薄衣

49歳の主夫、薄衣(うすい)です。 妻、息子、猫と一緒に、今日も生きています。私の経験…

薄衣

49歳の主夫、薄衣(うすい)です。 妻、息子、猫と一緒に、今日も生きています。私の経験が誰かのお役に。そんな思いで綴ってまいります。

マガジン

  • うつと生きる UTU NOW!

    通院の記録や、病気になっての気付きをお伝えしていきます。

  • 主夫のため息

    育児、主夫。 薄衣の日常から。 とにかく笑えれば🎵最後に笑えれば🎵 そんな思いです。

  • 小役人目線

    公務員時代の経験談です。組織のこと、人のこと、まちづくりのこと等々。 愚痴にならないように気をつけます。どうぞご覧ください。

  • 精神科入院日記

最近の記事

今日はなんかしんどいぞ という日

主夫の薄衣(うすい)です。 私は今、精神科に通院しています。 うつ病です。 体調は日によって様々。 今回は 「今日はチョットしんどいな」 という日についてです。 しんどいという気づきそれは突然やって来ます。 朝起きた瞬間。 朝家事を終えて、ひと息ついた時。 夕食の片付けを終えた時。 お風呂上がり。 いつ来るか分かりません。 突然、ふとした瞬間。 「なんか、しんどいぞ」 と気づくのです。 そこから色々考えてしまいます。 「なんで?」と。 でも、体調の悪い

    • 息子 父になるという

      主夫の薄衣(うすい)です。 我が家の1人息子は小学1年生。 毎日はりきって学校に行き、 近頃は汗だくになって帰宅します。 49歳の父と違い、新陳代謝が素晴らしい。 そして羨ましい、と思う今日この頃です。 将来の夢保育園の頃、息子はある日突然 「俺、大人になったら消防士になる」 と言いました。 相変わらず急です。 その後チョイチョイ言ってきますので、 その都度話を聞いてみます。 すると、 どうも保育園の自称「悪ガキ軍団」で ちゃんと将来の調整をしているとのこと。 薄

      • アホになる日のススメ

        主夫の薄衣(うすい)です。 月曜日。ステキな響きですね。 全世界の家庭を預かる主夫・主婦の皆さま。 月曜といえば、家族は仕事に学校、 保育園に幼稚園などで、 だ~れもお家にいなくなる日。 そんな方も多いのでは、 と勝手に思わせて頂きます。 なぜなら、我が家がそうだからです。 妻は仕事へ。息子は学校へ。 猫は勝手気ままにどこかへ。 そんなとき、 主夫はといえば、 家族の出勤、登校を見送る 洗濯→干す メッチャメチャ簡単に掃除する 仏壇に線香をつける アホに

        • 職場のニートに感謝するぅ!? 私の知る公務員ニートへ

          主夫の薄衣です。 今回は、 以前私が勤めていた市役所で 一大勢力を築いていた人種 「公務員ニート」についてです。 「ニートに感謝する」これは養老孟司さんの著書『超バカの壁』の一節です。この中では、主に当時(2006年刊)の若者のニート問題に触れる中で、「社内ニート」についてこんな既述がありました。 それは、養老さんの勤務先であった東大医学部にもいたんだとか。ホントか!?と思いますが、ともかくいたんだそうです。 これについて養老さんは 正直、あと100年かかってもこの域

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        記事

          先生 何も知らんのに すいません 

          主夫の薄衣(うすい)です。 我が家の怪獣は今小学1年生。 毎日、クタクタになって帰宅します。 授業ってそんなに体力使うか? と思うほど。 今の季節はプラス汗だくです。 やっぱり保育園とは違いますね。 小学校での生活は。 お昼寝がないせいか、そして 全力を出しすぎるせいか、 毎日夕食前に寝落ちしそうになる息子。 息子は良いんです。寝れば。 帰ってきて、 眠たくなったら寝れば良いんです。 薄衣家から見る小学校薄衣の家は小学校のほど近く。 また、田舎なので遮るものが何も

          先生 何も知らんのに すいません 

          人と違うのは当たり前 49歳主夫の精神科入院日記(19)

          主夫の薄衣です。 息子の描く絵を思い、 以前こんな記事を書きました。 今回は私が入院中に体験した、 患者という大人達の【くらべる】お話しです。 人のことが気になる私が入院している病棟には、 概ね30人前後の患者がいました。 病気の種類、程度、 また障害の種類、程度も人それぞれ。 そこに至る経緯、バックボーンも もちろん様々です。 入院した時期、その時点の状態、 そこからの回復の具合等々。 そんな患者の状態を見ながら、 医師は治療計画を進めている、 と思います。

          人と違うのは当たり前 49歳主夫の精神科入院日記(19)

          主夫 自分を誉める

          全世界の家庭を預かる主夫・主婦の皆さま。 いつもお疲れさまです。 薄衣(うすい)です。 1日は24時間。 自宅にドラえもんでもいない限り、 すべての皆さんに平等にある時間です。 主夫・主婦の皆さんには、 そのうち、【自分だけの時間】は どのくらいあるでしょうか? 朝から戦場「おはよう」からはじまるいつもの朝。 土日は両親より早く起きる息子も、 平日はグダグダ。 この体内時計は正確です。 ブレることがありません。 おっと。その横を見ると、 妻がガリバーのように大の字

