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今につながるラブレター
世の中にたくさんの表現方法がある中で
私はすぐに「書く」ことを
選んだ訳ではありません。
幼い頃の両親との関わりから
「自分の想いを表現すること」を
自分自身に許していなかった為、
書くことに関しても
作文や読書感想文、
日記に至るまで
自分の想いや感覚を
言語化することが苦痛でした。
そんな私が書くことに
自分自身で許可を出せたのは
18歳の時
ある一人の先生との出会いでした。
文学の非
手離しのお話①黒いロングコート
第1回目
黒いロングコート
寝室に入ると
白い壁に
存在感を放つ
礼服用の黒いコート
引越し後
中段のある押入に入らず
仕方なく壁に掛けていました
黙っていれば
きれいめのコートですが
「礼服用だから」という
思いがひっついていると
普段着るにも
抵抗があります
そして何よりも
そこにあることで
誰かのお別れを
待ち構えているような
気持ちになり、
それなら手離そうか、と
ようやく思い