薄衣

49歳の主夫、薄衣(うすい)です。 妻、息子、猫と一緒に、今日も生きています。私の経験…

薄衣

49歳の主夫、薄衣(うすい)です。 妻、息子、猫と一緒に、今日も生きています。私の経験が誰かのお役に。そんな思いで綴ってまいります。

マガジン

  • 主夫のため息

    育児、主夫。 薄衣の日常から。 とにかく笑えれば🎵最後に笑えれば🎵 そんな思いです。

  • 精神科入院日記

  • うつと生きる UTU NOW!

    通院の記録や、病気になっての気付きをお伝えしていきます。

  • 小役人目線

    公務員時代の経験談です。組織のこと、人のこと、まちづくりのこと等々。 愚痴にならないように気をつけます。どうぞご覧ください。

最近の記事

先生 何も知らんのに すいません 

主夫の薄衣(うすい)です。 我が家の怪獣は今小学1年生。 毎日、クタクタになって帰宅します。 授業ってそんなに体力使うか? と思うほど。 今の季節はプラス汗だくです。 やっぱり保育園とは違いますね。 小学校での生活は。 お昼寝がないせいか、そして 全力を出しすぎるせいか、 毎日夕食前に寝落ちしそうになる息子。 息子は良いんです。寝れば。 帰ってきて、 眠たくなったら寝れば良いんです。 薄衣家から見る小学校薄衣の家は小学校のほど近く。 また、田舎なので遮るものが何も

    • 人と違うのは当たり前 49歳主夫の精神科入院日記(19)

      主夫の薄衣です。 息子の描く絵を思い、 以前こんな記事を書きました。 今回は私が入院中に体験した、 患者という大人達の【くらべる】お話しです。 人のことが気になる私が入院している病棟には、 概ね30人前後の患者がいました。 病気の種類、程度、 また障害の種類、程度も人それぞれ。 そこに至る経緯、バックボーンも もちろん様々です。 入院した時期、その時点の状態、 そこからの回復の具合等々。 そんな患者の状態を見ながら、 医師は治療計画を進めている、 と思います。

      • 主夫 自分を誉める

        全世界の家庭を預かる主夫・主婦の皆さま。 いつもお疲れさまです。 薄衣(うすい)です。 1日は24時間。 自宅にドラえもんでもいない限り、 すべての皆さんに平等にある時間です。 主夫・主婦の皆さんには、 そのうち、【自分だけの時間】は どのくらいあるでしょうか? 朝から戦場「おはよう」からはじまるいつもの朝。 土日は両親より早く起きる息子も、 平日はグダグダ。 この体内時計は正確です。 ブレることがありません。 おっと。その横を見ると、 妻がガリバーのように大の字

        • 息子 瞬間を全力で駆け抜ける❗️

          主夫の薄衣です。 子どもって、常に全力投球ですよね。 我が家の6歳は、日々 その瞬間、瞬間を全力で駆け抜けています。 今回は、そんな息子に学んだ話しです。 スプリンター息子いつも、全力で飛ばしまくって 絶好調の絶頂かと思いきや、 次の瞬間真っ白になっている。 世界各地で奮闘する 小さなお子さんをお持ちの親御さんなら、 その展開の早さを 日々実感されているのではないでしょうか。 ぶわ~っとヘラヘラ喋っていたかと思えば、 急にパタッと止まって 寝落ちしそうになっていたり

        先生 何も知らんのに すいません 

        マガジン

        • 主夫のため息
          15本
        • 精神科入院日記
          19本
        • うつと生きる UTU NOW!
          2本
        • 小役人目線
          3本

