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大丈夫 子どもって成長するんです

6歳の息子ザウルスの親、
49歳の薄衣(うすい)です。

突然ですが、
我が家の息子はひとりっ子です。

そのせいか、いつも
両親が自分を見ていると思っています。
両親の目を一身に集めていると
思っています。

そして、両親はいつも
自分の手足となって動くと思っています。

だから、彼から両親への依頼は常に、
「父ちゃん、○○していいよ!」
と宇宙から見下ろすレベルの上から目線。

両親へのお願いではありません。
両親が手伝うことを許可する、
というシステム。

まぁ、そうしたのも
バカ親の私たちなんですけどね。


今回はそんな彼の成長を感じた
最近の出来事から。

どうぞお付き合いください。


公園にて

近所の公園。
そこは、親から見ると、
ブランコに滑り台、
鉄棒にシーソー程度の
昭和な空間。

一方で、小さな息子にはワンダーランド!
いつも暇さえあれば、
「公園行こう!」
「公園に行っても良いよ!」
と依頼が入ります。

しかし行けば行ったで・・・

そこには日によって、
多くのお友達が来ていることも。
いくら薄衣家が住む田舎でも、
週末にはそれなりのお友達が
公園に集まってきます。

そんな時の息子。
3歳とか4歳くらいの頃は、
1人で遊具に突撃出来ません。

お友達と一緒に来ている子や、
兄弟で来ている子たち。
複数で来ているお友達の勢いに、
ビビる我が息子がいました。

すると、決まって
「父ちゃん、一緒に来て良いよ!」
となります。

老いた父、なんとか頑張って、
一緒に滑り台やジャングルジムに
昇りますが、続きません。

「チョット、タイム!」とか言って
離脱する父。
すると息子も一緒についてきて、
父の復帰を催促する。

そんなやり取りが常でした

父、公園に行こうと言われるたびに、
イヤ~な気持ちになります。
私の気力、体力が心配・・・
そんな日々が数年続きました。



成長して見えてきた世界

年長さんになった頃からでしょうか。
息子、気付くと1人で遊べるように
なっているではありませんか!

試しに、

今日は父ちゃん見ているだけね

と言ってみると、あっさり

オッケー!

と返されることも。

まぁ、そうは言っても、
その日によるのですが、
とにかく多くの時間を1人で、
しかも他のお友達に交ざって
遊べるようになりました。


小学1年生になった今では、
「父ちゃん!」と呼ばれることが、
ほとんどなくなりました。

とりあえず、彼から見えるところにいれば、
あとは勝手に遊んでいる。
父は時々、彼のアピールに答えればOK。


まさか、
こんな日が来るとはなぁ。
公園、楽しいじゃないか。
そう思う今日この頃です。


バカ親 薄衣

息子の成長を感じます。

一方で、それはそれで少し寂しい。
父ちゃん!って呼んでもらえない・・・
父ちゃん!って頼ってもらえない・・・

バカな親です。

子どもって成長するんだなぁ、
と当たり前のことに
しみじみ感動する薄衣。

子どもの成長に、
ついていけていないことを、改めて
自覚する必要がありそうです。

それと自覚が必要なことがもう1つ。

全国のお父さん、お母さん!
急に飛んだり、
走ったりしないでください!

準備運動が必要なのは
子どもやなしに、親です!

息子に頼まれて30年以上ぶりに
【でんぐり返し】をしたとき、
世の中が終わったと思いました。

自らの衰えを自覚した、もとい
痛感した今日この頃です。


今回も最後までお読みくださり
ありがとうございました。

今回のタイトル画像はTOMOさんから。
薄衣は右から左に成長して、
今は右に戻りつつあるような。
でも、
まだまだ成長したい49歳です。

ありがとうございました。

サポートに心から感謝です。主夫、これからも書き続けます。