見出し画像

先生 何も知らんのに すいません 

主夫の薄衣(うすい)です。

我が家の怪獣は今小学1年生。
毎日、クタクタになって帰宅します。

授業ってそんなに体力使うか?
と思うほど。
今の季節はプラス汗だくです。

やっぱり保育園とは違いますね。
小学校での生活は。

お昼寝がないせいか、そして
全力を出しすぎるせいか、
毎日夕食前に寝落ちしそうになる息子。

息子は良いんです。寝れば。
帰ってきて、
眠たくなったら寝れば良いんです。


薄衣家から見る小学校

薄衣の家は小学校のほど近く。
また、田舎なので遮るものが何もなく、
家の窓から校舎・校庭がよく見えます。

なので、時々こっそりと
校庭で体育をする息子を
遠~くから見るキモい親父がいます。
もちろん薄衣です。

晴れた日の、密かな楽しみです。
畑仕事を名目に外にいますが、
実態は息子の姿を遠目に見ている、
という感じです。


夜、家族揃っての夕食どき、
学校を見ると、職員室には
明かりがついています。
「先生まだいるよ!」
息子が時々ネタにします。

お風呂あがり。寝室に行く時、
やっぱり明かりが見えます。
「先生、なんでこんなに遅いの?」
息子、先生を心配しているようです。

そんな時、父は心の中でこう言います。
「まだまだ、こんなもんやないぞ」と。

だって、私が寝る22時とか23時でも、
ほとんど毎日明かりがついているんですから。


薄衣、トシなので夜中にトイレに起きます。
深夜1~2時とか、お決まりです。
フッと外を見ると、
田舎の満天の星空とともに、
職員室に明かりが!
なんてことも。

しかも朝6時に起きると、
職員室にはすでに明かりが!

そういえば、土日だって・・・

先生方は、いつ寝ているんでしょう。
いつ休んでいるのでしょう。
労働時間の長さ。
それだけ切り取ってもエグいです。


PTAにて

そんな我が校の先生方。
先日初めて行った
PTAの親だけの会合で、
評判の悪いこと悪いこと。

ほかの親御さん達の話しを聞くと、
確かに・・・と思い当たることも。

また、学校の周囲に住む親御さん達。
ちゃんとみんな先生方の動向を見てるんです。
さすがというか、怖ぁ!というか・・・

あの先生は、朝5時過ぎると来る!
あの先生は、いつも深夜まで残っとる!
あの先生は、朝4時台に来て、
いったん帰ってから8時ギリに来る!

よう見てますねぇ~www

薄衣、先輩ママ・パパ達の話しに感心しきり。

メッチャ働いているのは
みんな知ってるんです。
でも、会合終わりの雑談タイムで、
出てくるのは悪口ばかり。

先生方、あんなに頑張っているのに。

誰のために 

先生は誰のためにいるのか。
親からすれば「子どものため」、
と言って欲しいところです。

でも子どもを見ていても、
親御さん達を見ていても、

まして、
先生方があんなに働いているのに・・・
それは誰のためにやってるんだろう?
と思うことがあります。

薄衣は、以前某市の教育委員会に
勤務していたことがあります。
なので、なんとなく
先生方の激務は知っていました。

授業以外に
やることがとっても多いんです。
教頭先生なんか、もう・・・
変な事務仕事がてんこ盛りです。

現場の先生方も、然り。

保護者をはじめ、
いろんな所から無茶苦茶な要望が
どっさりと来ていることでしょう。


薄衣の息子が通う小学校は、
全校生徒が数十人の学校です。

息子の同級生は10人くらい。

学校には、
穏やかなゆったりした空気を
想像していましたが、違いました。

先生方の余裕の無いこと。

1クラス10人くらいの子ども達さえ、
見てくれているのか不安なことも。


先日薄衣の息子が真っ赤な顔で
フラフラ歩いて帰宅しました。
おでこを触ると激アツです。
熱をはかると38度7分。OH!

聞けばその直前まで、
午後の全校集会で30分立ちっぱなし。

親としては、ひと目で分かるやろ!
のレベルだったのです。息子の変化が。
明らかに見た目、言動が異常でしたから。

でも翌日、
学校を休ませるために電話した時、
先生は「気がつきませんでした~」
とのこと。
正直「ウソやろ!」と思いましたが・・・


すいません 先生

noteの世界には、
現職教員の方が
たくさんいらっしゃると思います。

ホントはこんなんやってる場合じゃない!

みたいな事務仕事がたくさんあったり、
薄衣のこの文章も苦々しく
ご覧になっている方も
いるかもしれません。

すいません。
内情を何にも知らんで勝手なこと言うて。

頑張ってらっしゃるのは分かるんです。

でも、やっぱり
1番大切なのは、
【子ども】であって欲しい。

なんのために頑張っているのか。
ご自分のための次で結構です。
「子ども達のため」と言って欲しい。

だって、先生があんなに
頑張っているのですから。
子ども達にとって、先生方にとっても、
良い学校になって欲しいのです。
親として、そう願います。

キモい親父がいらんことを
言ったかもしれません。

失礼しました。

さて、もう寝よか。
職員室は・・・


今回も最後までお読みくださり
ありがとうございました。

タイトル画像はkarishanさんから。
その名も「楽しい授業にしたいけど」。
ですよね。みんなそうなんですよね。

サポートに心から感謝です。主夫、これからも書き続けます。