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2020年5月の記事一覧

『真田啓介ミステリ論集 古典探偵小説の愉しみ』全2巻(フェアプレイの文学/悪人たちの肖像)』の刊行まで by荒蝦夷 土方正志

『真田啓介ミステリ論集 古典探偵小説の愉しみ』全2巻(フェアプレイの文学/悪人たちの肖像)』の刊行まで by荒蝦夷 土方正志

【2020年6月12日、当会にも長くお力添えをいただいております、探偵小説研究家・真田啓介さんのミステリ評論全集が刊行されます。そこで今回は、本書を刊行する出版社・荒蝦夷の土方正志さんに、刊行までの経緯を綴った文章をお寄せいただきました。】

 私たち〈荒蝦夷〉は、真田啓介ミステリ論集『古典探偵小説の愉しみ』全2巻を、この6月12日に刊行する。第1巻「フェアプレイの文学」と第2巻「悪人たちの肖像」

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明るい気分になれるおすすめ短編ミステリ(その2)by A沢

明るい気分になれるおすすめ短編ミステリ(その2)by A沢

「ソーシャル・ディスタンス」「三密」などという、今年の初めには聞いたこともなかった言葉が、当たり前のように使われるようになりました。

町行く人のほぼ全員がマスク着用、TVに映る外国の街でも皆マスク姿。

最初は違和感があったような気もしますが、見慣れてしまえばもう日常の風景になりつつあります。

何だかんだ言いながらも、状況に適応して生活していくんだなぁと妙に感心することも多い今日この頃、

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明るい気分になれるおすすめミステリ by 温玉

明るい気分になれるおすすめミステリ by 温玉

名探偵が怪人と対決するミステリが好きです。アッと驚くトリックや小道具を駆使して人々を煙に巻く怪人。そんな怪人のカラクリを鋭い推理で見抜く名探偵。たまりませんね。

とはいえ怪人という素材をうまく料理し、謎解きミステリーの旨味を引き出すのは簡単ではないようです。だって怪人、いないですからね。密室殺人も見立て殺人も顔のない死体も現実ではあまり見かけないという点は同じですが、怪人の“ありえなさ”は頭一つ

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明るい気分になれるおすすめ短編ミステリ by A沢

明るい気分になれるおすすめ短編ミステリ by A沢

ステイホームの期間が長引く中、皆さんは家での時間をどのようにお過ごしですか?

部屋のそうじや断捨離をしている、という方も多いのではないでしょうか。

本好きの人なら、本棚の整理中、ついつい手に取ったものを読み耽ってしまい、気付いたらこんな時間!?

で、結局今日も、何も片付かなかった…なんていうことはありませんか?

そんな時でも、短編ミステリなら大丈夫。

一話だけ読んだら、片付けに戻ろう!と

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明るい気分になれるおすすめミステリ by 神無

明るい気分になれるおすすめミステリ by 神無

エラリイは云った。

「僕にとって推理小説とは、あくまでも知的な遊びの一つなんだ」(綾辻行人『十角館の殺人』〈新装改訂版〉講談社文庫, 2007年 P.13)

そして、彼はこう続けます。

「云いたいのは、遊びを知的に行う、その精神的なゆとりが持てるかどうかってこと」(同上 P.15)

自粛、延期、中止
毎日こんな言葉ばかり目にする今日この頃、気分はどんよりですよね。

でも、こんな時期だから

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