18時 寒いのか暑いのか 寂しいのかワクワクするのか 点で理解出来ないこの季節と時間 僕は1つ、思い出話を文章にしてみることにした するとどうだろう、私は今まで他人にどう思われてきたのか 何を感じ取って どう行動してきたのか いまいち思い出せない それは恐らく、私の行動に意味や思いやりを伴っていないからだ 小学生の頃の誕生日の寄せ書きには いつも優しい 優しい僕 どうこうしてくれてありがとう。 そんな言葉だった 私が優しい理由、そこにこの創作物の焦点を当てた 私
泣くほど嫌なら辞めればいいじゃん 未成年のガキに言われた その時、私が感じた感情は憤りだった それは、私が今まで培ってきたものを否定されたような感覚。 しかし、それ以上に そのガキの発言に何も言い返せない自分の未熟さにだった それはごもっともだと、辞めればいいじゃんなんて当たり前の事を 涙を流すほどの場所に身を置いている自分の愚かさに、私は独り涙した しかし少しの抵抗をしてみた 「それは無理なんだよ。大人だから」 大人になるって、自由を無くすってこと? 大人の
夢を見た いつか大金持ちになりたいと 目標を立てた いつか大きくなりたいと 漠然としたその抽象的な私の人生は 己自身を大きく見せた、実は小さなプライドとコンプレックスで徐々に壊れていった 誰かを見下したいという表面では見せない、それどころかそんなこと思っていないと心の中で思うが、奥底に眠る人間の根本が、私をそう行動させた 幸せの定義を皆は追い求めるが 答えを言ってしまえばそれは人それぞれという言葉で片付けられる。 非常に残念に思う だから私は自分中心に考えた 自分が
決まんねぇなぁ…… いつもの如くNetflixで気になるアニメやドラマをスワイプ 決して暇なわけじゃない そう、決して。 今、僕の目の前にある山積みになったボツの原稿用紙は、「仕事をした」という実感を沸かせたいが為に、わざと置いている 結果が伴わないと意味が無い。耳にタコである いつも先延ばしにしているこの仕事… 嫌いでは無いのだ。 むしろ好きだ。 昔から僕は、物事を強制させられないとできない性格をしていた。 だから、成果軸の仕事は合っていないと思っていた。そんな
なかなかペンが進まない 季節は次々死んで行って また新しい命が芽ばえる頃 僕は伸びた襟足を掻きむしりながら あの時の呪いが解ければと、ペンを走らせている 収入がある訳では無い なのでバイトをかけ持ちしながら、趣味で小説を書いている僕だが 今その理由が分からなくなっている いや、忘れた訳では無いのだ。 分からないのだ。 何故ならば呪いだから あの日、季節は今と同じく少し暖かくなりつつある教室で 僕の書く歪で、何処にでもあるような小説を 彼女は真剣な表情で読んでいた
どうせ終わる恋だ 精一杯愛してやろうと思った ひねくれた真っ直ぐなこの感情は いつも私を苦しめた 割り切らなければと 自分の中で割り切って いつしか真正面から信じてやる事が出来なくなっていた 熱を出した 酷い熱だ 熱さと気だるさで頭がどうにかなりそうだ 一通のメール そこには過去に愛した男だった 手に負えない程、全てがどうにでもなれと思う程 忙しすぎる感情を一つ一つ整理し 行き着いた答えが この人から得られる安心感の獲得だった しかし彼は、私の求めていた事に
明日は早いから早く寝なさいね 母の声だった。 いつも優しいその声で僕は眠れていた でもいつからか、そんな声も無くなり 僕は眠れなくなっていた 何も当てもなく街を歩いた 僕がいつも眠りにつき 皆も同じだろうと思っていたこの時間にしては 少し元気で五月蝿すぎるネオンの光と流行りのバンドの曲が耳に入る 僕にニヤケ顔で話しかけてくる真っ黒の男と 煌びやかな女。目の奥は笑っていない でもその曇を隠した笑顔をみていると 少し高揚感を覚えた 普段では見れない新鮮さに心打たれた
人生においての最大の汚点 それはまだ私が息をしてのうのうと生きている事 生きてるだけで偉いなんて戯言を舌打ちで蹴り飛ばした 偉くなくていい 誰かの為にならなくていい 自分自身がこの世界に見切りをつけた 答えを出してしまった 明るい曲調のファイトソングも 誰かに寄り添う、しみったれたバンドの曲も 今の私にはただ煩いだけだった 昔好きだった映画も曲も人も 今はもう"疲れてしまった"という心身的感情が 私をまた惨めにさせる もし明日世界が滅ぶなら もし明日運命の人が現れ
