複数人格運用による運用と経営の勧め

SNSやブログやメルマガで複数アカウントを用意して、目的別に運用するのはかなりありだと最近感じております。
(Twitterネーム悠人さんという人が、この戦略を「匿名人格複数運用戦略」と名付けてます。P&Gとかがシャンプーでも複数ブランドに分けて運用してるのを、運用コストがほぼかからないネットマーケティング適用の個人ビジネスでもしていこうという発想ですね)

noteはアドレス登録だけですぐ作れますし、Twitterも同様にアドレス登録だけで作れます。

また、WordPressブログ/HPも、Xサーバーのように保存容量が多いサーバー会社を選べば、問題なく複数HP/ブログの長期運用が可能です。

さらに、メルマガも、大体の会社だと、ステップメールは無限に作れてもメルマガは1つになっているところが多いのですが、ワイメールという会社は、月5000円でステップメールだけでなくてメルマガのほうも複数運用が可能になっているので、複数ブランド運用戦略をお手頃価格で行えるようになってます。
(複数メルマガ作れるから、家族で1アカウントを共有して、メルマガ自体は各自が書くというのもこれだと出来ますね)

昔、ヤフオクとかメルカリとかでも、出品するジャンルのカラーというかイメージが違いすぎる場合は、各ジャンル別にアカウントを取得して出品している人が多かったのですが、それとも似ているかもしれませんね。
(現在でも、ヤフオクでは、出品アカウントごとの出品商品が見れるので、今でもこの戦術は面倒でなければ有効です)
(メルカリは、2018年に入ってから、1人1アカウント原則にしてしまったため、メルカリ全然しない家族のアカウントを借りるとかしないとこれはしにくくなっちゃいましたが)

複数ブログ運用っていう事自体は、

月収で数百万稼ぐようなプロアフィリエイター(ASPと言われる広告主紹介仲介会社からの広告をブログで運用)

プロブロガー(Google社が行っている、AdSenseと言われる各ブログ・HPに来ている層に合った広告を表示するサービスが提供する広告を貼ったり、イベントやセミナーに来てもらって会員になってもらったり、企業や他事業者と提携してリアルイベントとかで商品を紹介することによる広告費をもらうことで稼ぐ)

の方々なら既にやっています。
(特にアフィリエイターの場合は、商品ジャンルごとにサイトを分けて構築する必要があるため、自然とそうなってくる側面があります)

あと、匿名人格による運用のメリットとしては、個人名だけで勝負しているビジネスと違い、いわゆる企業の経営に近くなると言いますか、創業者が他の人に運営・経営を任せてバイアウト(事業売却)したりビジネスオーナーになるのがしやすいというのも大きいのですよね。

ベンチャー企業なら、バイアウト前提の創業と経営も当たり前なのですが、同族企業や士業・コンサルタントの場合は、バイアウト前提で経営しているところは少ないかもしれません。

そこの是非はここでは置いておきますが、事業拡大する際に、

後継者に譲りたくても創業者ネームや創業者ブランドが逆に邪魔してしまって続けざるをえなかったり、

第二創業するにしても元々のビジネスのほうも運用しつつ新しい事業もする(まあ力が分散する感じですね)

ということが多かったりするのではないでしょうか。

また、まだ同族企業や、士業やコンサルタントの方なら、法人化して徐々に組織化を進めて、事業拡大やビジネスオーナー化への道を進めていくことも狙えるでしょう。

しかしながら、いわゆる技術系のフリーランスの人だと、そのままだと完全に個人名で仕事をするから、そのままで進めてしまうと、事業拡大は1人でやれる範囲までは拡大出来るでしょうが、事業継承とかビジネスオーナー化は難しいですよね。

そこで、「匿名人格を複数作って運用する」なら、個人事業主やフリーランス、コンサルタント・士業・コーチ・カウンセラーとして仕事している人の場合でも、「事業拡大や事業売却およびビジネスオーナー化を前提に」仕事していけます。

長くなってきたので、今日の所はこの話題はいったんここぐらいまでにしておきます(またこのテーマが深まってき次第、続編を投稿します)が、大企業やベンチャー企業やプロアフィリエイターが取っている戦略の良いところを取り入れる事の検討という話、頭の片隅に入れてもらえると幸いです^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?