        記事

          小役人の責任 下っぱ公務員の話

          主夫の薄衣(うすい)です。 今回は薄衣の公務員時代、 今から20年ほど前のお話しです。 地方自治体ではよく、 【定例記者会見】を 行っているのはご存じでしょうか。 1週間に1回とかでしょうか。 その自治体にもよると思いますが。 役所に記者さん達が集まってきて、 主に市長が施策の発表なんかをしています。 特に、議会前ともなりますと、 重点的な施策や重要な課題への対策など、 中身もグッと濃くなったりするもの。 ここで発表する案件は、 本来、発表前に当然役所内外で 充分

          小役人の責任 下っぱ公務員の話

          誰のため?そんなもん決まっとる! 49歳主夫の精神科入院日記(18)

          薄衣です。 前回の日記で、「誰のせい?」 みたいなことを書かせて頂きました。 今回は「誰のため」です。 薄衣は20年間、 地方公務員として働きました。 その時、念頭にあったことは 「市のため」、「住民のため」です。 たとえ木っ端役人でも、 一応公務員として お給料を頂いておりましたので。 でも、私の小役人感覚からみても、 それってなんのためにやってるの? 誰のためになるの? ということもしばしば。 これが病気の治療となれば、 もちろん第一には、 【自分のため】 だ

          誰のため?そんなもん決まっとる! 49歳主夫の精神科入院日記(18)

          大丈夫 子どもって成長するんです

          6歳の息子ザウルスの親、 49歳の薄衣(うすい)です。 突然ですが、 我が家の息子はひとりっ子です。 そのせいか、いつも 両親が自分を見ていると思っています。 両親の目を一身に集めていると 思っています。 そして、両親はいつも 自分の手足となって動くと思っています。 だから、彼から両親への依頼は常に、 「父ちゃん、○○していいよ!」 と宇宙から見下ろすレベルの上から目線。 両親へのお願いではありません。 両親が手伝うことを許可する、 というシステム。 まぁ、そうし

          大丈夫 子どもって成長するんです

          公務員の世界で 私がいた市役所

          主夫の薄衣です。 私は2020年3月まで、 地方公務員でした。 小さな市役所の職員として 20年勤めました。 公務員って、私の就職当時は 超人気だったんです。 試験も倍率が凄くて、 私の時は80人くらい受験者がいて、 最終合格者が3人。 氷河期世代の就職って、大変でした。 でも結局、定年まで勤めることができず。 そんな20年後は想像していませんでした。 小役人録をつける理由薄衣がいたのは小さな役所。 事務職員が200人チョット。 もちろん職員みんな顔見知り。 そんな

          公務員の世界で 私がいた市役所

          半年後の鬱 UTU NOW

          薄衣です。 私は2023年秋に 精神科に50日間入院しました。 それ以前の受診歴はゼロ。 ある日突然、希死念慮に襲われ、 その日、初めての受診で入院となりました。 そして退院から約半年。 私にとって、うつ病を自覚してから約半年。 49歳の主夫がうつ病になってから、 半年後の今。 気付いたことを書いていきます。 剥き出しの感情気持ちが剥き出しになった、 とでもいいましょうか。 ときには急に怒り出したり、 逆にすごく落ち込んでしまったり。 なかには、後で考えても な

          半年後の鬱 UTU NOW

          息子 宿題失格!

          主夫の薄衣です。 息子は春から小学1年生。 小さな身体に大きなランドセルを背負って、 青々とした雑草の茂る道を 毎日登校しています。 黄色い帽子と、 ランドセルの蛍光カバーがなければ、 完全に景色に埋もれます。 この2つの大切さがやっと分かった、 今日この頃です。 ハナマル息子が通う、近所にある普通の公立小学校。 宿題はほとんど毎日出ます。 ほんの数分程度で終わるようなものですが。 毎日自宅で勉強する習慣をつけるには いいのかもしれません。 宿題は、先生が採点して返

          息子 宿題失格!