世界が終わるまで残り3日 人生が残り3日と告げられたとき 世界の大多数は今まで積み上げてきた全て物が壊されると絶望するだろう しかし私は、何故か安堵をしていた いつも心が落ち着かないような、先の見えない私の人生で 久しぶりに落ち着いた感情を取り戻せた ふらっと訪れた行きつけの喫茶店 残り3日だというのに 呑気にコーヒーを淹れている 「マスター。ホットコーヒーをお願いします」 席に着き、辺りを見渡す。 そこには新聞を読む中年男性 子供を連れた夫婦 口周りにホイップを
武林「え、なんでお前目の下クマ出来てんの?」 体育祭当日 照らされる陽射しに少しクラクラした いつもと違うこの胸の高鳴りは 昨夜の寝不足に大きく響いた 女子たちの甲高い声援が僕の頭を強く叩いた 朝凪「倫也くん、大丈夫?」 神田「うん、平気 それよりこの後応援合戦だよ。かばろ」 朝凪「うん!楽しみ」 昨夜僕達は夜12時まで通話をし 朝凪は深く眠りに着けたらしいが 僕はと言うと、朝凪の寝息に興ふ……いや、何故か眠れなかったのだ (よーい!パァン!) 僕達は今まで練習し
私は自称小説家 自称? そう。自称。私はまだ物語を完成させていない 何も 1つも書き上げていない 正確に言えば、書き上げられない 自称でも小説家を名乗る事が失礼でバカバカしいと私の母親は言った 稼ぎもない 技術もない 終わらせる事もできない 母は私にそう言った。 仕事は辞めた。私がだらしない訳じゃない 私の事を理解できず ただ蔑む奴らが悪いのだ。 何事にも結末が必要だ ただ私はこの世でその方法だけが分からない ただそれだけで、こんなにも生きづらい世界のせいなのだ
こんにちは こんばんは はじめましてシバタです! 久々のブログ更新! 最近創作のお話を作るのにハマってて めっちゃ短い話を自分なりに起承転結させて 1個の物語を完成させる これホントに僕が人生で出来ないことで ひとつやり始めた事を何もやり遂げられない自分が嫌で このnoteを始めました。 でも今書いてる小説2本、未だに完成しないから 1つの話を1話で書くようにしたら 「完成させた」っていう事実が自分の中でステータスになっていってる気がするんです さてさて本題へ…
あぁ、帰りてぇ。 いつからかこの「帰りたい」が口癖になっていた いつから働いているのかもう覚えていない 今綴っているこの文章が 元は誰に送るもので 何を書きたいのかも忘れてしまった 唯一私の好きな事 それはこのように文章を書き綴る事。 でももう分からない 昨日途中で書くのを辞めた小説は この後どんな展開になるのか どんな結末を迎えるのか もう思い出せない いや、元々何も考えていなかったんだろう いつも行き当たりばったりだから この物語を転する事も出来ず 結も
あれ?待ってよ。 私はまだ飽きてない ーーーーーーーーーーーーー この桜……いつから散ってたんだろ ずっと下ばっかり見てたから 踏まれた薄汚い桜しか見ていなかった たまに上を向いたらいつもこうだ。 いつの間にか散っている。 未練たらしく積もった散り桜の破片を両手いっぱいに集めては また空へ返してあげた。 頭の上に乗っかった桜の花びらは美しくも馬鹿らしくて愛らしい 「はい、どーぞ」 そう言って差し出された1本のお茶 私の隣に座って平然と吸い出した1本のタバコは
こんにちは こんばんは 初めてまして シバタです! 最近暖かくなってきたり寒くなってきたりで 体調管理ほんとに大変…… 最近車の免許を取れました!拍手👏 車ってほんとに便利ですよね 好きな所に好きな時に行ける ほんとに世界が変わりました! 今まで一人暮らしをしていて お隣さんを気にしてた大声とか出せなかったんだけど 最近運転しながら歌いまくってますね…… 歌上手くなりたいなぁ…… カラオケで歌った瞬間に 「おお……いいなぁ」って思わせられる表現力 夢ですね……笑
私の生きる意味は このコーヒーを注ぐ一瞬にのみ発揮される もし私が珈琲を注ぐタイミングを間違えようものなら この世界に必要のない人物になる でも私は幸せ者なのかもしれない。 なぜなら生きる意味があるから このコーヒーを注ぐこの瞬間 私は誰よりも誇らしい私になれる それはそうだ。私はこのコーヒーを作るという工程のために今まで生きてきたからだ。 もしも私がパソコンをカチカチする作業や 誰かに何かを教えようとしたならば 私の価値はそこら辺の石ころにも及ばないだろう さて