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DIY ❁ ド初心者がいきなり床下収納付きベッドを作ってみた

インパクトドライバーすら一人で使うのは初めてのようなDIYド素人が、謎の自信であきらかに上級者向けDIY家具である床下50cmの多機能収納ベッド作りに挑戦した記録。

失敗談たくさんです。笑


でもね、、、



じゃん!!!


まぁまぁじゃないですか!!??
(ベッド下収納はまだ作り途中。)

ただよく見ると、、、

精度が低い!!!!

でも全然グラグラしたりキシキシしたりはしません! すごく安定しています。


寝れるし立てるし、ヨガもできます!
(※ただし私の体重は42kgです。私+ネコ(4kg)以上の体重の方がどうなるかはわかりません。)



重さは、

補助 4kg
ベッドささえ左12kg
すのこ5kg
ベッドささえ右13.3kg
すのこ5.7kg

計 40kg

そりゃしっかりもしますよねー笑

ネットにはめちゃくちゃ本格的な道具と高い技術をお持ちのエセDIY初心者様が溢れていますが、そんな中、私がどれだけヘッポコでガチDIY初心者なのかは伝わったと思います。。。(逆マウンティング)

さて、こんな精度の低いDIYしか出来ない私が、棚やらなんやら、初心者向け家具をすっ飛ばして、いきなりベッドを作ることになったかをご説明しましょう。



ベッドをDIYしようと思った理由


私は今断捨離中。

かなり捨てたつもりですが、実家暮らしのアラサーの部屋からは、地層のように捨てても捨ててもモノが出てきてしまいます。(家を出ていた期間もあったのですが、部屋にはモノを残したままでした。) 

私は服は捨てられても、本はなかなか捨てられないタイプ。本はかさばります。。。

本にも2種類あって、ひとつは飾っておいてもオシャレな本。ふたつめはそうでないもの。

そして、どうしようか、、、と思っているのが大量のカラーボックス

安価で便利だけど、オシャレでも『大好きな家具』でもない、安くて便利だからしょうがなく使っている家具です。

昔『増えすぎたカラーボックスにはさよならしましょう』みたいなCMがありましたが、さよならするには代わりに4万円以上する棚を購入しなければいけませんでした。ムリ!

そりゃ雑誌みたいにオシャレでステキなものばかりに囲まれて生活出来たら理想だけど、そんなにステキとは思ってないけど便利で安いもの、今の好みとはズレてきた古いものを混ぜていかないととても生活出来ないのが現実です。

それで考えたのが、さよならはせずに徹底的に隠してしまう方法です。

隠すにはどうしたらいい?
クローゼットはもういっぱい。
あと使えるスペースは?


頭を悩ませた結果、ベッド下しかありませんでした。

でも私の部屋にはガチロフトがあるので、ロフトベッドは却下。第一、たった六畳の部屋に腰窓が二つもあるので、ロフトベッドを置く場所もありません。

そこで、ロフトベッドまではいかない窓下の高さのベッドで、カラーボックスをそのまま隠せるくらいの高さのベッドを探すことにしました。

ハイベッドという名前で検索したら色々出てきました!

うーん。どれもお値段もお手頃だしイイ感じだと思ったのですが、それぞれなんというか、私の理想の高さや形とは少しずつ違う。惜しい。


この手のお手頃価格のベッドは布団、もしくは薄めのマットレスを使う事を前提に設計されている気がしました。私は腰痛持ちで25cmの結構厚めのマットレスを使っています。25cmのマットレスが似合うハイベッドって本当にない!!


