風土改革×変態(精神世界の探求)

内向的な性格で中学生時代に3年間のいじめに合い、精神世界や様々な心理療法を学んできた。…

風土改革×変態(精神世界の探求)

内向的な性格で中学生時代に3年間のいじめに合い、精神世界や様々な心理療法を学んできた。心が引き裂かれるような不倫経験も経て、何を血迷ったのか数十年のエンジニア人生から、今は自社の人材教育・風土改革に情熱を注いでいる。人間は良くも悪くも「体験」するために生まれてきたと信じている。

最近の記事

喜びは量なのか質なのか

コーチングを始めた当初は、アプローチ方法を平行して勉強し(youtubeで)、試行錯誤の中で進めていた。大変だったけど楽しかったなー。自分が対応できるテーマが増えていくことで潜在能力が発揮できる喜びがあった。 ここであなたに初めて話しました。という言葉を聞くたびにキュンとした。それもすごく嬉しい感じがして喜びだった。だって本音を話してくれているということだから。信頼してくれているということだから。毎日が刺激的で楽しかった。 一日に最大7人を相手に何週間もセッションに取り組

    • 絶望するということ

      自分の叶えたいことを、自分なりにベスト尽くしても、結果が出ないことがある。つい最近も風土改革に関して会社の中でそれを体験した。 同じような体験をしたことが無い人は、すぐに大抵の場合こうアドバイスしてくる。そこまで絶望する必要はないんじゃないか? それがだめでもやれることを小さく始めてチャンスをうかがえばいいのでは? それは確かに正しいのかもしれない。だけどそんなことはクソの思考の言葉だ。感情が無い。分かってないんだ。分かりようが無いんだ。お前は情熱的に女性をとことん愛した

      • 会社員でいるということ

        会社員というものの負の側面に気づいてしまうと最悪な気分になる。 もちろん良い側面というか、楽な側面も多い。会社の枠内で住宅手当や時間通りに来て帰れば給料が支払われる。福利厚生もあるし。安定した生活をしたい場合にはとんでもなく都合の良いシステムでとてもありがたいものだ。 しかしその代わりに魂を売ってしまうような場合がある。そんなつもりはなくてもだ。やりたくない仕事を業務指示としてやらざるを得ない。役割が上になればなるほどそうなってしまう。心や身体の声なんて聴く余裕はない。む

        • いつまで生きていると思っているの?

          コーチングの前段で価値観をシェアさせてもらうんだ そこでは「今まで何も考えて無かったなー」という人がほぼ100%だった 本当になんて奴らだと思う だからこそ、ここでは強制的に人生を振り返ってもらう 未来を想像してもらう そして死に際を思い浮かべてもらう いつまで生きていると思っているの? そう問いかける その問いはもちろん毎回自分にも突き刺さるんだ いつまで生きていると思っているの? 生きている間に何がしたいの? どうありたいの? 自分は好きな人に会い

        喜びは量なのか質なのか

          風土改革-実は意味が無いのかも

          いろんなことが頭をよぎって、順序立てて書いていこうと思ったのは最初だけだった。実際にはそのときに今書きたいことを感じて書く方が自然だと思った。 今は、そもそも会社で風土改革なんか必要ではないのかもしれないと思った。企業する人がその心得を持っていて、ティール組織のような感覚で自分の会社を試行錯誤ではじめから作りあげていくのはすごくいいと思う。でも既にある会社組織をトップである社長にその感覚や思いが無い場合は、何をやってもムダのような気がしている。 今起きている問題をみたとき

          風土改革-実は意味が無いのかも

          風土改革-人間性を取り戻す

          大企業病という慢性病を少しでも良化したいというのが風土改革であり、結局は不自然な人間を自然により近い人間に戻っていくというプロセスなんだ。 すごく簡単に表現すると、一匹の野生動物がいるとして、その動物は人間のような余計な反応をすることがないので、偉大な自然な無意識の働きで行動する。お腹が空いたと感じたら獲物を探して食べて満足してまたお腹が空くと感じるまで木陰で休んでいる。これが命の1サイクルになる。 もしこれが人間だったら、様々な瞬間に余計な反応が起き、思考が働いて不自然

          風土改革-人間性を取り戻す

          風土改革-ひとりでは無理だ

          どんなに頑張ってもひとりではやっていけない。気持ちが持たない。賛同者が必要だ。 コーチングを受けた人の中には、マネージャー経験者も多かった。役職定年になるとモチベーションが下がってしまうのは仕方がない。それを会社側は何もせずに見て見ぬふりをする。対話していくとそんな悲痛な状況が伝わってくる。そういう体験をしている方たちにこそ、仲間になってもらえたら嬉しいと思った。 そうしてコーチをやってみませんか? と声をかけてやってくれそうな人が少しずつ集まってくれた。そして教育資料を

