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いつかフリーランスになりたい人が今日からすべき4つのこと【実体験】

いつかフリーランスになりたい、起業したいと漠然と思っている人は少なくないと思います。

僕は現在フリーランス作曲家をしていますが、そう思いながらも決めきれず会社員に甘んじていた期間はとても長かったです。

僕を経験を基に、そういった方々に向けて、あなたが今くすぶっている時間を出来るだけ有意義にし、フリーランスになる日を一日でも早めるために今日からすべきと思う4つのことを紹介していきます。


①事業計画を書き出す

事業計画と言うと難しそうですが、立派なものである必要はありません。

↓の内容さえ押さえていれば、スマホのメモに箇条書きでも問題ありません。
例として実際に僕が書いていたものも紹介します。

  • どんなサービスか

    • 例:オリジナル曲の受注制作

  • メインターゲットは誰か

    • 例:かっこいいオリジナル曲が欲しい歌い手・Vtuber・アイドル等

  • どんな強みを打ち出すのか

    • 例:かっこいい曲ならジャンルを問わない・最短1日で納品できる

  • どうやって仕事を獲得するのか

    • 例:ココナラ等のクラウドソーシングサービス・X等のSNS・HP

  • いくらで1か月に何件受注し、その結果月収はいくらになるのか

    • 例:(当時)30000円×10件/月=300000円/月

  • 経費は何にどれくらいかかるのか

    • 例:電気代5000円/月・プラグインや機材代10000円/月

これらを書いてみて、事業として成立するか、それで生活は出来るのかを判断しましょう。

最初はざっくり書いてみて、後から思いついたときに追記するのが良いと思います。
自分が考えていることや事業内容に合わせて項目を増やしてみるのもアリですね。

②副業で始める

Ⅰ.始めるのは簡単、始められないなら適性なし

これは僕を含め色んな方が言っていると思いますが、フリーランスになる前には必ず副業で事業を始めましょう。
いきなり会社を辞めることは非常にリスキーです。

▼最初は副業で始めた方が良いと思う理由はこちらの記事でも紹介しています

今日すぐに開業届も出してしまいましょう。
freee開業等を使えば、ネットですぐに手続きが完了します。

▼freee開業(僕もこちらで開業届を提出しました)

フリーランスはフットワークの軽さ、即ち行動力が命です。

厳しいことを書きますが、やりたいと思っていることなのに最初の一歩をいつまでも踏み出さない、忙しさを言い訳に時間を捻出しないという人はそもそもフリーランスに向いていないので、「自分はフリーランスになりたいんだ、自分には適性があるんだ!」と思う方は是非行動で示してください!

(もちろん、現在働いている会社が法外な拘束時間で働くことを強いてきていたり、会社から家に帰ってソファーに座ったらそのまま寝てしまうようなレベルで身体的負荷の高い仕事をしている場合は難しいとは思いますが…)

Ⅱ.「副業禁止」に縛られる必要はない(※)

世の中には副業禁止の会社もあるのは事実です。
しかしあまり大きな声で言うことではありませんが、それでも僕は副業として事業を始めるべきだと思っています。

副業推奨のこの世の中で未だに副業禁止を掲げるような会社は、あなたのことを本当に定年まで守ってくれるのでしょうか?
あなたは現状に何か不満があるから、或いは叶えたい夢があるからフリーランスを志しているのではないでしょうか?
あなたが本当にやりたいことや生涯を通して叶えたい夢は、たかが副業禁止などという非生産的なルールに妨げられてしまう程度のものなのでしょうか?
あなたが夢を叶えられなかったことの責任を、会社は取ってくれるのでしょうか?

もちろんルールを守るのは大切なことです。
しかし、ルールを守ることであなたが後悔を抱えたまま余生を過ごすことになるのであれば、「あなたの人生」を中心に置いて見たときにそれは利口な策とは思えません。

副業の売り上げが発生し、年収が十万円単位で増えそうになってから身の振り方を考えるのでも遅くはないです。
今日から副業を始めても、順調に売り上げが発生する保証はありませんので…

とはいえ、絶対に会社に迷惑はかけないようにしましょう。
副業に時間や体力を割いたことで本業のパフォーマンスが落ちるなんてことになってはいけませんし、本業で得た機密事項を副業で漏洩させるなんてことは言語道断です。

また、会社の業種や事業内容によっては、僕ですら副業をしない方が良いと判断するようなケースもあると思います。
ここまで大口を叩いておいて何ですが、僕がこう言ったからではなく、あなた自身がよく考えてから、行動に移していただきますようお願いいたします。

③大きな買い物を済ませる

車や家など、ローンを組んで買うようなものは会社員のうちに買ってしまいましょう。
プライベート用のクレジットカードを持っていない方がいれば、今のうちに作っておきましょう。

フリーランスは会社員に比べて信用度がはるかに低いので、審査が通らない可能性が格段に上がってしまいます。

また、フリーランスになってから使おうと思っている機材やソフトがあれば、それも会社員のうちに買っておきましょう。
会社員には毎月安定した収入がありますので、来月収入があるかどうかも分からないフリーランスに比べると安心してお金を使うことができるはずです。

環境が整っていけば、フリーランスになる敷居が下がっていくかもしれませんね。

④周囲に話し理解・協力を得る

親やお付き合いしている人、もしくは配偶者に「自分は会社を辞めてフリーランスになる!」と言ったところで、良い顔をされることはあまりないと思います。

それでも、必ず周囲の方に理解してもらってください。
そう思う理由を2つ紹介します。

Ⅰ.周囲の理解を得られないくらいの事業内容や熱意ならやめておくべきだから

あなたの魅力をよく知るはずの周囲の人の理解すら得られないのであれば、あなたを知らない人がお客さんになってくれる可能性は非常に低いです。
ですのであなたがやろうとしていることが間違っているか、あなたはそこまでの熱意が無いと映っている可能性が高いです。

もし理解してくれなかった場合はその事実を真摯に受け止め、どうすべきか一度冷静になって考えてみてください。
収支計画が現実的でない、需要が見込めない可能性が高い、会社を辞めるための口実としてフリーランスになろうとしているなど、あなたの中に見て見ぬフリをしている不安要素があるのかもしれません。

Ⅱ.味方がいないと失敗するリスクが高まるから

フリーランス・個人事業主は基本的に独りで事業を進めていくことになります。
そのため、どうしても自分が持つ知識・経験・思考パターンの範囲内で重要な意思決定をしてしまいがちですが、そうなると誤った選択をしてしまうリスクが高まります。

周囲の人が味方になってくれていれば、重要な意思決定をする際一緒に考えてくれて、あなたが誤った選択をすることを防いでくれるかもしれません。

とはいえもしかすると、あなたの周囲の人は起業やあなたの業界に対して知識も興味もなく、的を射ていない意見を言われてしまうかもしれません。
それでもあなたには無い客観的な視点から、あなたとあなたの事業に対して意見を貰うことができますから、その内容は決して無下にせず素直によく咀嚼してみてください。

まずはあなたの周囲の人にあなたの熱意や事業内容を伝えることで味方になってもらい、リスクを抑えるための基盤を固めましょう。
副業として既に収入を得ているのであれば、説得力は高まりそうですね。


いかがでしたでしょうか。
参考になりましたら幸いです。
また次の記事でお会いしましょう。

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