→ 作るか。

めちゃめちゃ理想にピッタリのベッドを作ってやると決めました。


私の理想のベッド

どんなベッドがいいのか、改めて考えてみました。

❁ ベッドとマットレスがカーテンのすぐ下にきて、かつ、カラーボックスがベッド下にまるっと入るくらいの高さ。

❁ 手持ちのマットレスにピッタリのサイズ。

❁ 湿気に強いすのこ構造。出来ればヒノキ作りがいい。


まず、したこと

そしてとりあえずマットレスの大きさを計りました。マットレスは買い替えたくなかったので、ベッドをマットレスに合わせる方向で行きました。作るにしろ買うにしろ、必要な作業でした。

うちのマットレスは、
高さ25cm、横100cm、縦200cmの標準のシングルベッドでした。

そして、ベッドの下に入れたい家具を並べてイメージを膨らませ、、、

ラクガキみたいな設計図を描いて、DIYが得意な同僚に「これでいけるかなー?」と相談しました。


参考にしたもの


私のラクガキみたいな設計図を見た同僚が、YouTubeを紹介してくれました。

コレ!


かなーり参考にさせてもらいました!
ベースはコレです!

ただ、もしこの動画を参考にされる方がいらっしゃったら言いたいことがひとつ。。。

すのこの上の木だけでなく、すのこの下の木まできちんとフレームに乗る設計の方が絶対いい!

この動画ではすのこの上の木だけ乗る設計で、私もそうしたのですが、、、私の使ったすのこ板が動画のものより若干薄かったようで、強度に問題が出てしまい、これを取り返すのにずいぶん苦労しました。。。

すのこの板は、最低1.2cm以上の厚みがないとブヨブヨしちゃう気がします。(私のは1cmで、後から補強に補強を重ねなんとかしました。。。)

ただ、1cmでもすのこの下の木までキチンとフレームに乗せていたら、大丈夫だった気もするので、1番の問題はそこだったかな、、、と。


でも動画の説明はかなりわかりやすかったです。この動画で、はじめて1×4(ワンバイフォー)とか2×4(ツーバイフォー)という言葉を知りました。田舎のホームセンターにも売ってました! ホント、他の木材に比べて安くて丈夫でだいすきになりました。

ちなみに、

1×4材は19mm×89mm×長さの木材。

2×4材は38mm×89mm×長さの木材です。

1は19mmで、2は38mmなのに、4は76mmではなく89mmなんです! 初心者あるある勘違いだと思うので気をつけてください!! 私は設計図を描いている時、途中で4を全部76mmで計算してたいへんなことになりました。。。


リサーチ

ホームセンターに材料や道具を見に行きました!

木材の値段とか、借りられる道具とか。

私はインパクトもホームセンターでレンタルしました。2泊3日、220円!

5000円くらいの安いインパクトを買おうか迷いましたが、レンタルで大正解でした。

なぜなら、ちょっとDIY詳しい人とかに相談すると、みんな口を揃えて「インパクト買うならマキタがいいよー」って言うのですが、安いのでも1万円オーバー、、、。

レンタルならそのマキタのインパクトが220円! 10回借りても2200円!


2泊3日を50回繰り返して、やっと本体価格ってところです! ありがとう、ホームセンターバロー!(生活圏がバレる笑)

毎晩、毎週末DIYするって人でもない限り、絶対レンタルがいいと思いました。

私も今はハマってますが、多分落ち着いたらまた半年くらい触らなくなると思うし、レンタルすることでかなり節約出来ました。


木材の値段を調べる

私の生活圏内のホームセンターを3箇所回って、木材の値段を調べました。

ここで重要なのは、2000mm以上の単位で木材が販売されているかどうかでした。

ベッドのサイズは2000mm。
ですが、日本の木材の多くは1820mmで売られているのです!

1820mmの木材を購入してしまうと、ベッドを作るにはあまりにも効率が悪い!!!

運良く、近隣のホームセンターのうちのひとつが、2000mmの1×4材を扱っていました、、、! ありがたい、、、!!! まぁこれも、バローなんですけどね⁉︎(すっかりバローのまわしもの笑)


木材カット

木材のカットは、ホームセンターでお願いしました。ワンカット33円でしてもらえました!

カットの機械を買うより安く、出来上がりも綺麗で正確なので、DIY初心者はホームセンターで木材カットしてもらうのがおすすめです!