          風土改革-ひとりでは無理だ

          風土改革-自己免疫システム

          一国の大統領も総理大臣も社長も、完全な人間なんていない。誰でも自分と向き合うテーマを持っているはずなのである。自ら内省して変容し続けていける人材がいてほしい。その重要性に気づいてほしい。そんな思いを持ちながら、マネージャー層から自己免疫システムのアプローチで1on1を始めた。 実際に進めてみると、本に書いてある通りには進んでいかない。事例はあくまでも事例であってリアルではないことを思い知った。あわててyoutubeのコーチングを何十時間分も視聴しながら、進め方のエキスを盗み

          風土改革-自己免疫システム

          風土改革-個人にアプローチする

          実際に対話会を始めたけれど、対話会だけでは大きな変革の流れは作れないと思った。それで個人に対してアプローチする方法を探した。 たまたま読んだ本に「なぜ人と組織は変われないのか」ハーバード流自己変革の理論と実践 があった。これだと直感した。免疫マップという方法だ。 人間は不安があるから行動に制限がかかる。それも無意識に行動を選択してしまう。自己防衛のシステムだ。その不安を生んでしまう過去に学習してきた考え方がある。その考え方は固定観念という深いところに固着してしまっている。

          風土改革-個人にアプローチする

          風土改革-対話の場をつくる

          2番目に始めたことは何でも言えるような対話の場をつくることだった。 全国に拠点がある会社なのだけど、自分は地方の拠点に所属していたエンジニアだった。地方の拠点といっても1000人くらいのまあまあ多い社員で、自分はトップの人と会話したこともなかった。そのトップに勇気をもって思いをぶつけてみた。最初は何者なんだ?という印象だったようでひかれた(笑) 何度か会話させてもらってから何かテーマを設定した哲学対話的な対話会をやってみようということになり、職場の人たちにお願いしてまわり、

          風土改革-対話の場をつくる

          風土改革-最初にトライしたこと

          前回までに動機を投稿したら、とたんに書くモチベーションが下がってしまった。何故だろう? たぶんそれだけそこには大きなエネルギーが存在していたってことだと思う。 これからは、まだ現在進行形の活動について、完全に忘れてしまわないうちに、今までの経緯を思い出して書いていこうと思う。 最初に始めた時は、風土改革なんてタイトルも掲げていないし、身近なところから始めた。あまりにも本心本音が表に出てこない会社の雰囲気が好きじゃなかったから、まずは社内の人に呼び掛けてメール媒体でいいから

          風土改革-最初にトライしたこと

          風土改革をしたいと思った原体験を探る-3

          昨日の投稿では「傍観者を減らしたいんだ」という動機が見えた。でもまだそれだけじゃないはず。う~ん 不純な動機かもしれないけれど、内省して身体で感じてみると、自分の内奥に女性の影を感じる。うん、これもあることを認める。確かにあったと思う。(自分としては不純とはまったく思っていなくて、人間として必要なエネルギーの源だと思っている) ある女性にすごいねって言われたかったのかもしれない。 心から信頼し合って、心から愛している人だった。 その人に励まされ、なんとか進むことができ

          風土改革をしたいと思った原体験を探る-3

          風土改革をしたいと思った原体験を探る-2

          そして会社に勤め、もくもくと要素技術や治工具設計や機械設計や組立工程の生産準備と海外展開、品質工学を活用した品質改善など、エンジニア的なことを中心に仕事をさせてもらった。どちらかといえば営業などとは異なって、人間関係にそれほど気を使わなくてもよい仕事だった。 基本的には昭和の時代だ。今では想像できないかもしれないけれど、会社にパソコンの無い時代もあった。すべての連絡手段は紙の書類でまわってくる。それを歩いて次の人に手渡したり書類箱に入れる。長期出張の時なんかは、机の上が書類

          風土改革をしたいと思った原体験を探る-2

          風土改革をしたいと思った原体験を探る-1

          次男坊として生まれ、物心ついたときからの記憶ではほんとにおとなしかった。それが恐い父親の影響なのか、本当に生まれつきなのかは自分でも分からない。 赤面症でもあったみたいで、国語の朗読の時間がとてもいやだった。当てられたらどうしようといつもドキドキしていた。硬直して声が出せない有様だった。音楽の時間も声が出せないものだから、いつも評価は最低だった。そんな状態が少なくても中学時代まで続いた。 中学生になれば、入学式当日からいじめの標的になってしまった。3年間それが続いた。だれ

          風土改革をしたいと思った原体験を探る-1

          もうこの会社から離れたいのかも

          はじめまして はじめてNOTEを書きます。書き方も分からずに書き始めています。どんなコンテンツにするかもイメージできないまま、湧いてきたままを書いていこうと思います。 私はずっと何十年もエンジニア系の仕事を、サラリーマンとしてやってきました。品質管理・機械設計・要素技術・ラインの海外展開・新製品の開発案件、、、など 人とあまり接触しなくてもすむ仕事だったように思います。幼い頃から内気で赤面症で、学校の朗読でさされたときは声が出ず、歌の時間ではまったく声が出せず歌えずに、

          もうこの会社から離れたいのかも