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せの ようこ/より良い死に方のブログ
2022年2月22日 23:39
祖母の死を追いかけるように、植物状態で3年生きた叔父が亡くなりました。翌年、父と母は離婚しました。それから約20年・・・私は高校を卒業して薬品会社のOLとなり、その後、医療事務職、看護学校へと進み、27歳で看護師になりました。初めての就職先で阪神大震災を経験し、結婚し、転居し、神経症になり、働きながら不妊症の治療をして40歳を迎えようとしていた頃のことです。1.突然の父の言葉その
2022年3月18日 00:39
前回、健康診断で異常値が見つかった父のことを書きました。ご覧くださり有難うございます。今回は告知のことを書いています。現在お辛い状況の方は、ご自身のお気持ちを整えてからご覧いただければと思います。1.家族父から検査結果説明の日を聞いて、仕事の休みを取りました。受診の数日前に「何時に行く?」と尋ねると、父は「来てくれるんか?」と少し嬉しそうな顔をしました。父は「ほんまは、わし一
2022年3月19日 18:32
今回も告知の話が続きます。お辛い状況の方は、気持が落ち着いているときにご覧ください。前回、父はガンと診断されましたが「原発がわかれば治療できる」という医師の言葉に希望の光を見出して帰宅しました。そして5日後、再び4人揃って病院に向かいました。父は一日に数回、強い倦怠感と発熱を繰り返すようになっていました。1.愛のある計画4人部屋の窓側に父の居場所が用意されていました。病院では入
2022年3月22日 20:28
今回も告知について書いていますので、お辛い状況の方は気持ちが落ちついているときにご覧ください。父から検査結果を聞いた日、外来でガンと診断された日、入院してすぐ家族に告知、そして今回は父自身に…私には4回目の告知でした。1.余命1ヶ月前日、家族だけ呼ばれて余命2、3ヶ月~半年と告げられました。父は病室に戻って来た私たちに「なんや3人でコソコソと。隠しごとはあかんで。」と苦笑いを浮かべ
2022年5月24日 13:59
このブログは父の死について書いています。現在お辛い状況の方は、落ち着いているときにご覧ください。前回まで余命告知のことを書きました。1.人生の最期に思うことこのブログをご覧くださっている方なら、きっと一度は見たり聞いたりしたことがあると思います。“人生の最期に後悔すること”何か覚えていらっしゃるでしょうか?私が聞いたのは、アメリカで80代の人500名に取ったアンケートの結果です。
2022年6月26日 12:21
このブログは死について書いています。現在お辛い状況の方は落ち着いているときにご覧ください。余命1ヶ月と告げられた父の、最期の話の続きを書いていきます。前回は安楽死を望んだ父の話でした。1.お百度参り11月中頃に健康診断で異常が見つかり、月末にがんの告知を受けて、12月初めに精査目的のため入院しました。父は治療する気満々で入院しましたが、実際は治療法が何もなく、余命1ヶ月と告げられました。