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年上年下、先輩後輩、上司部下

あまり、部下という言葉は好きじゃないのですが、
今回は組織の話になるので
あえて使っていきます。

キャリアを積んでいくとどこかで部下ができます。
そして、組織というのは
仕事の成果に左右されながら決まることが多いため
年齢や社歴が関係なく設定されます。

社会人になりたてのころは
自分が社歴も年齢も下ですから
上司は年上ですし先輩です。
先輩後輩が組織の構造に近い価値観で存在します。

しかし、ある頃から
それが破綻していきます。

つまり、年上部下、先輩部下の登場です。

僕も何度か経験はありますが、
正直すごくやりにくいものです。

心情的にはこれまで世話になり
近い話で言えば奢ってもらったりした人が
自分の部下になるわけです。

すごくやりにくい。
ですが、これを越えなければ
組織はうまくまわりません。
まして、会社から与えられたセクション。
そこで成果を出してこそ貢献です。

ちなみに僕は
逆も体験しています。
つまり、後輩が上司になったパターン。

この両方を経験しているのは
実はかなり恵まれたことで
組織論に対して独特の価値観をもてるように
なっています。

それは「役割」として見えるということです。

冒頭、上司部下という言葉をあえて使う
と言ったのはそこです。
組織には上下があるわけじゃない。
役割があるだけです。

その役割をきちんと伝えること
それがリーダーの務め。

適材適所という言葉にもありますが、
それは上司部下にも言えるのです。
使わないと言って使ってますが
説明のためですから!あしからず。

組織の中で与えられた役割を
全うすることそれも仕事の一つです。
だから自分勝手は許されません。

一つの劇だとしたならば、
「木」の役を与えられたからと言って
主役じゃないからと言って手を抜いてはいけないのです。
「木」を全力でやってこそ
劇は成立するのです。

もし僕が「木」を与えられたら
すごい「木」をやりますよ、当然。

年齢、社歴、上司部下を越える組織を作るには
役割を明示すること。それが大切だと思います。

もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!