっぱなしボブにしようと考えていた。それでも最近Youtubeで見た動画のおかげで、私にも出来る事があり、誰かのために使われるのであればと思い、ヘアドネーションに挑戦してみようと決めた。




ヘアドネーションの条件は31cm以上である事。髪の毛は染めていても染めていなくても白髪でも可。今の私の髪型から考えると約2年間伸ばし続ければ条件である長さに到達する事が可能だ。ちなみにウィッグ一つを作るためには30〜50人の束の髪の毛が必要になるらしい。


何が私を突き動かしたのかというと、後編にある1分45秒からの言葉。


「女性と間違われるのはしょうがないにしても、嫌な言い方で言われるのが嫌だった。自分の髪の毛が長かったり(妹)の車椅子を変な目で見たり、えっ?という目で見られるのは嫌だったから、これはこうと決めつけるのはしょうがないけど、それと違う人を見た時、変に思うのはやめたい。」


そして9分30秒の一番近くで見ていたお母さんの言葉。

「友達にからかわれたのは一つの機転だった。人と違うから、からかわれる普通じゃないと。どうして自分がこう(髪を伸ばして)しているのか少なくとも説明した人たちはからかわなくなった。人と違うことをしていても、説明したらわかってもらえて進んでいける(と分かった)という体験だった」


病気や癌の治療で髪の毛が抜けた子たちに送るためのヘアドネーション。

今はまだ白髪が出ていない私もあと5年したら少しずつ出てくるだろう。子供たちが使えるウィッグを考えた時。やっぱりカラーしてる毛じゃなく、白髪でなく、ナチュラルな黒髪のウィッグが相当なのではないかと思っている。それは周囲を見渡したも珍しく、使ってもらえるのではないか。

今の私は多少の悩みはありつつも、あまりに不自由なく暮らせていてそれを当然と思ってしまうほどの生活をしていて。その中で髪型・カラーに対しては無頓着で自分が生活しやすい方を選択して生きてきたけど、自分に出来る事があり、誰かの心の支えになるのであれば、この髪の毛を使って欲しいと思ったのだ。


髪を切りに行く前に、一人の少年の動画をみられて良かった。目指すは2年後のヘアドネーション。ちょこちょこと髪の伸び具合進捗をこれから上げていこうと思う。

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