サンスクリット事典/ガトートカチャ
ビーマとヒディンビーの息子
[ghaṭotkaca, घटोत्कच]
父はビーマ、母はラークシャサ(妖怪)のヒディンビー
ラックの宮殿の火災から逃れたパーンダヴァ達が身を隠して旅をしている時、ビーマ以外は疲れて眠っていた。その時にラークシャサのヒディンバと妹のヒディンビーが人間の匂いを嗅ぎつけてやってきた。ヒディンビーは人間の姿を装って近づいたが、ビーマに惚れてしまう。
ビーマは求愛を断っていると兄のヒディンバがやってきて戦いが始まる。ビーマはヒディンバを殺し、ヒデ