いくつかの木を重ねて切ってもらっても、ワンカットはワンカットなので、事前に効率の良いカット方法を考えていくと良いです。私はこれが下手で、随分損をしてしまいました。。。


木材以外で購入したもの



途中でネジとか足りない、合わないってなって買い足し買い足ししたので、写真に撮ってないものもありますが、だいたいこんな感じです。

インパクトはレンタル。

インパクトの先に付ける部品は消費物ということで購入する必要があり、最初ホームセンターで色々セットになって800円くらいのものを購入したのですが、結局使ったのは3mmのキリ+2のビットだけだったので、ダイソーで事足りました。。。私はインパクトの使い方が下手くそで先を潰しまくったので、ダイソーのビット3つ入り100円には随分助けられました、、、! ケチらずに変えましょう!

ダイソーの黒いネジも大活躍でした!
これでは対応出来ない長いネジ、短いネジだけホームセンターで追加購入しました。

クランプは、最初コーナークランプだけ購入したのですが、木と木が離れてネジが見えてしまったので、やむなく通常のクランプも購入しました。全然違う! 女性ひとりで組み立てる場合は特に、クランプ必須だと思いました!

オイルステインは、結局ベッドには使いませんでした。

ダイソーの200円のノコギリは木材のサイズが微妙に違った時に応急処置するために買いましたが、なかなか切れなくてすごい疲れました。。。あまりおすすめしません。後にホームセンターで「ジグゾー」という電動ノコギリも200円で借りられることが発覚。同じ200円なら、ジグゾーレンタルが圧倒的におすすめです。


そんなこんなで組み立て


家の空き部屋で組み立て。

インパクトを使いたい場所に、キリで事前に穴を開けてどんどん組み立てていきました。

意外と木屑がでるので、ブルーシート必須です。ブルーシートは、ホームセンターで買うと高いので、セリアがオススメです! 


ブルーシートなのにブルーじゃなくてオシャレ! 私は緑を選びましたが、他にもいろんな色がありました。安くてカワイイとか最高か!


ヤバい!たゆむ!!!

ここで、最初に説明した強度問題が発生したのでございます。

しかも、すのこと、すのこをささえるための木材はボンドでくっつけてしまったのでやり直しがきかずに最悪でした。。。

でも、この問題のおかけで、どのくらいの厚みでどういう構造なら、強度ができるのかを理解することが出来たので、もう私なんでもDIY出来るような気がします。嘘です。調子乗りました。

でも、建築科の学生の最初の課題とか、ベッドDIYにしたらいいんじゃないかなー?くらいは思いました。笑


すのこの強度不足を補うために、やむなく真ん中にも入れた支えです。

片方は、おいてるだけ。
もう片方は、ベッド下にひろーい収納スペースをどうしても確保したかったので、なんとか浮かせました。金具を使ったので、強度はバッチリです!金具強い!


最後に、わけてつくった2つのフレームをくっつけて、、、


すのこを置いて完成です!


すのこ自体の強度問題は、斜めに廃材を入れてなんとかしました。


まとめ

というわけで、ベッドは決して初心者向けではありませんでしたが、、、、

なんとかなりました!

私が作ったのは、特に高さがあって設計図もほぼオリジナルだったのでしんどかったですが、誰かが作ったことのあるDIYレシピをコピーするなら、初心者でも大丈夫だと思います。(木の厚み等をアレンジすると私みたいになる可能性があるので気をつけてください笑)

DIYをオリジナルの設計図でするなら、ある程度の数学力が必要だなーと思いました。

中学校で習った100-19×2 みたいな式、久しぶりに使いました。この式はベッド制作でめちゃくちゃ使いました。


高校で習った数学を日常生活で使うことはまずありませんが、中学で習った数学は意外と使えますね。笑

頭の体操にもなってよかったです!

DIY、ハマりそうです。
今はベッド下収納を鋭意制作中!

また紹介したいので、気になった方はフォローしていただけると嬉しいです。

それではまたー!

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