椎名

25歳女性。文字を読んだり書いたりが好き、かもしれない。 思い出したこと、日常からその…

椎名

25歳女性。文字を読んだり書いたりが好き、かもしれない。 思い出したこと、日常からその時感じたことそのままつらつら 練習も兼ねて少しずつ語ります。 『書く習慣』1ヶ月チャレンジ中。

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  • 『書く習慣』1ヶ月チャレンジ

    1ヶ月チャレンジ中です。 毎日マガジンに追加していきます。

最近の記事

腕時計が壊れた

2年くらい前から着けていた腕時計が壊れた。 「生活防水」という言葉を過信し、水がかかるような作業をする時も外すのが面倒だと着けていた。 どう考えたって私が悪い。 仕方ないね、新しく時計を買わなきゃねとまあそれだけの話なのだが、壊れてから1ヶ月経ってもなかなか買い替えられていない。 腕に残った真っ白い腕時計の日焼け痕も少し薄くなってきた。 私が2年間肌身離さず着けていた時計は所謂スマートウォッチというもので、時計機能だけでなく電話が出来たり心拍数やら血中酸素濃度やら、睡

    • aftersun/アフターサンを夏の終わりに

      5月に日本でも公開されて気になっていた映画。 なんだかんだと夏があっという間に過ぎて、いつの間にか夏も終わりになっていた。 これは夏が終わる前にと急に思い立って急いでチケットを取ったらほぼ満席。当日になったら完売していた。 危ない危ない。 そうして滑り込みで劇場に足を運んだのだが、劇場から出ても余韻が冷めやらず、とにかくこの余韻と感情をどこかに置いておきたい気持ちになった。 ここからネタバレを含みます。 筋書きだけ見ればなんてことない単純な話に見える。 特にこれと言って

      • 『書く習慣』1ヵ月チャレンジ Day11 自分の嫌いなところ

        前回『自分の好きなところ』を話した時に「むしろ嫌いなところのほうが多い」と言った。 ここで一から順々に挙げ連ねてしまえば何も考えなくて済むし楽だけれど、そうするとキリがない。一日経っても終わらない。 だからここで一つ厳選して挙げるとするならば、 『最初から諦める癖がついている』ことだろうか。 最初からそうだったわけじゃない。 小さい頃は負けず嫌いで、歳の近い姉と比較されることもあって常に一番になるために努力していた。 人に「あんたには無理だよ」と言われると余計に燃える質

        • 『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day10自分の好きなところ

          自分のことが好きかと聞かれて、迷わず「自分のことが好きです」と言いきれる人は少ないと思う。 私は今までそういう人に会ったことがあまりない。 もしかしたら心の中では「自分のことけっこう好きだな」と思っている人も多いのかもしれないが、謙遜という言葉があるこの日本ではあまり聞かない。 私は「自分のことが好き!」と言いきることが出来ない人間だ。 むしろ嫌いだなと思うことのほうが多い。 けれど、自分のことはそこまで好きではないけれど「ここは」まあマシなんじゃないか、くらいのこと

        腕時計が壊れた

        • aftersun/アフターサンを夏の終わりに

        • 『書く習慣』1ヵ月チャレンジ Day11 自分の嫌いなところ

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        • 『書く習慣』1ヶ月チャレンジ
          11本

        記事

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day9 最近泣いたこと

          大人になると人前で泣く機会はめっきり減る。 子どもの時はちょっと転んだだけで泣いていたのに。 大人になってもすぐにわんわん泣いているようじゃ「この人は大丈夫か」と心配されてしまう。 大人になってから泣く機会と言えば、「本や映画を見たり読んだりした時」が一般的に多いのではないだろうか。 最近よく『涙活(るいかつ)』という言葉も聞くけれど、敢えて意識的に泣いてデトックスのようにストレスを発散する方法もあるらしい。 私は泣いてストレスを発散したい!という動機で本や映画を見

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day9 最近泣いたこと

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ 小休止終わり

          ちょっと体調を崩して、1週間もすれば良くなるだろうと思っていたらこじらせてしまい、完全回復するまで結局3週間くらいかかってしまった。 喉が痛いなと思っていたら咳に変わり、それが案外止まらず夜も苦しくて寝られず、でも仕事に穴は開けられないからと無理して仕事に行く生活をしていた。それが結構体力を削ったらしく、回復に時間がかかってしまった。 しかも体調が悪いとどうしても悪いほうに悪いほうに思考が向きがちである。 体調があまり良くないのになんとか書いた前回の記事(Day8)を見る

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ 小休止終わり

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day8 最近怒ったこと

          またちょっと日にちが空いてしまった。 季節の変わり目の体調不良はなかなか長引くことが多い気がする。 特にここ1週間くらいは気分が塞ぎ込んでいたのもあって、余計にnoteを書く気も起きなかった。 正直今も、完全に回復したという訳ではなく、ただボーっと画面を見続けている。 でもずっとボーっとしていても仕方ないし、丁度今回のテーマは自分の今の塞ぎ込んだ気持ちを解消してくれるかもしれないし、とにかく無心で文字を打ち込んでいこうと思う。 最近怒ったこと私はあまり他人に対して怒るこ

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day8 最近怒ったこと

          ワーニャ伯父さんに呪いをかけたのは誰?

          ここ3,4日、季節の変わり目で体調を崩したのか毎日noteを投稿するというチャレンジが途切れてしまった。 書けないものは仕方ないとノートパソコンを閉じ、とりあえず目の前にある本を片っ端から読み漁っていたのだが、その中の1冊が『ワーニャ伯父さん/チェーホフ』である。 2021年に公開された映画『ドライブ・マイ・カー』の劇中劇であり、物語は登場人物3人の喪失と悲しみに重なっていく。 正直体調の悪い時に読むような本ではなかったのだが、図書館の返却期限が迫っていたから急いで読ん

          ワーニャ伯父さんに呪いをかけたのは誰?

