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考える力を試してみよう(発想力)回答編 9~「行動しない」という選択肢が大きな結果の差を生む~

前回まで

まずは問題を自分で考てみる
①考える力を試してみよう!(発想編)
  ↓
考える力を試してみよう(発想力)回答編
②回答編1:「考える」の基本は言葉を定義 しているか?
  ↓
回答編2:現状維持にも「成長」が必要
  ↓
回答編3:「変化が厳しい時代」の
 子どもたちに必要なもの

  ↓
回答編4:「考えるの基本」言葉を定義しよう
  ↓
回答編5:「考え方が逆」?順番があるの?
  ↓
回答編6:「考える」ことに「補助が必要」な人
 との差は大きい

  ↓
回答編7:視点を変えて、アイデアは
 全て捨てない、潰さない!

  ↓
回答編8:「本当に無理なのか?」を
 追及できているか?

【前回のあらすじ】
無理!と決めつけないで
考えると意外にまだ「選択」がある。
「いきなり」は諦めない。

対策を考える8

今回

頭の中に有るか?無いか?
「選択が出来る」ことで
圧倒的な行動の差!が生まれる
というお話。

選択肢が頭に有るか?無いか?

対策を考える9

選択肢が頭の中に有るか無いか?

≪選択肢が頭に無い≫
そもそもその行動は出来ない

≪選択肢が頭に有る≫
行動を選ぶことが出来る
 行動してもいいし、
 行動しなくてもいい。

この「選択出来る」ことが、
結果としての差を格段にうみます

そもそも選択肢が少ないというのは、
行動がワンパターンだったり、
誰もが思いつく内容になります。

ビジネス上での差が出たり、
あの人は出来るなぁと思う人は、
「他の人とは考えや行動が違う」
という場合がよくあります。

それは「選択肢の幅」があるか?
「行動してもいいし、
 行動しなくてもいい
 それを選べる」

というのが一つの要因です。

対策を考える10

「行動をしない」選択って意味ある?

対策を考える13

ちょっと待ってよ!
「行動をしない」という選択
「頭にないから選択出来ない」って
どっちも「行動しない」んだから
同じじゃないの?
なかなかするどいピクトさん。

でも実は全く違います。

対策を考える11

「行動しない」という選択が出来るとは
「他の人が思いつきそうな事なら、
 他の人に任せてしまって、
 自分にしか出来ない事を選べる。」
ということです

「行動しない選択」が生む
「結果の差」の具体例

例えば会社で何か指示をされました。

「考え無い人」は、
いきなり取り組み始めます。
選択肢はほとんどなく、
「自分がすぐ思いつく範囲」
で出来上がります。

一方「考える人」は、
いろんな選択肢をまず出します。
そして一通り考えてみると、
「これ誰でも思いつくやつだな」
「これ誰でも出来るやつだな」
という俯瞰が出来るんです。
すると、
ここまでなら誰かに任せられる
ここから先は自分にしか出来ない
という線引きをして、
「自分にしか出来ないこと」に集中
することが出来る。

すると出来栄えはどうなるか?

対策を考える14

●考えない人
【行動】
いきなり取り掛かる
【出来栄え】
想像の範疇内

◎考える人
【行動】

「想像の範疇の内容」→人(Aさん)にお願い
「自分だけが出来ること」→自分で行動
【出来栄え】
想像の範疇内の仕事(Aさんへの依頼部分)
+想像の範疇外の仕事(自分が付加する分)

「同じ指示」でも
出来栄えに大きな差がでる。
当たり前のことが、
当たり前に起きているだけです。

ただ「言われたことだけやる人」
いわゆる「指示待ち」の人と、
「考えてからやる人」の違いが、
はっきりと出る理由の一つです。

自分が「選択する行動」は、
どんなものになっていくか?

対策を考える12

自分が「すること」は、
他の人には思いもつかないことを
集中的に行動(選択)していける。
だから結果的に目立つ。
そして役に立つ。

この違いがかなり大きい

言い方が悪いですが…
出し抜けるんです。
差がでます。

でもれっきとした、
事前準備(考えること)の差です。

他人と同じことをしない

対策を考える15

「他人と同じことをしない」
ってよく聞きますよね。
それは「選択できる」からこそ、
人と同じことを「選ばない」ことが可能
になる。
「選択できること」が前提なんです。

選べない(考えない)人は、
その「前提」が無い

だからこそ、
差が圧倒的に出るんです。


これが
「行動をしないという選択」の
大きなメリット
と言えます。

子どもを持つ親御様へ

さて今回は考えることでの
「結果の差」が出る理由を
詳しく述べていきました。

もちろんこの内容については、
子どもの頃に理解する必要はありません。

子どもの頃に覚えてほしいこと、
世開塾で身につけてほしいことは、
「考える」という行為そのもの。

今は、
「考える」ことで差がどう出るのか?
結果としてどのように変わるのか?
親御様が想像しやすいように、
企業や仕事場での例として、
今は説明をしている状態です。

このような理屈を覚えなくても、
子どもの頃に「考える」という事
身につけてもらうことで、
自然に結果が出るになっていく

そう思ってもらえると幸いです。

しかし、
1回
10回
100回
1000回
10000回・・・
ことあるごとに、
「考えることでの差」が

ずーーっと繰り返され
積み重なっていく
この「経験」による差によって
ひっくり返すことが出来ない
現実が作られていきます。

だから!
なるべくなら早く
「考える力」
を覚えた方が良い

大人になってから知るんじゃなく、
学校では教えてくれないけれど、
子どもの頃に学んだ方がいい。
私はそう思っています。

と今回はここまで。

【次の記事】
考える力を試してみよう回答編 10
~「思い付き」と「考える」の違い~

皆様の「スキ」!
それを励みにしています!

今日も世開塾に来ていただき
ありがとうございました!




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