          ひとまず自分のせい 49歳主夫の精神科入院日記(17)

          嫌なことがありました! となった時、入院中に学んだ話しです。 主夫の薄衣です。 いつもお越しくださり、 ありがとうございます。 さて、 なにか嫌なことがあった時。 【人のせい】にしたり、 【自分のせい】にしたり。 皆さんはどっち派ですか? ケースバイケースでしょうか。 きっと色々ですよね。 私は強いて言えば【バランス派】です。 【人のせい】と【自分のせい】。 両方あると考える派。ですかね。 その上で、【人のせい】は諦める派です。 ちなみにそんな時、 私が入院していた

          ひとまず自分のせい 49歳主夫の精神科入院日記(17)

          思い出すたびに怒り続ける毎日とサヨナラするために

          主夫の薄衣です。 今日もお立ち寄りくださり、 ありがとうございます。 「やればできる!」 ディモンティ高岸さんに 言われるまでもなく、 皆さんよく知っている言葉と思います。 また昭和育ちの薄衣は、 子どもの頃からいろんな場面で、 いろんな人に言われてきました。 頑張ったんだけど努力して頑張ったけど、 結果が出なかった時。 報われなかった時。 その結果や現実と、 どう折り合いをつけるか。 薄衣はこれまで、 それに向き合わず、 見て見ぬふりをしてきました。 折り合い

          思い出すたびに怒り続ける毎日とサヨナラするために

          公務員を辞めると決めた日

          主夫の薄衣です。 私は2000年4月から、 2020年3月まで地方公務員でした。 市役所の職員です。 生まれは1974年。昭和49年。 就職氷河期世代です。 今年で50歳になります。 就職当時、公務員は大人気でした。 私も、当時80人くらいの受験者の中で、 最終合格者3人に入った時は、 何かの間違いかと思いました。 よく引っかかったもんやと思います。 一生懸命勉強はしましたが。 でも、 定年まで勤めることはできませんでした。 20年働きました。 本当にいろんな事

          公務員を辞めると決めた日

          はじめて皿うどんの味方をした時の話

          主夫の薄衣です。 今回はしょうもない親子げんかの記録です。 大人げない親父の敗戦記を、鼻で笑ってご覧頂ければ幸いです。 家族でショッピングモールへ先日、久しぶりに家族でモールへ行ってきました。 息子の買い物を済ませると、ゲームセンターで使えるメダルの引換券が貰えました。ゲームセンターと聞いた息子はテンション爆上がりです。 行ってみると、そこそこ遊べそうな量のメダルを頂けました。 しかし、これが嵐の幕開けとなるのです。 ゲームセンター嵐昭和生まれの方ならご存じでしょ

          はじめて皿うどんの味方をした時の話

          事件です 49歳主夫の精神科入院日記(16)

          薄衣です。 入院中って色々あったなぁ、と日々書きながら振り返っております。これが何らかの形で皆さまのお役に立てるものかどうか。立っていればいいなぁと思い、引き続き綴ってまいります。 考えさせられる出来事今回は、入院中に起きたある出来事についてです。 私の入院中、一番驚き、そして色々と考えさせられた出来事でした。 ある日、私が病棟の廊下でお掃除業者のおじさん達と立ち話をしていた時のこと。 目の前の女子トイレから、1人の看護師が走って出てきます。その後を追うようにもう1

          事件です 49歳主夫の精神科入院日記(16)

          退院したくない人 49歳主夫の精神科入院日記(15)

          主夫の薄衣です。 今回は、ゆうちゃんを私のところに連れてくる困った人、ボンちゃんを通して、「退院」について考えてみようと思います。 ゆうちゃん問題についてはこちらをご覧下さい。 なお、本稿に登場する方のお名前は、私がつけたニックネームなど全て仮名です。 ボンちゃん元ナースで私とほぼ同年のこの方。 初めの頃は、とても朗らかで面倒見のよい方だったと聞いています。 私がお会いした頃のボンちゃんと言えば、 退院の日程が(3週間後くらいに?)ほぼ決まる。 その後、言動が乱れ

          退院したくない人 49歳主夫の精神科入院日記(15)