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day7 最近悩んでいること

          悩みを挙げようとするとあれもこれもと出てくる。 例えば最近花粉が飛ばなくなったと思ったのに黄砂が飛んで目がゴロゴロして仕方ないとか、新品の白いスニーカーにちょっと汚れがついたとか、頬にポチッとニキビが現れたとか。 そんな小さいこと。 それから途方もなく大きい(と自分では思っている)こともある。 この1ヶ月チャレンジを始めた時にも少し触れたけれど、10年後自分が生きてるイメージも湧かないし夢もやりたいこともないってこととか。 悩みを挙げようとするときりがないくらい挙

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day7 最近悩んでいること

          『書く習慣』1か月チャレンジ Day6 最近ハマっていること

          最近でもないけれど、私はコーヒーが好きだ。 1日の始まりに1杯、昼ご飯を食べてしばらくしてまた1杯、1日の終わりにまた1杯。 特にルーティンをこれと決めている訳ではないけれど、なんとなくそんな流れが出来ている。食後にコーヒーを飲まないと落ち着かないまである。 話は変わるが、よく『モーニングルーティン』や『ナイトルーティン』を動画に撮り編集しYouTubeにアップしている人を見かけるけれど、動画にこそ撮らないけれどなんとなくこんなことしてるよ、という人は結構いるんじゃないだ

          『書く習慣』1か月チャレンジ Day6 最近ハマっていること

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day5 昔はどんな子どもだったのか

          Day5 昔はどんな子どもだったのか 幼稚園児の時の将来の夢は「恐竜になること」だった。 冗談ではなく本気だ。 小さい頃、恐竜図鑑を眺めるのが大好きな子どもだった。 何故か大きくて強いものに憧れがあったのだ。 早生まれで低出生体重児として生まれた私は周りの子よりも頭ひとつ抜けて小さかった。 そんな理由もあるかもしれない。 恐竜図鑑に「たいちょう 40メートル」と書いてあったが幼稚園児にその数字から大きさまでは想像がつかなかった。 しかし恐竜の隣に大きさの比較のため

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day5 昔はどんな子どもだったのか

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day4 今1番変えたいこと

          別に面白くもないのに笑うこと、ありませんか。 私はある。 1日を思い返すと1回だけでなく3回4回はある。 通勤の最中に駅で転びかけた時に1回、同僚がギャグを言ってスベッた時に1回、昼休みに何やら皆笑ってるのでとりあえず合わせて1回、会議で空気が悪くなりそうな時自分からボケて1回。 こうして並べてみると愛想笑いにも色んな種類があるなぁと感心する。 変えたいと思っていることだから感心している場合ではないのだが。 自分のミスの照れ隠し、優しさ故の愛想笑いや空気を読んだ笑

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day4 今1番変えたいこと

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day3 今1番やりたいこと

          今日で3日目。なんとか途切れず書いている。 2年空いてしまうという前科があるので3日続けられただけでも自分を褒めたい。 『書く習慣』に助けられながら書いているけれど、お題があらかじめ決まっているから何もない状態から書くよりもまだ書き始めやすい気がする。 読みかけのままチャレンジを始めてしまったけれど、合間を見つけて読み進めている。 それでは今日も早速行ってみよう。 Day3 今一番やりたいこと一番と言われると、意外とあれもこれもと悩んでしまった。 あまり夢も目標もない

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day3 今1番やりたいこと

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day2 今やっている仕事、学んでいること

          私は現在訪問看護師を仕事にしている。 病気で入院した時にお世話になるイメージの看護師とやっていることは大きく変わらないが、訪問看護では病院ではなく家で療養出来るようにサポートする仕事である。 「(ピンポーン)こんにちは〜!看護師の椎名です!お身体の調子いかがですか!」 「あぁ椎名さん来てくれたのね。最近ここが痛くて困ってるのよ...お風呂も入れてないし...」 「それは大変ですね、ちょっとお身体見せてください!痛いのはここですか?」 「イテテテテ!!!」 ...と

          『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day2 今やっている仕事、学んでいること

          『書く習慣』1か月チャレンジ Day1 今抱いている目標や夢

          書く習慣をつけたくて 私は文章を書くことは嫌いじゃなくてむしろ好き、だけど文章を書いては「ちょっと違うかも...」と消しまた書いては消し、そんなことをしていたらいつの間にか投稿するタイミングを見失い更新が途絶えてしまう人間だ。 現に前回の投稿と前々回の投稿は2年も空いている。 夏のオリンピックと冬のオリンピックが1回ずつ開催されるくらいには空いている。 そのずぼらさは3日坊主を超えている。 でも書かないと練習にはならないし書くことはやっぱり嫌いではないし、とにかく何か

          『書く習慣』1か月チャレンジ Day1 今抱いている目標や夢

          芸術家ではないけれど

          小さい頃はよく本を読んでいた。 教育熱心な両親の元に育ち、テレビもゲームも周りの友人が読んでいたような漫画も禁止されていたから、好きで読んでいたというより唯一の娯楽と言ったほうが近いかもしれない。 地元の中学には進まず都心の中学を受験することが決まっていたため小学校高学年になると毎日勉強漬けだったが、「図書館に行って勉強する」ことを免罪符にし近所の図書館に駆け込んでは片っ端から本棚を漁ったものだ。 図書館は私にとっての隠れ家であり、本を読むことは勉強漬けの日常からの逃避

          芸術家ではないけれど