          主夫 自分を誉める

          息子 瞬間を全力で駆け抜ける❗️

          主夫の薄衣です。 子どもって、常に全力投球ですよね。 我が家の6歳は、日々 その瞬間、瞬間を全力で駆け抜けています。 今回は、そんな息子に学んだ話しです。 スプリンター息子いつも、全力で飛ばしまくって 絶好調の絶頂かと思いきや、 次の瞬間真っ白になっている。 世界各地で奮闘する 小さなお子さんをお持ちの親御さんなら、 その展開の早さを 日々実感されているのではないでしょうか。 ぶわ~っとヘラヘラ喋っていたかと思えば、 急にパタッと止まって 寝落ちしそうになっていたり

          息子 瞬間を全力で駆け抜ける❗️

          小役人の責任 下っぱ公務員の話

          主夫の薄衣(うすい)です。 今回は薄衣の公務員時代、 今から20年ほど前のお話しです。 地方自治体ではよく、 【定例記者会見】を 行っているのはご存じでしょうか。 1週間に1回とかでしょうか。 その自治体にもよると思いますが。 役所に記者さん達が集まってきて、 主に市長が施策の発表なんかをしています。 特に、議会前ともなりますと、 重点的な施策や重要な課題への対策など、 中身もグッと濃くなったりするもの。 ここで発表する案件は、 本来、発表前に当然役所内外で 充分

          小役人の責任 下っぱ公務員の話

          誰のため?そんなもん決まっとる! 49歳主夫の精神科入院日記(18)

          薄衣です。 前回の日記で、「誰のせい?」 みたいなことを書かせて頂きました。 今回は「誰のため」です。 薄衣は20年間、 地方公務員として働きました。 その時、念頭にあったことは 「市のため」、「住民のため」です。 たとえ木っ端役人でも、 一応公務員として お給料を頂いておりましたので。 でも、私の小役人感覚からみても、 それってなんのためにやってるの? 誰のためになるの? ということもしばしば。 これが病気の治療となれば、 もちろん第一には、 【自分のため】 だ

          誰のため?そんなもん決まっとる! 49歳主夫の精神科入院日記(18)

          大丈夫 子どもって成長するんです

          6歳の息子ザウルスの親、 49歳の薄衣(うすい)です。 突然ですが、 我が家の息子はひとりっ子です。 そのせいか、いつも 両親が自分を見ていると思っています。 両親の目を一身に集めていると 思っています。 そして、両親はいつも 自分の手足となって動くと思っています。 だから、彼から両親への依頼は常に、 「父ちゃん、○○していいよ!」 と宇宙から見下ろすレベルの上から目線。 両親へのお願いではありません。 両親が手伝うことを許可する、 というシステム。 まぁ、そうし

          大丈夫 子どもって成長するんです

          公務員の世界で 私がいた市役所

          主夫の薄衣です。 私は2020年3月まで、 地方公務員でした。 小さな市役所の職員として 20年勤めました。 公務員って、私の就職当時は 超人気だったんです。 試験も倍率が凄くて、 私の時は80人くらい受験者がいて、 最終合格者が3人。 氷河期世代の就職って、大変でした。 でも結局、定年まで勤めることができず。 そんな20年後は想像していませんでした。 小役人録をつける理由薄衣がいたのは小さな役所。 事務職員が200人チョット。 もちろん職員みんな顔見知り。 そんな

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          半年後の鬱 UTU NOW

          薄衣です。 私は2023年秋に 精神科に50日間入院しました。 それ以前の受診歴はゼロ。 ある日突然、希死念慮に襲われ、 その日、初めての受診で入院となりました。 そして退院から約半年。 私にとって、うつ病を自覚してから約半年。 49歳の主夫がうつ病になってから、 半年後の今。 気付いたことを書いていきます。 剥き出しの感情気持ちが剥き出しになった、 とでもいいましょうか。 ときには急に怒り出したり、 逆にすごく落ち込んでしまったり。 なかには、後で考えても な

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          息子 宿題失格!

          主夫の薄衣です。 息子は春から小学1年生。 小さな身体に大きなランドセルを背負って、 青々とした雑草の茂る道を 毎日登校しています。 黄色い帽子と、 ランドセルの蛍光カバーがなければ、 完全に景色に埋もれます。 この2つの大切さがやっと分かった、 今日この頃です。 ハナマル息子が通う、近所にある普通の公立小学校。 宿題はほとんど毎日出ます。 ほんの数分程度で終わるようなものですが。 毎日自宅で勉強する習慣をつけるには いいのかもしれません。 宿題は、先生が採点して返

          息子 宿題失格!

          ひとまず自分のせい 49歳主夫の精神科入院日記(17)

          嫌なことがありました! となった時、入院中に学んだ話しです。 主夫の薄衣です。 いつもお越しくださり、 ありがとうございます。 さて、 なにか嫌なことがあった時。 【人のせい】にしたり、 【自分のせい】にしたり。 皆さんはどっち派ですか? ケースバイケースでしょうか。 きっと色々ですよね。 私は強いて言えば【バランス派】です。 【人のせい】と【自分のせい】。 両方あると考える派。ですかね。 その上で、【人のせい】は諦める派です。 ちなみにそんな時、 私が入院していた

          ひとまず自分のせい 49歳主夫の精神科入院日記(17)

          思い出すたびに怒り続ける毎日とサヨナラするために

          主夫の薄衣です。 今日もお立ち寄りくださり、 ありがとうございます。 「やればできる!」 ディモンティ高岸さんに 言われるまでもなく、 皆さんよく知っている言葉と思います。 また昭和育ちの薄衣は、 子どもの頃からいろんな場面で、 いろんな人に言われてきました。 頑張ったんだけど努力して頑張ったけど、 結果が出なかった時。 報われなかった時。 その結果や現実と、 どう折り合いをつけるか。 薄衣はこれまで、 それに向き合わず、 見て見ぬふりをしてきました。 折り合い

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