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『書く習慣』1ヶ月チャレンジ Day7 最近悩んでいること
悩みを挙げようとするとあれもこれもと出てくる。
例えば最近花粉が飛ばなくなったと思ったのに黄砂が飛んで目がゴロゴロして仕方ないとか、新品の白いスニーカーにちょっと汚れがついたとか、頬にポチッとニキビが現れたとか。
そんな小さいこと。
それから途方もなく大きい(と自分では思っている)こともある。
この1ヶ月チャレンジを始めた時にも少し触れたけれど、10年後自分が生きてるイメージも湧かないし夢もやりたいこともないってこととか。
悩みを挙げようとするときりがないくらい挙げられそうだけれど、今日私の心に一番モヤモヤっと曇らせていたのは
「25歳って微妙な年齢だな」
という悩みである。
現在私は訪問看護師として働いている。
(こちらの記事でも少しお話ししています。)
社会人4年目、即ち看護師も4年目になった。
看護師は「3年やって一人前」と言われているけれど、今ひとつ全然一人前になった感じはない。
1年目に比べれば分かることも多くなったと思うし、何かイレギュラーな事態が起こっても「前にもこんなことあったな」と少し冷静に居られるようになってきた。
でも何かしら経験のないことにぶち当たることもまだまだあるし、その度に「一人前とは一体…?」となる。
看護師1年目に思い描いていた一人前とは程遠い。
看護師は一生勉強とも言われている(きっと他の仕事でもそうだろう)し、こればっかりは毎日勉強していくしかない。
そんなことは分かってはいる、けれど。
ちょっとはわかってきたし新人でもないけれど考えや経験が浅い、みたいな宙ぶらりんな感じが身の置き所がないようで落ち着かない。
全く違うことに挑戦してみたいと思いもするけれど、かと言って何も知らないことを一からやろうとするには腰が重く、ワクワクするより先にリスクを考えてしまう。
これは自分のものぐさな性格によるものが大きいが、「自分に向いてなさそうな仕事だから看護師になろう」とした18の頃より確実に憶病になっていると思う。
日常生活で関わる人は大概自分より年上の人が多いけれど、自分の年齢を言うたびに「25なんてまだまだ若いじゃん。これからやろうと思えば何でも出来るよ」と言われる。
だが高校を出てから看護の勉強しかしていなかったため医療現場以外のことはよく分からないし、病院の世界は社会と言うにはあまりに狭く、世間知らずのままこの歳まで来てしまった。
ただの個人の努力不足だと言われるともうそれまでだしごもっともなのだが、この道が正しいと信じ自分なりに進んできた結果だ。
それが私の25年だ。
私にとって25は、なんだか簡単には取り返しがつかない数字のような気がしてしまうのだ。
後にも先にも行けないような、息が詰まるような感じ。
そして他のnoterさんが書いた記事を読むと、「こんな考えがあるのか」「こんな表現が出来るなんて」「この知識はどこから得るんだろう」と感心すると共に自分の考えや経験の薄さにがっかりする。
人と比べるのは無意味なこととは分かっているけど、それでも比べてしまうのだ。これは生まれつきの癖に近い。
なんて中途半端なんだ。18のあの無謀な時代に戻るか、早く歳を重ねたい。
ここ3,4日は季節の変わり目で体調も崩していたし、考えも何もまとまらなかったので無理せずノートパソコンを閉じチャレンジを一時中断した。
コロコロクリーナーでカーペットの上の見えないほこりを取るように、手当たり次第あっちへコロコロこっちへコロコロ、目の前にあった本を片っ端から読んでいた。
結果、特に大きく新たな知見が得られたとか人生観が変わったとかそんなことは起きなかった。
でもやっぱり、文章を読むことは好きだなと思ったし、やっぱりこうやって下手くそながらも文章にすることは自分にとって必要不可欠な作業だな、と再確認した。
25ってなんて宙ぶらりんな数字なんだろう。
18の頃に戻るか早く歳を重ねたいと切実に思っていたけれど、18に戻ってもきっと同じ選択をして同じように生活していたと思うし、早く歳をとったとしても経験が浅いという悩みは結局解消されないだろうと考えついた。
こうやってこれからももがきながら活字を必死に追って自分でも活字を打って悩んだり、ノートパソコンや本を閉じてはまた開いて、そうやって何年も何十年も過ぎていくんだろうなと思った。
まだ10年先自分が生きてるイメージも全く沸かないけれど、それだけはなんとなく想像できた。
でもまあ、何も悩みもなく過ぎるよりちょっとは私が思うような面白い人間になれるんじゃないかな。
この記事を1年後2年後、もしかしたら10年後読んだら私はなんて言うだろう。
ちょっとブルーな私のちょっとブルーなタイムカプセルをこのnoteに埋めて置いておこう。
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